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* [[1914年]]([[大正]]3年)[[4月1日]] - [[日本国有鉄道|国有鉄道]]の駅として、大分 - 当駅間開通時に開業<ref name="合同1992"/>。当時は[[終着駅]]。
* [[1914年]]([[大正]]3年)[[4月1日]] - [[日本国有鉄道|国有鉄道]]の駅として、大分 - 当駅間開通時に開業<ref name="合同1992"/>。当時は[[終着駅]]。
* [[1915年]](大正4年)[[8月15日]] - 当駅 - 臼杵駅間開通。
* [[1915年]](大正4年)[[8月15日]] - 当駅 - 臼杵駅間開通。
* [[1933年]]([[昭和]]8年)[[3月28日]] - 省営自動車(後の[[国鉄バス]])佐賀関線(幸崎駅 - 佐賀関間)運行開始。同路線は九州最古のもの。
* [[1933年]]([[昭和]]8年)[[3月28日]] - 省営自動車(後の[[国鉄バス]])佐賀関線(幸崎駅 - 佐賀関間)運行開始<ref>[{{NDLDC|2958339/3}} 「鉄道省告示第86号」『官報』1933年3月25日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。同路線は九州最古のもの。
* [[1946年]](昭和21年)[[3月11日]] - [[日本鉱業佐賀関鉄道]]開業(接続駅は日鉱幸崎駅)。
* [[1946年]](昭和21年)[[3月11日]] - [[日本鉱業佐賀関鉄道]]開業(接続駅は日鉱幸崎駅)。
* [[1963年]](昭和38年)[[5月15日]] - 佐賀関鉄道全線廃止<ref name="合同1992"/>。
* [[1963年]](昭和38年)[[5月15日]] - 佐賀関鉄道全線廃止<ref name="合同1992"/>。

2019年8月16日 (金) 03:25時点における版

幸崎駅
駅舎(2009年9月)
こうざき
Kōzaki
坂ノ市 (4.4 km)
(7.2 km) 佐志生
所在地 大分県大分市大字本神崎260[1][2]
北緯33度14分1.85秒 東経131度47分43.36秒 / 北緯33.2338472度 東経131.7953778度 / 33.2338472; 131.7953778
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 151.8 km(小倉起点)
電報略号 コオ←コヲ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
310人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1914年大正3年)4月1日[3]
備考 無人駅[4][5]
駅集中管理システム(Smart Support Station)採用
テンプレートを表示
南側踏切より構内を見る(2005年10月)
旧駅舎(2005年10月)

幸崎駅(こうざきえき)は、大分県大分市大字本神崎にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である[1][2]事務管コードは▲920533[6]

普通列車の半数弱が当駅で大分方面に折り返し、早朝及び夜間に一部の特急列車が停車する。

駅の所在地は「神崎」と表記するが、佐賀県神埼市にある神埼駅(かんざきえき)と区別するため、また読み違いを防ぐためこの駅名が採用された[3]。かつては佐賀関鉄道が接続していた[3]

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅である[1]。ホームは高速化工事事業の際に6両編成までの対応に変更されたため、多客期の特急列車では前後端の車両がホームに掛からない事がある。また1面1線の単式ホームは駅本屋とは反対側にあり、全てのホーム間連絡は跨線橋を利用する。

JR九州鉄道営業が駅業務を受託する業務委託駅であった[2]が、2016年3月に無人駅化された[4][5]。ICカードSUGOCAは当駅が大分エリアの南端となっており、大分方面への出入場とチャージのみ対応[11]

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 日豊本線 下り 佐伯延岡方面  
上り 大分別府方面
3 日豊本線 上り 大分・別府方面 当駅折返しのみ
  • 1・2番のりばが島式、3番のりばが単式である。
  • 1番のりばが一線スルーとなっているため、行違いのない限りは上下線とも1番のりばを使用する。
  • 通過列車を待ち合わせる場合には、上下線とも2番のりばを使用する。
  • 停車列車同士の行違いの場合は、下りが1番のりば、上りが2番のりばを使用する。
  • 3番のりばは大分方面からの折り返しや、夜間滞泊による留置に使われる。

利用状況

  • 2018年度の1日平均乗車人員は310人(前年度比-17人)である[12]
乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 407
2001 453
2002 477
2003 471
2004 483
2005 489
2006 463
2007 438
2008 419
2009 425
2010 401
2011 389
2012 369
2013 351
2014 328
2015 348
2016 338
2017 327
2018 310

駅周辺

駅前から国道197号旧道にかけての丘陵上には民家や商店、小中学校があり、海岸には漁港や海水浴場がある。駅裏を流れる小川に沿った低地に田畑が続く。半農半漁ののどかな景色が今も残るが、1990年代以降、公営住宅建設や住宅団地の造成が行われ、徐々に様相が変貌しつつある。

2005年、大分市と合併するまで当駅が旧佐賀関町の中心駅で、佐賀関鉄道廃止後は旧佐賀関町唯一の鉄道駅であった。ただし、当駅は1955年の旧佐賀関町成立前、神崎村(こうざきむら)と呼ばれていた地域に所在し、佐賀関港がある旧町中心部の佐賀関地区とは約8km離れているため、駅周辺や沿線からはその様子をうかがうことはできない。

バス路線

大分市中心部方面及び佐賀関方面行きのバスに接続している。特に、旧佐賀関町中心部への公共交通はバスのみで、約20分かかる。

かつては国鉄バス坂ノ市・佐賀関線があり、早朝便は佐賀関駅の先にある製錬所まで延長運行していた。JRに移管後も暫くの間運行されたが、2003年(平成15年)4月1日に全線廃止され、同日より大分バス(大分-佐賀関線)の幸崎駅乗り入れが開始された。

大分バス

  • 大分(坂の市・鶴崎経由)
  • 佐賀関

隣の駅

九州旅客鉃道
日豊本線
坂ノ市駅 - 幸崎駅 - 佐志生駅

脚注

  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、19頁。 
  2. ^ a b c 大分支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e “駅の景色<2> 幸崎駅(日豊本線)”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 11. (1992年6月9日) 
  4. ^ a b c "駅営業体制の見直しについて" (PDF) (Press release). 九州旅客鉄道株式会社. 25 February 2016. 2016年3月5日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2016年3月25日閲覧 {{cite press release2}}: 不明な引数|deadlinkdate=は無視されます。 (説明)
  5. ^ a b c “JR九州 9駅の営業体制見直し”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年3月2日) 
  6. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  7. ^ 「鉄道省告示第86号」『官報』1933年3月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 鉄道貨物協会「貨物時刻表」では2010年度、「鉄道要覧」では平成21年度(2009年度)から記述削除。
  9. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 
  10. ^ "大分市内の一部の駅が「Smart Support Station」に変わります" (PDF). 九州旅客鉄道 (Press release). 16 February 2018. 2018年3月6日閲覧
  11. ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
  12. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月29日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 幸崎駅(駅情報) - 九州旅客鉄道