「ヘテロフォニー」の版間の差分

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2019年6月13日 (木) 23:34時点における版

ヘテロフォニーは、音楽のテクスチュアの一種で、モノフォニーの複雑化したもの。同一の旋律を奏でる様々な奏者や歌手が、任意で別々に動いたり、リズムテンポを微妙にずらしたりすることで、異なった装飾や音型が生じ、偶発的に瞬間的なポリフォニーを生ずるようになったものをいう。

概要

「ヘテロフォニーの響きの層」は、特にアジア民族音楽(とりわけ古い宮廷音楽)において特徴的であり、雅楽ガムランなどで、旋律線から逸脱する部分を確認することができる[要出典]

ベンジャミン・ブリテンは、《放蕩息子》や《カーリュー・リヴァー》、《戦争レクイエム》などの宗教的な作品において、ヘテロフォニーを非常に効果的に用いている。また、ポスト・モダンやポスト・コロニアルの潮流にくわえて、音楽界における新ロマン主義の復権のなか、ヘテロフォニーの積極利用が見直されるようになった[要出典]

日本人作曲家では、西村朗の《永遠なる混沌の光の中へ》、《鳥のヘテロフォニー》、《巫楽 - 管楽器群と打楽器のためのヘテロフォニー》、《秘儀III - 旋回舞踊のためのヘテロフォニー》といった作例が見出される。

関連項目


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