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'''シガニー・ウィーバー'''('''Sigourney Weaver''', 本名: Susan Alexandra Weaver, [[1949年]][[10月8日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[俳優|女優]]。身長5フィート11インチ(180cm)。
'''シガニー・ウィーバー'''('''Sigourney Weaver''', 本名: Susan Alexandra Weaver, [[1949年]][[10月8日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[俳優|女優]]。1975年「Constant Wife」で舞台デビュー。以来、演技派として注目を集める。映画は1976年イスラエルで撮った「Madman」でデビュー。1977年「アニー・ホール」の端役で米映画デビュー。身長5フィート11インチ(180cm)。


== 来歴 ==
== 来歴 ==

2019年5月29日 (水) 02:26時点における版

シガニー・ウィーバー
Sigourney Weaver
Sigourney Weaver
映画『エイリアン2』30周年イベントにて (2016年7月)
本名 Susan Alexandra Weaver
生年月日 (1949-10-08) 1949年10月8日(74歳)
出生地 ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 180cm
職業 女優プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1976年 -
配偶者 ジム・シンプソン(1984年 - )
主な作品
エイリアン』シリーズ
ゴーストバスターズ』シリーズ
愛は霧のかなたに
ワーキング・ガール
アイス・ストーム
アバター
 
受賞
英国アカデミー賞
助演女優賞
1997年アイス・ストーム
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ドラマ部門)
1989年愛は霧のかなたに
助演女優賞
1989年『ワーキング・ガール』
その他の賞
サターン賞
主演女優賞
1986年エイリアン2
助演女優賞
2009年アバター
サンセバスチャン国際映画祭
ドノスティア賞
2016年 長年の演劇界、映画界への貢献に対して
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シガニー・ウィーバーSigourney Weaver, 本名: Susan Alexandra Weaver, 1949年10月8日 - )は、アメリカ合衆国女優。1975年「Constant Wife」で舞台デビュー。以来、演技派として注目を集める。映画は1976年イスラエルで撮った「Madman」でデビュー。1977年「アニー・ホール」の端役で米映画デビュー。身長5フィート11インチ(180cm)。

来歴

父シルベスターと (1989年)

ニューヨーク州マンハッタン出身。父親はテレビ局の重役・プロデューサーのシルベスター・ウィーバー、母親はイギリス人の女優エリザベス・イングリス。自分の名前が気に入らず、小説『グレート・ギャツビー』の登場人物「シガーニー・ハワード」から取って14歳の時から「シガニー・ウィーバー」と名乗っている[1][2]

スタンフォード大学英語[3]イェール大学のスクール・オブ・ドラマで演技を学び[4]、1975年にはジョン・ギールグッド演出、イングリッド・バーグマン主演の舞台『The Constance Wife』に演出助手として付くと共にアンダースタディも得るが、限定公演のため出番はなく、ブロードウェイ・デビューとはならなかった。その後は、オフ・ブロードウェイの舞台等に出演するようになり、クリストファー・デュラング作品などで活躍。映画に進出すると舞台から離れるが、1984年にはマイク・ニコルズ演出でデイヴィッド・レイヴ作『ハリーバリー』のダーリーン役でブロードウェイ・デビューを飾り、トニー賞助演女優賞にノミネート(共演のジュディス・アイヴィーはトニー賞を受賞)。

1977年ウディ・アレンの『アニー・ホール』の小さな役で映画デビュー。1979年公開の『エイリアン』で、エレン・リプリー役を勝ち取り、1997年の第4作までシリーズ化している。『エイリアンVSプレデター』にも出演のオファーがあったが、断っている。

1988年ワーキング・ガール』でゴールデングローブ賞 助演女優賞、ダイアン・フォッシーを演じた『愛は霧のかなたに』でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) を受賞し、アカデミー賞にも両作でノミネートとなった。

2012年、ドラマ『ポリティカル・アニマルズ』でドラマ初主演。

2016年、第64回サンセバスチャン国際映画祭でドノスティア賞(功労賞)を受賞[5]

プライベート

私生活では、1984年10月に演出家ジム・シンプソンと結婚(彼の舞台に出演したこともある)。1990年に1女が誕生している[6]

イェール大学院時代のクラスメートにメリル・ストリープがいる。

14歳の時にビートルズハリウッド・ボウル公演を見に行ったことがあり、それが縁でドキュメンタリー映画ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』にインタビュー出演することになった[7]

その他

  • アメリカで制定されている銃規制法の賛同者としても知られており、銃が出る映画や殺人シーンのある映画は一切見ない。その為、前作と違いアクション重視となった『エイリアン2』で自身が演じる主人公のリプリーが銃器を使用する点に関して「とても難しい決断だった」と本人は語っている[8]。なお、近年は演技に関しては軟化したようで「シャドー・チェイサー」でも銃を使うシーンがある。

主な出演作品

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考
1977 アニー・ホール
Annie Hall
アルビーのデート
1979 エイリアン
Alien
エレン・リプリー
1981 目撃者
Eyewitness
トニー
1982 危険な年
The Year of Living Dangerously
ジル
1983 世紀の取り引き
Deal of the Century
キャサリン・デヴォオート
1984 ゴーストバスターズ
Ghost Busters
ダナ・バレット
1985 シガニー・ウィーバーの大発掘
Une femme ou deux
ジェシカ・フィッツジェラルド
1986 エイリアン2
Aliens
エレン・リプリー
ハーフムーン・ストリート
Half Moon Street
ローレン・スローター博士
1988 ワーキング・ガール
Working Girl
キャサリン・パーカー ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞
愛は霧のかなたに
Gorillas in the Mist: The Story of Dian Fossey
ダイアン・フォッシー ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞
1989 ゴーストバスターズ2
Ghostbusters II
ダナ・バレット
1992 エイリアン3
Alien³
エレン・リプリー
1492 コロンブス
1492: Conquest of Paradise
イサベル1世
1993 デーヴ
Dave
エレン・ミッチェル
1995 死と処女
Death and the Maiden
ポーリナ
ジェフリー!
Jeffrey
デボラ・ムーアハウス
コピーキャット
Copycat
ヘレン・ハドソン
1997 アイス・ストーム
The Ice Storm
ジェイニー・カーヴァー 英国アカデミー賞 助演女優賞 受賞
スノーホワイト
Snow White: A Tale of Terror
クラウディア・ホフマン
エイリアン4
Alien: Resurrection
エレン・リプリー
1999 マップ・オブ・ザ・ワールド
A Map of the World
アリス・グッドウィン
ギャラクシー・クエスト
Galaxy Quest
マディソン中尉(グウェン・デマルコ)
2000 CIAの男
Company Man
デイジー・クインプ
2001 ハートブレイカー
Heartbreakers
マックス・コナーズ
2003 穴/HOLES
Holes
所長
2004 ヴィレッジ
The Village
アリス・ハント
2006 スノーケーキを君に
Snow Cake
リンダ
2007 ミッシング 〜消された記憶〜
The Girl in the Park
ジュリア
2008 僕らのミライへ逆回転
Be Kind Rewind
ミス・ローソン
バンテージ・ポイント
Vantage Point
レックス
ベイビーママ
Baby Mama
チャフィー
ウォーリー
Wall・E
アクシオム・コンピュータ 声の出演
2009 アバター
Avatar
グレース・オーガスティン
2011 バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張
Cedar Rapids
マーシー
宇宙人ポール
Paul
ビッグ・ガイ
ミッシング ID
Abduction
ベネット医師
ランパート 汚れた刑事
Rampart
ジョーン
2012 キャビン
The Cabin in the Woods
ディレクター
レッド・ライト
Red Lights
マーガレット・マシスン
シャドー・チェイサー
The Cold Light of Day
ジーン・キャラック
2014 エクソダス:神と王
Exodus:Gods and Kings
トゥーヤ
2015 チャッピー
Chappie
ミシェル・ブラッドリー
2016 ファインディング・ドリー
Finding Dory
海洋生物研究所の女性アナウンス
(シガニー・ウィーバー)
劇場アニメ・声の出演[9][10]
ゴーストバスターズ
Ghostbusters
レベッカ・ゴーリン
怪物はささやく
A Monster Calls
祖母
レディ・ガイ
The Assignment
レイチェル・ジェーン医師
2017 マイヤーウィッツ家の人々 (改訂版)
The Meyerowitz Stories (New and Selected)
本人

テレビシリーズ

放映年 邦題
原題
役名 備考
2012 ポリティカル・アニマルズ
Political Animals
エレイン・バリッシュ ミニシリーズ、計6話出演
2017 Marvel ザ・ディフェンダーズ
Marvel's The Defenders
アレクサンドラ ミニシリーズ、計6話出演

日本語吹き替え

特に専属の声優はいなかったものの、弥永和子が最も多く吹き替えていた。エイリアンシリーズでは全作を幸田直子戸田恵子が担当し、ゴーストバスターズシリーズでは駒塚由衣が担当しており、他には鈴木弘子田島令子が複数回担当している。

参照

  1. ^ Sigourney Weaver – Biography”. Akas.imdb.com. 2010年7月12日閲覧。
  2. ^ Sigourney Weaver”. Akas.imdb.com. 2010年7月12日閲覧。
  3. ^ VINCIGUERRA, THOMAS (2005年9月11日). “Stars of Stage, Screen ... and Freshman Biology”. The New York Times (New York City). http://www.nytimes.com/2005/09/11/fashion/sundaystyles/11actresses.html?_r=1&pagewanted=print&oref=slogin 2008年2月1日閲覧。 
  4. ^ Training Great Actors: A Scene from Shakespeare”. Yale University Tercentennial (April Weekend Videos). Yale University (2001年). 2008年2月1日閲覧。
  5. ^ “功労賞受賞シガーニー・ウィーヴァーのスピーチがかっこよすぎる”. シネマトゥデイ. (2016年9月29日). http://www.cinematoday.jp/page/N0086262 2016年9月29日閲覧。 
  6. ^ Charlotte Simpson Bio”. imdb.com. 2011年10月17日閲覧。
  7. ^ ビートルズ記録映画にシガニー・ウィーバーがインタビュー出演、14歳当時の写真も”. 2016年9月6日閲覧。
  8. ^ 「エイリアン2」のメイキングインタビューより。
  9. ^ “シガニー・ウィーバー、本人役で『ニモ』続編に登場”. ORICON STYLE. (2016年6月11日). http://www.oricon.co.jp/news/2073236/full/ 2016年7月5日閲覧。 
  10. ^ “八代亜紀が本人役で「ファインディング・ドリー」出演、初登場シーン公開”. 映画ナタリー. (2016年6月5日). http://natalie.mu/eiga/news/193309 2016年6月5日閲覧。 

外部リンク