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2019年5月23日 (木) 11:27時点における版
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矢部金太郎(生年、晩年)
レールモントフ『現代の英雄』、『U.S.A. (小説)』、『オトラント城奇譚』
受容(じゅよう)とは、受け入れること。
- 文化史における受容==
- 外国の文化を受け入れること。
- ある文学作品が
- 心理学における受容==
- 相手の存在を評価したり、否定したりせずに、そのまま受け止めること。カウンセリングの基本的な態度である。詳しくはアクセプタンスの項目を参照。
価格革命(かかくかくめい、price revolution)とは、大航海時代の16世紀半ばから17世紀初めにかけてヨーロッパ諸国で大幅な物価上昇(インフレーション)がみられた現象をさす。封建領主の没落と商工業の発達を促した点に歴史的な意義がある。
概要
16世紀、長期間にわたって穀物をはじめとする物価が上昇した。マドリッドでは16世紀から1世紀半の間に物価が約13倍[1]、フランスの穀物価格は16世紀の間に7倍以上[2]になったと言われる。
「新大陸」(メキシコ、ペルー、ボリビアなど)から大量の貴金属(おもに銀)が流入したことや、かつては緩やかな結びつきであったヨーロッパ等各地の商業圏が結びついたこと(商業革命)で需要が大幅に拡大されたことが主な原因と考えられている。なお、川北稔は、価格革命の要因を16世紀西欧における人口急増に求めている[3]。
価格革命により、16世紀の西ヨーロッパでは資本家的な企業経営にとってきわめて有利な状況がうまれて、好況に沸き、商工業のいっそうの発展がもたらされた。反面、固定した地代収入に依存し、何世代にもおよぶ長期契約で土地を貸し出す伝統を有していた諸侯・騎士などの封建領主層にはまったく不利な状況となって、領主のいっそうの没落を加速した。それに対し、東ヨーロッパでは、西ヨーロッパで拡大する穀物需要に応えるために、かえって農奴制が強化され農場領主制と呼ばれる経営形態が進展した。また、それまでの銀の主産地だった南ドイツの銀山を独占していた大富豪フッガー家や北イタリアの大商業資本の没落をもたらした。
学問への影響としては、当時、スペインのサラマンカ大学を中心に活動していた16世紀サラマンカ学派の神学者アスピルクエタやセリョリゴは、新大陸からの金銀流入と物価上昇を結びつけて捉え、今日でいう「貨幣数量説」に到達したことから、近代的経済学の先駆をなしたといわれる。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004476242/ 16世紀「価格革命」論の検証 平山 健二郎