「国道106号」の版間の差分
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* インターチェンジ<ref name="press20160208">{{Cite press release |title=復興⽀援道路【宮古盛岡横断道路】都南川⽬道路が部分開通します〜⾼速ネットワークの整備で地域の活性化に寄与〜 |publisher=国土交通省岩手河川国道事務所 |date=2016-02-08 |format=PDF |url=http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/59617_1.pdf |accessdate=2016-03-06}}</ref> |
* インターチェンジ<ref name="press20160208">{{Cite press release |title=復興⽀援道路【宮古盛岡横断道路】都南川⽬道路が部分開通します〜⾼速ネットワークの整備で地域の活性化に寄与〜 |publisher=国土交通省岩手河川国道事務所 |date=2016-02-08 |format=PDF |url=http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/59617_1.pdf |accessdate=2016-03-06}}</ref> |
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** 川目IC - 田の沢IC - 手代森ICを設置する。川目IC - 田の沢ICは2016年3月12日に供用開始。田の沢IC - 手代森IC間は2019年度の開通を予定。 |
** 川目IC - 田の沢IC - 手代森ICを設置する。川目IC - 田の沢ICは2016年3月12日に供用開始。田の沢IC - 手代森IC間は2019年度の開通を予定。 |
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** 川目インターチェンジは[[岩手県]][[盛岡市]]にある国道106号の[[インターチェンジ]] (IC) である。宮古側の本線車道は国道106号の一般道路、盛岡側の本線車道は国道106号の自動車専用道路都南川目道路の無料区間となっている。宮古側本線車道への入出路のみのハーフインターチェンジである。料金所はない。<ref>[http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/kawame-tanosawa/index.html 宮古盛岡横断道路川目IC〜田の沢IC 3/12開通|岩手河川国道事務所]</ref>{{coord|39|40|13|N|141|13|57|E}} |
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=== 重複区間 === |
=== 重複区間 === |
2019年4月30日 (火) 17:24時点における版
一般国道 | |
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国道106号 | |
総延長 | 92.7 km |
実延長 | 92.7 km |
現道 | 92.7 km |
制定年 | 1953年指定 |
開通年 | - 1978年[1] |
起点 | 岩手県宮古市 築地交差点(北緯39度38分29.64秒 東経141度57分32.63秒) |
終点 | 岩手県盛岡市 市役所前交差点(北緯39度42分8.01秒 東経141度9分15.21秒) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道45号 国道340号 国道4号 国道455号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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国道106号(こくどう106ごう)は、岩手県宮古市から同県盛岡市に至る一般国道である。
概要
古くから宮古街道[2]または閉伊街道[3]と呼ばれてきた道路を踏襲している。同じ二地点を結ぶJR山田線とは盛岡駅 - 区界駅間を除く区界駅以東の区間で閉伊川に沿って併走している。区界駅以西の区間は簗川に沿って進む。
かつては川沿いにカーブの多い線形だったが、昭和40年代後半から道路改良が行われトンネルを多用した直線的な区間が増えたことで、盛岡市から宮古市への標準的な所要時間は2時間以内となった[4]。現在、国道106号全線が地域高規格道路である宮古盛岡横断道路として指定され、バイパス建設や拡幅工事による整備事業計画が進行している。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[5][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 宮古市(築地交差点=国道45号交点)
- 終点 : 盛岡市(市役所前交差点=国道455号起点)
- 重要な経過地 : 岩手県下閉伊郡新里村[注釈 2]、同郡川井村[注釈 3]
- 総延長 : 92.7 km(重用延長を含む)[6][注釈 4]
- 重用延長 : 0.1 km[6][注釈 4]
- 未供用延長 : なし[6][注釈 4]
- 実延長 : 92.7 km[6][注釈 4]
- 指定区間 : なし[7]
宮古盛岡横断道路
宮古盛岡横断道路(みやこもりおかおうだんどうろ)は、宮古市から盛岡市に至る延長約100 kmの地域高規格道路である[8][9]。線形不良による交通隘路区間の解消、三次医療施設へのアクセス向上、沿岸地域の産業・経済の復興⽀援等を目的として事業が進められている[10] 。1994年(平成6年)12月16日に計画路線の指定を受け、うち18 kmが宮古西道路、達曽部道路、簗川道路、都南川目道路として事業化されてきた[8]が、東日本大震災の復興支援道路として[11]2011年(平成23年)11月21日に[12]優先整備区間[13]48 km(宮古箱石道路(宮古~箱石)、平津戸松草道路(平津戸・岩井~松草)、区界道路(区界~簗川))が新規事業化された[8][10]。なお、2011年度末の供用状況は、1999年(平成11年)11月16日に供用を開始[13]した達曽部道路1.4 kmのみであった[8]。また、都南川目道路は国の直轄権限代行事業として事業中である[14]。
歴史
ここでは宮古盛岡横断道路として行われた改良事業についても紹介する。
- 1953年(昭和28年)5月18日
- 1965年(昭和40年)4月1日
- 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道106号として指定施行[5]。
- 1978年(昭和53年)10月31日
- 一次改築工事が完了し、全線開通した[16]。
- 1994年(平成6年)12月16日
- 全線が地域高規格道路宮古盛岡横断道路として指定を受けた。
- 1999年(平成11年)11月16日
- 川井村(現宮古市)川内に達曽部道路が開通した。同時に並行する現道が市町村道に格下げされた。
- 2011年(平成23年)11月21日
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年)3月12日
- 都南川目道路 川目IC - 田の沢ICが開通した[18]。
- 2019年(平成31年)3月30日
- 宮古西道路 宮古中央IC - 宮古根市IC開通[19]。
今後の予定
- 2019年度(平成31年度 / 令和元年度):宮古箱石道路下川井工区、都南川目道路 田の沢IC - 手代森IC(仮称)[18]開通予定
- 2020年度(令和2年度):宮古西道路 藤原地区 - 宮古中央IC[20]、区界道路[21]開通予定
路線状況
宮古バイパス
宮古(みやこ)バイパスは、宮古市の築地交差点から同市上鼻(かんぱな)2丁目に至るバイパス道路である。1984年(昭和59年)に全線で供用を開始した[22]。旧道は国道指定解除された結果、岩手県道40号宮古岩泉線の一部および宮古市道となっている。
宮古箱石道路
宮古箱石道路(みやこはこいしどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路で、宮古市藤原から同市箱石に至る区間である(岩手県施行区間を除き33 km)[23]。このうち起点側の宮古市藤原から同市根市までは宮古西道路として岩手県と国土交通省により自動車専用道路が整備されており(後述)、残る区間については復興支援道路として国土交通省が岩手県から権限代行を受けて下記の線形不良区間3箇所(計16 km)について一般道の規格(第3種第2級)でバイパス整備が行われているが、本線部分は自動車専用道路規格(第1種第3級)を担保とした設計[24]となる予定。2013年に着工された。
- 起点 - 宮古市藤原[23]
- 終点 - 宮古市箱石[23]
- 延長 - 約16 km(施工区間)[23]
- 道路規格 - 第3種第2級[23]
- 設計速度 - 60 km/h(自動車専用道路規格を担保)[23]
- 事業着手 - 2011年度[23]
- 開通 - 事業中・下川井地区(2.0 km)2019年度予定[20]
- 事業者 - 国土交通省東北地方整備局[23]
- 主な工区
- 茂市腹帯工区(約7 km)
- 下川井工区(約2 km)
- 川井箱石工区(約7 km)
宮古西道路
宮古西道路(みやこにしどうろ)は宮古箱石道路を構成する道路で、宮古市藤原[23]から同市根市[25]に至る自動車専用道路である[26]。宮古市街地から閉伊川を挟んだ右岸(南)側を主に通過する。宮古市藤原から三陸自動車道と接続する宮古中央ICまでの区間(4.0 km)は国が直轄施行し建設が進行している。宮古中央ICから宮古根市ICまでの区間(3.4 km)は岩手県が施行しており、2019年3月30日に開通した[19]。
- 起点 - 宮古市藤原3丁目[27]
- 終点 - 宮古市根市第7地割[27]
- 延長 - 7.320 km[27]
- 道路規格 - 第1種第3級(自動車専用道路)
- 設計速度 - 80 km/h
- 事業着手 - 2003年度
- 開通 - 事業中・藤原 - 松山IC間(4.0 km)2020年度予定[28]
- 事業者 - 岩手県県土整備部、国土交通省東北地方整備局
- インターチェンジ[23]
- 宮古市藤原(名称未定・国道45号現道に接続) - 宮古中央IC - 宮古田鎖IC - 宮古根市IC
達曽部道路
達曽部道路(たっそべどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路で、宮古市(開通時は下閉伊郡川井村)川内を起終点とする、延長1.4 kmの区間である。一般道路の規格である第3種第1級(設計速度80 km/h)で、完成2車線で建設された[26]。1994年度(平成6年度)に着工し、1999年(平成11年)11月16日に開通した [29]。
- 起点 - 宮古市川内[30]
- 終点 - 宮古市川内[30]
- 延長 - 1.4 km[26][30]
- 道路規格 - 第3種第1級[26]
- 設計速度 - 80 km/h[26]
- 事業着手 - 1994年度[26]
- 開通 - 1999年12月16日[26]
- 事業者 - 岩手県県土整備部[26]
平津戸松草道路
平津戸松草道路(ひらつとまつくさどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路で、宮古市平津戸から同市区界に至る区間である。復興支援道路として国土交通省が岩手県から権限代行を受けて下記の線形不良区間2箇所(計7 km)について、平津戸工区は自動車専用道路の規格(第1種第3級)、岩井・松草工区は一般道の規格(第3種第2級)でバイパス整備が行われている[30]。2014年に着工された。平津戸工区には宮古市側では最長となる延長3,159 mの(仮称)平津戸トンネルが含まれているが、2018年(平成30年)5月30日に貫通している[31]。
- 起点 - 宮古市平津戸[30]
- 終点 - 宮古市区界第4地割[30]
- 延長 - 約7 km[30]
- 道路規格 - 第1種第3級(平津戸工区/自動車専用道路)、第3種第2級(岩井・松草工区)
- 設計速度 - 80 km/h(平津戸工区)、60 km/h(岩井・松草工区)
- 事業着手 - 2011年度
- 開通 - 未開通
- 事業者 - 国土交通省東北地方整備局
- 主な工区
- 平津戸工区(約4.4 km)
- 岩井・松草工区(約2.6 km)
区界道路
区界道路(くざかいどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路で、宮古市区界から盛岡市簗川に至る区間である。復興支援道路として国土交通省が岩手県から権限代行を受けて区界峠を回避する自動車専用道路(第1種第3級)として整備が行われている[32]。全長は約8 kmでこのうち2018年(平成30年)1月11日に貫通式があった新区界トンネル(全長4,998 m、事業費約250億円)は、岩手県内のトンネルで最長、東北では3番目の長さとなる[33]。トンネル長が5,000 mをわずかに下回った理由は道路法第46条第3項に基づき5,000 m以上の道路トンネルに適用される危険物積載車両の通行制限適用を回避するためである[34]。
整備により同路線で最大の難所とされる区界峠を回避できるようになる。2014年に着工され、2020年度までに供用する見通し。総事業費は約370億円[35]。
- 起点 - 宮古市区界第1地割[32]
- 終点 - 盛岡市簗川第6地割[32]
- 延長 - 約8 km[32]
- 道路規格 - 第1種第3級(自動車専用道路)
- 設計速度 - 80 km/h
- 事業着手 - 2011年度
- 開通 - 2020年度までに開通予定
- 事業者 - 国土交通省東北地方整備局
簗川道路
簗川道路(やながわどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路。道路の線形改良や狭小区間の解消を主目的としているが、現道は付近を流れる簗川に建設中の簗川ダムによって水没するため、付替道路としても建設された[36]。当初は2007年度(平成19年度)の完成計画となっていた[36]が、2012年3月に2013年度末の供用開始予定を発表し[37]、2013年(平成25年)3月10日に全線で供用を開始した[38][39]。終点側で都南川目道路と接続を予定している[40]。また、簗川ダム水没エリアは2014年1月頃に封鎖され、通れなくなっているほか、水没しない旧道部分は2014年3月31日までに市道に格下げされた[41]。
- 起点 - 盛岡市簗川第6地割[42]
- 終点 - 盛岡市川目第4地割[42]
- 延長 - 3.620 km[42]
- 道路規格 - 第3種第1級
- 設計速度 - 80 km/h
- 事業着手 - 1996年度
- 開通 - 2013年3月10日
- 事業者 - 岩手県県土整備部
都南川目道路
都南川目道路(となんかわめどうろ)は宮古盛岡横断道路を構成する道路。現道は盛岡市街地に向かうが、本道路は盛岡市街地南方の盛岡市手代森で国道396号及び岩手県道36号上米内湯沢線と接続を予定している[40]。県道36号を西に向かうと国道4号や東北自動車道盛岡南ICと接続する。当初は完成4車線の計画のもと、暫定2車線で供用を開始することとなっていたが、完成2車線に改められた[26]。
- 起点 - 盛岡市川目第5地割[40]
- 終点 - 盛岡市手代森[40]
- 延長 - 6.0 km[40]
- 道路規格 - 第1種第3級(自動車専用道路)[40]
- 設計速度 - 80km/h[40]
- 事業着手 - 1997年度[40]
- 開通 - 川目IC - 田の沢IC間(2.6 km)2016年3月12日、田の沢IC - 手代森IC間(3.4 km)2019年度予定[18]
- 事業者 - 国土交通省東北地方整備局
- インターチェンジ[18]
- 川目IC - 田の沢IC - 手代森ICを設置する。川目IC - 田の沢ICは2016年3月12日に供用開始。田の沢IC - 手代森IC間は2019年度の開通を予定。
重複区間
- 国道340号(宮古市茂市第5地割 - 宮古市川井第1地割)
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
- 岩手県道40号宮古岩泉線(宮古市上鼻二丁目)
- 岩手県道200号花輪千徳線(宮古市千徳)
- 岩手県道115号茂市停車場線(宮古市茂市)
- 国道340号・岩泉方面(宮古市茂市第5地割)
- 県道143号陸中川井停車場線(宮古市川井)
- 国道340号・遠野方面(宮古市川井第1地割)
- 岩手県道142号川内停車場線(宮古市川内)
- 八戸川内大規模林道(宮古市川内)
- 岩手県道171号大川松草線(宮古市門馬田代字松草)
- 岩手県道170号松草停車場線(宮古市門馬田代字松草)
- 岩手県道43号盛岡大迫東和線(盛岡市川目字落合)
- 岩手県道36号上米内湯沢線・盛岡競馬場方面(盛岡市川目字戸沖)
- 岩手県道36号上米内湯沢線・国道396号方面(盛岡市川目字天狗森)
- 国道4号盛岡バイパス(盛岡市・茶畑交差点)
- 岩手県道120号不動盛岡線(盛岡市中ノ橋通一丁目)
- 国道455号(盛岡市・市役所前交差点)
直轄指定区間編入の要望
国道106号は宮古 - 盛岡 - 秋田の横断軸の一部であり、三陸沿岸地域の早期復興に「復興道路」として位置づけられている。その一層の強化を図るために、岩手県は国道106号を指定区間に編入し、国道46号等と併せて国で一体的に管理すること国に対し要望している[43]。
脚注
注釈
出典
- ^ “岩手県の道路の略年表” (PDF). 岩手県公式ページ (岩手県)
- ^ “いわての街道(宮古街道)”. 岩手県. 2012年9月29日閲覧。
- ^ “閉伊街道図解題”. 岩手県立図書館. 2012年9月29日閲覧。
- ^ “道路時刻表(国道106号)”. 国土交通省東北地方整備局道路部. 2016年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
- ^ a b “一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月2日閲覧。
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- ^ “一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月2日閲覧。
- ^ a b c d “復興道路:宮古盛岡横断道路(宮古 - 盛岡)”. 復興道路・復興支援道路情報サイト. 国土交通省東北地方整備局道路部. 2012年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
- ^ “国道106号 宮古盛岡横断道路 改築事業”. 国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所. 2019年4月29日閲覧。
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- ^ “「復興道路・復興支援道路」の概要”. 復興道路・復興支援道路情報サイト. 国土交通省東北地方整備局道路部. 2012年9月29日閲覧。
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