「和歌山県第1区」の版間の差分
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|1氏名 = 谷本龍哉 |
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|選挙回数 = 43 |
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|1氏名 = 谷本龍哉 |
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|1年齢 = 37 |
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|選挙回数 = 42 |
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|前回比 = |
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|1氏名 = 谷本龍哉 |
|1氏名 = 谷本龍哉 |
2017年10月27日 (金) 14:50時点における版
和歌山県第1区 | |
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行政区域 |
和歌山市、紀の川市、岩出市 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 近畿ブロック |
設置年 |
1994年 (2022年区割変更) |
選出議員 | 林佑美 |
有権者数 |
39万9987人 1.764 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
和歌山県第1区(わかやまけんだい1く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
歴史
和歌山県の県庁所在地、和歌山市がそのまま区割りとなった選挙区で、中選挙区制時代は旧和歌山1区に含まれていた。保守王国として知られる和歌山県ではあるが、定数3に対して3人自由民主党の候補が当選するのも珍しくないほどの非常に強固な保守地盤を誇った旧和歌山2区に比べると、旧和歌山1区は無党派層の増加により1980年代以降は自民党といえども定数3に対して1つしか取れないという状況が続いていた。
設置された当初、この選挙区を地盤としていたのは旧和歌山1区時代から6選中であったものの長男の大麻所持によって一旦は議員辞職した中西啓介(自民党→新生党→新進党)で、1996年の第41回衆議院議員総選挙において当選し議員に返り咲いた。しかし、2000年の第42回衆議院議員総選挙では自民党和歌山県連が中西への選挙協力を拒絶し、中西推薦を決定した党本部に反旗を翻して独自に谷本龍哉(表向きは無所属)を擁立。連立与党である保守党に対して、自民党和歌山県連が刺客を擁立するという保守分裂の様相を呈した選挙で中西は谷本に2万票近い差を付けられて敗れ、落選した。
その後、正式に自民党に入党した谷本が2003年の第43回衆議院議員総選挙、2005年の第44回衆議院議員総選挙を制して3期連続で当選を続けていたが、2009年の第45回衆議院議員総選挙では民主旋風の煽りを受けて谷本は民主党の岸本周平に5万票近い大差を付けられて惨敗し議席を失った。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では与党民主党への逆風の中で岸本は自民党の擁立した新人、門博文の猛烈な追い上げを受けたが300票差という僅差で辛くも門を退け議席を守った。2014年の第47回衆議院議員総選挙でも岸本と門の横一線の情勢が続いたが、これも岸本が7,803票差で再び門を下し当選。2017年の第48回衆議院議員総選挙では希望の党に移った岸本がさらに門を突き放し4選を決めた。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 中西啓介 | 新進党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 谷本龍哉 | 無所属 |
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 谷本龍哉 | 自由民主党 |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 谷本龍哉 | 自由民主党 |
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 岸本周平 | 民主党 |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 岸本周平 | 民主党 |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | 岸本周平 | 民主党 |
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 岸本周平 | 希望の党 |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:31万2819人 最終投票率:47.27%(前回比:0.45%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 岸本周平 | 61 | 希望の党 | 前 | 72,517票 | 50.36% | ―― | ○ | |
比当 | 門博文 | 52 | 自由民主党 | 前 | 57,111票 | 39.66% | 78.76% | 公明党推薦 | ○ |
原矢寸久 | 66 | 日本共産党 | 新 | 14,372票 | 9.98% | 19.82% | 社会民主党和歌山県連合支持 | ○ |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:30万9449人 最終投票率:46.82%(前回比:10.44%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 岸本周平 | 58 | 民主党 | 前 | 67,740票 | 47.80% | ―― | ○ | |
比当 | 門博文 | 53 | 自由民主党 | 前 | 59,937票 | 42.30% | 88.48% | 公明党推薦 | ○ |
国重秀明 | 54 | 日本共産党 | 新 | 14,027票 | 9.90% | 20.71% |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:31万1046人 最終投票率:57.26%(前回比:10.05%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 岸本周平 | 56 | 民主党 | 前 | 60,577票 | 34.95% | ―― | 国民新党推薦 | ○ |
比当 | 門博文 | 47 | 自由民主党 | 新 | 60,277票 | 34.77% | 99.50% | 公明党推薦 | ○ |
林潤 | 40 | 日本維新の会 | 元 | 39,395票 | 22.73% | 65.03% | ○ | ||
国重秀明 | 52 | 日本共産党 | 新 | 13,094票 | 7.55% | 21.62% |
- 林はこれ以前は神奈川4区で活動。
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:31万3226人 最終投票率:67.31%(前回比:2.79%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 岸本周平 | 53 | 民主党 | 新 | 120,309票 | 58.15% | ―― | ○ | |
谷本龍哉 | 42 | 自由民主党 | 前 | 72,109票 | 34.85% | 59.94% | ○ | ||
国重秀明 | 48 | 日本共産党 | 新 | 12,529票 | 6.06% | 10.41% | ○ | ||
斉藤昌宏 | 57 | 幸福実現党 | 新 | 1,956票 | 0.95% | 1.63% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:31万4432人 最終投票率:64.52%(前回比:13.35%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 谷本龍哉 | 38 | 自由民主党 | 前 | 100,868票 | 50.97% | ―― | ○ | |
岸本周平 | 49 | 民主党 | 新 | 78,621票 | 39.73% | 77.94% | ○ | ||
下角力 | 52 | 日本共産党 | 新 | 18,418票 | 9.31% | 18.26% | ◯ |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:31万4436人 最終投票率:51.17%(前回比:9.5%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 谷本龍哉 | 37 | 自由民主党 | 前 | 101,602票 | 68.90% | ―― | ○ | |
下角力 | 50 | 日本共産党 | 新 | 45,851票 | 31.10% | 45.13% | ○ |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日
当日有権者数:31万5298人 最終投票率:60.67% (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 谷本龍哉 | 33 | 無所属 | 新 | 83,830票 | 45.76% | ―― | 自民党和歌山県連推薦 | × |
中西啓介 | 59 | 保守党 | 前 | 65,468票 | 35.74% | 78.10% | 自民党本部推薦 | ||
原矢寸久 | 48 | 日本共産党 | 新 | 33,899票 | 18.50% | 40.44% | ○ |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 中西啓介 | 55 | 新進党 | 元 | 66,428票 | 35.85% | ―― | ||
旅田卓宗 | 51 | 無所属 | 新 | 58,119票 | 31.37% | 87.49% | × | ||
東力 | 54 | 自由民主党 | 元 | 34,851票 | 18.81% | 52.46% | ○ | ||
奥村明春 | 46 | 日本共産党 | 新 | 25,016票 | 13.50% | 37.66% | ○ | ||
田畑真佐子 | 64 | 無所属 | 新 | 872票 | 0.47% | 1.31% | × |
- 東は第42回では和歌山3区から無所属で立候補したが、落選。