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第2作から一貫してチャッキーを演じていた[[納谷六朗]]が出演した最後の作品となった。 |
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=== 『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』 === |
=== 『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』 === |
2017年10月7日 (土) 07:05時点における版
チャイルド・プレイ | |
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Child's Play | |
監督 | トム・ホランド |
脚本 |
ドン・マンシーニ ジョン・ラフィア トム・ホランド |
原案 | ドン・マンシーニ |
製作 | デヴィッド・カーシュナー |
製作総指揮 | バリー・M・オズボーン |
音楽 | ジョー・レンゼッティ |
撮影 | ビル・バトラー |
編集 | ロイ・E・ピーターソン |
配給 |
ユナイテッド・アーティスツ UIP |
公開 |
1988年11月11日 1989年5月20日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $44,196,684[1] |
『チャイルド・プレイ』(原題: Child's Play)は、アメリカで制作されたホラー映画。米国ではR指定、日本ではR15+指定。
2017年までに6つの続編が製作されている。原案のドン・マンシーニが全作の脚本を担当、5作目・6作目・7作目では監督も務めている。
概要
自分の魂を人形に移した殺人鬼が生身の体を手に入れるために人々を襲う内容。
なお、制作当初はホラー映画ではなく、サイコロジカル・スリラー映画として制作される予定だったため、この設定は存在しなかったが、スタジオからもっと白黒、善悪がはっきりした作品にしてくれという要望により、現在の設定になった。
当初は「Batteries not Included[2]」というタイトルにする予定だったが、『ニューヨーク東8番街の奇跡』の原題「*Batteries not Included」と同じになってしまうために、現在のものに変更されたという経緯がある[3][4]。
シリーズ化され現在、6作品が発表されているが、国内では各作品の権利が分散しており(1作目はワーナー→20世紀FOX、2〜3、6〜7作目はNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、4、5作目はパイオニアLDCが権利を所持しており、また4、5作目は版権の変動の末廃盤になったため全作を新品で購入するのは困難である。なお本国では現在、全作を完全収録したBlu-rayが販売されている。
ストーリー
『チャイルド・プレイ』
- 劇場公開時コピー:『誰にも忘れられない誕生日がある。』
逃亡中にマイク刑事に撃たれ、致命傷を負った殺人鬼チャールズ・リー・レイ(チャッキー)は、死の直前に逃げ込んだオモチャ屋で会得していたブードゥー教の秘術によって売り物の親友(グッドガイ)人形に自分の魂を移す。
しかし、このままだと自分が永遠に人形のままであることを知ったチャッキーは、生身の体を奪うべくチャッキーとは知らずにこの人形を買った少年アンディの体を乗っ取ろうとする。アンディはチャッキー人形が生きていることを知り、周囲の人間に危険を知らせるものの幼いアンディに誰も耳を貸そうとせず、被害が拡大していくばかりかアンディが犯人だとされ、最後には精神病院の独房へ閉じ込められてしまう。
一方チャッキー人形の正体を知った母親カレンとマイク刑事はアンディを救うべくチャッキーに最後の戦いに挑む。
『チャイルド・プレイ2』
- 劇場公開時コピー:『アンディ、会いたかったぜ』
バークレー親子によって黒こげにされ、最期にマイク刑事に心臓を打ち抜かれ息絶えたチャッキーだったが、騒動が公になったことから売り上げに深刻な影響が出ていたグッドガイ人形の製造元が、当のチャッキー人形を復元して「根拠のないデマ」とPRしようとした。しかし、人形にはまだチャッキーの魂が残っていた。彼は再びアンディを捜し出し、今度こそ体を手に入れようと画策していた。
一方精神病院から児童保護センターの施設に移されたアンディは養子として里親の両親に引き取られるが、義理の父親とは上手くいかなかった。だが同じ境遇を持つ義理の姉カイルとは直ぐに打ち解けた。
偶然土の中からグッドガイ人形(トミー)を見つけだしたカイルは、アンディの話が、真実だった事を知りアンディを守るために立ち上がる。制作費が上がったことにより、チャッキー人形の表情も豊かになった。
『チャイルド・プレイ3』
- 劇場公開時コピー:『逃げても、逃げても、チャッキーから逃れられない…』
時は流れ、廃墟となっていたグッドガイ人形の工場で、破裂して砕け散っていたチャッキーの残骸を溶かし製造機械に掛けたところ、またも蘇ってしまう。
そして、成長し軍に入隊したアンディの居場所を探し出し、駐屯地に潜り込んだチャッキーだったが、青年になっていたアンディよりも少年兵タイラーに目を付け目標を変更。
一方、チャッキー復活を知ったアンディはタイラーを守るべく立ち上る。
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』
- 劇場公開時コピー:『チャッキー、電撃入籍!』
前作から10年後、バラバラになったチャッキーを、人間時代の恋人ティファニーが復元させるが、チャッキーは彼女を殺害し花嫁人形へ魂を乗り移らせる。
ある知り合いカップルの駆け落ちを利用し、その車でチャッキー自身の死体が埋葬された墓地へ向かうことを計画。カップルの行く手を邪魔するものが次々と惨殺されていくが、カップルはお互いを疑うまま墓場へと向かう。
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』
- 劇場公開時コピー:『帰って来たぜ!ベイビー!』
乱暴な腹話術師の元でこき使われていた、本当に生きている人形シットフェイスは、ある日テレビで殺人人形夫婦をモデルにしたハリウッド映画のニュースを見る。その人形の腕には自分の腕にある刻印"made in Japan"と同じものが刻まれていた。この人形のモデルはまさに生き別れた両親に違いないと確信した彼はアメリカに逃亡。そして遂に冷たくなったチャッキーとティファニーを発見、ブードゥ教の秘術で彼らを蘇生させる。
かくして親子3名は感動の再会を果たしたが、子供の教育方針(チャッキーは子供を立派な殺人鬼に、ティファニーは穏やかな人形として)を巡って夫婦間でバトルが始まる。
これまでの『チャイルド・プレイシリーズ』に関わってきたスタッフやキャストがチャッキー達に殺害される役で出演しているところが見どころ。ワイヤーで首を切断されるスタッフ役は、これまでチャッキーの特殊造形を作ってきたトニー・ガードナーである。シリーズのチャッキーの吹き替えは納谷六朗が演じているが、この映画のDVDでは山崎邦正もチャッキーの吹き替えを演じている。
『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』
生まれながらに車椅子での生活を強いられている女性ニカ。ある日、彼女の元に不気味な人形が差出人不明で送られてくる。それ以来、彼女の周りの人物が次々に無残な死を遂げていく。原因がその人形であると確信したニカに、魔の手が迫る。
チャッキー誕生の秘密が明かされるスピンオフ作品で、劇中でチャッキーが過去を振り返る場面では、第1目の冒頭部分に繋がるシーンがある。また、第1作でアンディを演じたアレックス・ビンセントが成長したアンディを演じた[5]。
『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』
この節の加筆が望まれています。 |
映画作品
- チャイルド・プレイ - Child's Play (1988年) ※本項
- チャイルド・プレイ2 - Child's Play2 (1990年)
- チャイルド・プレイ3 - Child's Play3 (1991年)(以上、配給:UIP)
- チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁 - Bride Of Chucky(PG12指定、配給:ギャガ) (1998年)
- チャイルド・プレイ/チャッキーの種 - Seed Of Chucky(R-15指定、配給:リベロ) (2004年)
- チャイルド・プレイ/誕生の秘密 - Curse of Chucky(ビデオスルー) (2013年)
- チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜 - Cult of Chucky(ビデオスルー) (2017年)
チャッキー
元は「湖畔の紋殺魔」と呼ばれたチャールズ・リー・レイという殺人鬼だったが、ブートゥー教の秘術によって人形になった。
人形の体でありながら力量は常人並だが、体格の差で成人に勝てず力負けする描写が多い。赤色のナイフを用いる。
前述の通り殺人鬼の設定は当初存在しておらず、「孤独なアンディにとって家族同然の大切な存在だったチャッキーに魂が宿り人間になるが、彼は次第にアンディのベビーシッターや学校の先生に嫉妬し、敵対視するようになる」というストーリーだった[6]。
彼の名前は実際の殺人者に由来すると言われている[7]。4作目においてニュージャーシー州ハッケンサック出身だと判明している。
グッドガイ人形
劇中で登場する人形。米国PLAY PALS TOYS社が製造する。乾電池(単1)2本で動く。
手や足、首や口で動かし、高い声で「Hi,Im〇〇(個体名) I'm your friend 'till the end Hidy ho-.」などと喋ることが出来る。
見た目はみんな同じだが1体ずつに固有の名前があり、各シリーズのではチャッキーの他に、トミー、オスカー、ラリー、ポーリーなどが登場した。5作目において日本製であることが判明している。
各作品の登場人物
主要人物
- アンディ・バークレー
- 本作の主人公。「1」から「3」と「誕生の秘密」のラストに登場。
- 母子家庭で暮らしており、「1」で6歳の誕生日に以前から欲しがっていた念願のグッドガイ人形を母親からプレゼントされて大喜びだったが、チャッキーと名乗るグッドガイ人形との出会いによって、チャッキーから狙われることになる。
- 「2」では8歳になるが、精神病棟に隔離された母と離れ離れになってから、児童保護センターの施設に入れられていた。 物語序盤では養子として里親のシンプソン夫妻に引き取られるが、養父との関係がうまくいかず、学校ではヒステリックな教師に目の敵にされたりと散々な日々を過ごしていたが、唯一の心の拠り所は同じ養子として引き取られていた少女・カイルだけだった。
- 「3」では16歳に成長し、里親を転々としてきた生活と決別するため陸軍兵学校に入学。当初は授業についていけず、学校で浮いてしまうが、陸軍兵学校の女生徒のクリスティン・デ・シルヴァに気にかけられ、彼女と親密になる。事件後、事件の重要参考人として警察の元へ行くことになる。
- 「誕生の秘密」のラストでチャッキーを射殺した。
- ティファニー
- チャッキーの恋人。「チャッキーの花嫁」で初登場。
- グラマラスな金髪美女だが、チャッキーと同じく殺人には躊躇いもない残忍な性格。物語序盤でロックポート警察証拠品保管所からチャッキーの残骸を持って来させた悪徳警官を用済みとして殺害し、その残骸を持ち帰ってチャッキーを復元・復活させた。
- 当初は人形の姿となったチャッキーを可愛がるも、彼から結婚指輪と思い込んで嵌めていた指輪が殺した女から奪った盗品だと明かされ、挙句に最初からプロポーズする気はなかったと嘲笑されたことで幻滅、その腹いせに監禁し飼い殺しにしようとしたが、その日の夜に入浴していたところを襲いかかってきたチャッキーに電源が入ったTVを湯船に投げ込まれて感電死してしまう。そして彼によって自分が用意していた花嫁の人形に憑依し、復活を遂げる。
『チャイルド・プレイ』より
- カレン・バークレー
- アンディの母親。デパートの宝石店で働きながら、女手一つで一人息子のアンディを懸命に育てている。
- 当初は自分の稼ぎでグッドガイ人形を買えなかったが、息子の喜ぶ顔が見たい一心から、友人の紹介でグッドガイ人形を売り出していたホームレスの元で定価の半額以下という破格の値段で購入する。
- しかしそれがチャッキーの魂の宿った人形とは知らず、グッドガイ人形を手に入れてからアンディの身の周りで不可解な事件が立て続けに起こり始め、当初は 「チャッキーの仕業」 と騒くアンディの話に耳を傾けようとしなかったが、中盤で正体を現したチャッキーに襲われて、アンディの話を本気で信じるようになった。
- 「2」と「3」では一連の事件後の裁判で、世間から異常者扱いされているアンディの主張を支持したのが原因で精神病院に収容されている為、アンディの持つ写真のみの登場となっている。
- マイク・ノリス
- 冒頭でチャッキーを射殺した刑事。当初はカレン同様、アンディの話を信用していなかったが、中盤でチャッキーに襲われてから、アンディの話を本気で信じるようになり、カレンとアンディを守ろうとする。
- 詳細は不明だが、「誕生の秘密」のラストにおけるアンディとカレンの電話の会話によると、カレンと交際しているらしい。
- エディ・カプート
- 生前のチャッキーの相棒。冒頭でマイクに足を撃たれたチャッキーを、追跡してきたパトカーを振り切る形で見捨てて逃走する。
- その後逮捕され、留置所に収監されるが、脱獄に成功し隠れ家に潜んでいたところ、人形として復活したチャッキーに報復として台所のガスを充満させられ、それに気付かずに発砲したことで起こったガス爆発によって隠れ家もろとも吹き飛ばされ死亡。
- ジョン・シモンセン
- 生前のチャッキーにブードゥー教の秘術を教えた呪術師の黒人男性。間接的ではあるが、チャッキーが誕生した要因ともいえる人物である。
- だが、以前からチャッキーのことを嫌っていたらしく、自身が教えた呪術を悪用して復活した彼から自分を人形から出すように要求された時には「天への道を背いた」として頑なに拒否した。その直後、チャッキーに自身の魔除けの人形を持ち出された上で、その人形を通じて手足を折られるなどの拷問を受け、人間に戻る方法を白状するが、彼に用済みとしてナイフで刺されて致命傷を負う。
- その後、自分を訪ねてきたカレンとマイクにアンディの危機とチャッキーの弱点を知らせて絶命した。
『チャイルド・プレイ2』より
- カイル
- アンディが来る以前からシンプソン夫妻の養子として引き取られていた少女。
- 基本的には芯が強いしっかり者であるが、幼い頃は何度も里親をたらい回しにされてきた過去を持ち、 同じ境遇を持つアンディとはすぐに打ち解け、アンディも数少ない理解者である彼女を姉のように慕っていた。
- 当初はシンプソン夫妻と同様にアンディの話を信用していなかったが、ふとした拍子でチャッキーをゴミ箱に捨てたが、ゴミ箱に捨てたはずの(元々家にあったもう一体の)グッドガイ人形を偶然発見してゴミ箱からもチャッキーが消えていたことから、ようやくアンディの話が本当だと信じた。中盤でシンプソン夫妻をチャッキーに殺され、自分もチャッキーに襲われたのを機にアンディと協力してチャッキーに立ち向かう。
- フィル・シンプソン
- アンディの里親となった養父。
- 一見すると良心的な人格者だが、実際は厳格かつ短気で、実子ではない養子をどこか軽んじている節があり、施設で問題児扱いされているアンディを当初から色眼鏡で見ていた上、施設側の依頼を承諾しながらも乗り気では無い態度で引き取っており、家に忍び込んできたチャッキーが騒動を起こした際にはアンディを犯人扱いしてチャッキーの話を信じようとしなかった挙句に厄介払いと言わんばかりに施設へと送り返した。
- 物語後半でようやくチャッキーの正体を目の当たりにするも、時既に遅く状況を受け入れる間もなく階段から突き落とされ死亡。
- ジョアンヌ・シンプソン
- フィルの妻で子供好きの女性。
- 夫と比べるとアンディに対して好意的であり、中盤で夫がアンディを厄介者扱いした際もアンディを庇っていたが、夫が亡くなった後は掌を返すかのようにアンディを拒絶し、施設へ送り返した。
- その後、カイルがチャッキーの正体に気付いた際、いつの間にかチャッキーに絞殺されていた。
- たとえ夫の死で精神的に不安定になっていたとはいえ、綺麗事を並べつつ子供を見捨てていた辺り、上辺だけの家族でしかなかった事が伺える。
- ケトルウェル
- アンディが転校してきた小学校の担任の女教師。転校生には容赦のないヒステリックな未婚の中年女性で、転校したばかりのアンディを目の敵にする。
- アンディが登校した際、学校に潜入したチャッキーが施した細工(アンディの答案用紙に彼女に対する悪口を書いた)をチャッキーの仕業というアンディの主張を出任せだと判断して憤慨、チャッキーを用具室に放り入れた上でアンディを反省させる為に教室に閉じ込める。その後、アンディがチャッキーから逃れる為に窓から脱出した際、アンディが用具室に隠れていると察し、探し始めたところをチャッキーに「生徒をいじめすぎる」と指摘されながら、定規で何度も殴打され殺された。
- サリバン
- グッド・ガイ人形の製造元であるPLAY PALS TOYS社の社長。
- チャッキーの修復作業中に起きた不可解なアクシデントを目の当たりにした際には、その隠蔽と復元されたチャッキーの処分を部下の重役マットソンに押し付ける。
- 8年後の物語である「3」では、チャッキーが起こした数々の事件によってグッド・ガイ人形がイメージダウンして会社が破産寸前に追い込まれるも、なおも懲りずにグッド・ガイ人形の再生産を決意。会議が終わった後に90年代仕様のニューモデルの1号としてプレゼントされたグッド・ガイ人形がチャッキーとは知らずに受け取り、更にはそのままチャッキーを自室に置いた為、最期はチャッキーに襲われた挙句ヨーヨーの糸で絞殺された。
- マットソン
- サリバンの部下である重役。「グッド・ガイ人形のイメージ回復の為」という名目でチャッキーの修復を技術者達に指示した。
- 序盤でチャッキーの回収と復元に成功した朗報をサリバンに伝えて作業場に案内していたが、技術者の事故死で事態は一転。機嫌を損ねたサリバンに後始末を押し付けられ、最期は復活したチャッキーにビニール袋をかぶせられて窒息死した。
- グレイス・プール
- 児童保護センターの施設長。
- 里親のシンプソン夫妻にアンディを引き取らせたが、中盤でアンディを送り返されてしまい、最期はチャッキーにナイフを三発刺された後、印刷機に直撃し、死亡。
『チャイルド・プレイ3』より
- ロナルド・タイラー
- 戦闘機乗りの父を持つ、アンディの同期生である黒人の少年兵。
- グッドガイ人形のファンで、序盤でアンディに届けようとした荷物の中身が自分が前から欲しかったグッドガイ人形(に取り憑いたチャッキー)と気付き、それをアンディに届けずにくすねてしまう。しかし、突如荷物から飛び出してきたチャッキーに驚きもせず、最新式と思い込んで彼と友達になり、アンディの警告にも耳を貸さなかったが、その経緯からチャッキーの標的にされてしまう。
- ホワイトハースト
- アンディと相部屋になった眼鏡をかけた少年兵。
- シェルトンに目の敵にされている気弱ないじめられっ子であり、アンディと初対面の際はシェルトンとエリスにロッカーに閉じ込められた状態だった。
- 中盤でチャッキーの殺人を目撃したが、恐怖のあまり誰にも話せず、サバイバルゲームでチャッキーが手榴弾で仲間を皆殺しにしようとした際には責任を感じて爆発から仲間を守る為に自ら盾となって命を落とした。
- クリスティン・デ・シルヴァ
- 陸軍兵学校の女生徒。
- 新入りのアンディと早々意気投合し、射撃訓練をレクチャーしたり、人気の無い場所で彼とキスを交わした。
- 中盤からはチャッキーに人質にされながらもアンディと協力してチャッキーに立ち向かう。チャッキーに足を撃たれた際、彼に殺害された遊園地の警備員の銃をアンディに託す。終盤で救急車に搬送される際、重要参考人として警察の元へ行くアンディに励ましの言葉をかけた。
- シェルトン
- 陸軍兵学校の教官で、階級は中佐。
- 自分より格下の相手を見下す傲慢な性格で、度々自らが上の人間であるということを強調している。
- 妹がいるらしく、アンディから没収したチャッキーを妹にプレゼントしようとしていた。
- 訓練生のホワイトハーストを以前から奴隷扱いして虐げ、集会で彼を罵倒した際にその振る舞いに悪態をついたクリスティンを大勢の前で腕立て伏せを強要させて貶める等、散々なパワーハラスメントを働き、新入りのアンディに対しても例外なく高圧的に振舞う。しかし、一方では自分より立場が上の者に対しては頭が上がらず、なりふり構わずというだけではないようである。
- 最期はサバイバルゲームで同士討ちを目論んだチャッキーが仕掛けた罠[8]によって実弾が心臓に直撃し、死亡。
- エリス
- シェルトンと共に行動している軍人で階級は少佐。
- シェルトンの腰巾着とも言える男で、彼と共にホワイトハーストを日頃からいじめていた。中盤でシェルトンが死亡した際には傍にいたアンディの仕業と決めつけて彼に殴りかかった。
- ボトニック
- 生徒の理髪を担当している軍人で、階級は軍曹。
- 軍隊のヘアスタイル[9]に関する規律にうるさく、当初はセミロングだったアンディの髪を容赦なく短く刈った。
- 中盤でホワイトハーストを散髪した後、近くにいたチャッキーを面白半分にシェーバーで丸刈りにしようとしたところ、レザーを手に持ったチャッキーに喉をかっ切られて死亡。その現場を偶然忘れ物を取りに戻ってきたホワイトハーストに目撃された。
- コクレーン
- 陸軍兵学校の校長で、階級は大佐。
- 二度もベトナム戦争に行った経験のあるベテランの軍人。面接してきたアンディに対しては厳しい態度を取りつつも、叱咤激励して入学を許可した。
- 序盤でチャッキーと一緒にいたタイラーを目撃した際、「男のくせに人形遊びなどやめろ」とチャッキーを取り上げ、更にはゴミ収集車に投げ込んだ。中盤で校長室に忍び込んできたチャッキーに襲撃されるが、老齢で心臓が弱っていたためか、驚いたショックで心臓麻痺を起こし、チャッキーが直接手を下す前に死亡。
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』より
- ジェシー
- ティファニーの知り合いの好青年。
- 恋人のジェイドを愛しているが、彼女の叔父の妨害でなかなか進展しない日々を過ごしており、物語序盤で人形となったティファニーに利用される形で駆け落ちを決意し、ジェイドと愛の逃避行に走り、事件に巻き込まれる。
- ジェイド
- ジェシーの恋人。過干渉で厳格な警察署長の叔父・ウォーレンに悩まされており、彼の妨害でジェシーとの関係が上手く進展していないことに悩んでいる。
- ジェシーの親友・デヴィッドの励ましと助言でジェシーと駆け落ちをするが、事件に巻き込まれる。
- デヴィッド
- ジェシーの親友。彼とジェイドの仲を応援しており、あの手この手で二人を引き裂こうとするジェイドの叔父であるウォーレンに憤りを見せていた。
- 中盤でジェシーとジェイドが殺人犯として指名手配されてしまった時も無実を信じ続け、二人の間に誤解が生じていると諭したが、その直後、ジェシーの車の後部座席の収納スペースに入れられていたウォーレンの死体を発見してしまい、二人を拒絶。車から降りて警察に助けを求めたところ、チャッキーとティファニーに銃を突きつけられて思わず逃走した挙句、追い討ちをかけるかのごとく、目の前を走行していたトレーラーに轢かれて即死した。
- ウォーレン・キンケード
- ジェイドの叔父である警察署長。日頃からジェイドの行動に目を光らせており、彼女の恋人であるジェシーを厄介者扱いするばかりか、自らの立場と職権を悪用かつ濫用して、賄賂で買収した地元の悪徳警官と共に二人の交際を妨害する等、チャッキーやティファニーとは別にタチの悪い人物。
- なお、ジェイドが18歳を過ぎれば、彼女を自由にさせるつもりではあった模様。
- 序盤でジェイドとジェシーが駆け落ちを切り出した際には、思惑を察知し、ジェシーの車をバールでこじ開けて侵入し、あらかじめ用意した麻薬を車内に忍ばせた上ででっち上げで彼を逮捕しようと画策するが、そのことでチャッキーとティファニーに邪魔者と見なされ、彼らが仕掛けたトラップで顔面に無数の釘を打ち込まれ卒倒、後部座席の収納スペースに入れられる。
- だが、この時点では死亡しておらず、中盤でジェシーとジェイドが車から離れた後に息を吹き返し車から逃げ出そうとしたところをチャッキーにナイフで止めを刺されて死亡した。
- ノートン
- ウォーレンの腰巾着に成り下がっている悪徳警官で、賄賂で彼に買収される形でジェシーとジェイドを見張っており、自身も大金目当てで熱心に二人に対して嫌がらせを行う。
- 序盤で駆け落ちしたジェシーとジェイドを、ウォーレンとの計画の通りに取り調べで妨害し、ウォーレンが忍ばせた麻薬を発見。署に報告しにパトカーに戻ったところ、パトカーをチャッキーに放火され、その炎がガソリンに引火して爆死した。
- ダミアン・ベイロック
- ティファニーのボーイフレンド。長髪と唇のピアスが特徴のヘビメタ風の男。
- ティファニーに気に入られようと人を殺したようにみせかけようとするが、マニキュアによって特殊メイクの自作自演だとすぐに見破られてしまう。その後、彼女にベッドに縛り付けられたところを復活したチャッキーに殺害された。
- 本名はハワード・フィッツウォーター。ティファニーと付き合う以前は、横分けの髪型で眼鏡をかけた真面目そうな青年であった。
- プレストン
- 劇中におけるニュースで何度かインタビューに登場している敏腕刑事。チャッキーとティファニーが殺人を開始した時には、ジェシーとジェイドを容疑者と断定した。
- だが、終盤でハッケンサックの墓地に駆け付けた際、真実を目撃。連続殺人事件の真実とジェシーとジェイドの無実を証明すべく検視官の派遣を要請し二人を帰宅させる。その後、ティファニーの死を確認しようとした矢先に、彼女が突如産気づき、赤ん坊(グレン)が誕生。錯乱のままに襲われ、生死不明に。
- ラス、ダイアン
- 物語の中盤、ナイアガラで二人だけの結婚式を挙げたジェシーとジェイドが泊まったモーテルに宿泊していたスリのカップル。
- ジェシーとジェイドの部屋と自分たちの部屋が偶然相部屋だったこともあり、二人の部屋にいきなり現れ、ラスがチャッキーについての話を持ちかけて二人の気を逸らした隙に財布を盗んだが、その一部始終を見ていたティファニーの怒りを買い、最期はウォーターベッドでセックスしていたところを彼女に襲撃され死亡。
- ロバート・ベイリー
- 冒頭に登場した悪徳警官。ティファニーから礼金をもらう約束で、ロックポート警察証拠品保管所からチャッキーの残骸の入った黒いビニール袋を持ち出し、(ティファニーの忠告に耳も貸さず)好奇心から中身を覗き込んだところ、突然現れたティファニーにナイフで喉を掻き切られ死亡。
- その後、ティファニーに奪われたライターはノートンの殺害に使われ、これによりジェシーとジェイドは連続殺人の容疑者として指名手配されることになるが、後にチャッキーの指紋も採取される。
- 「チャッキーの種」では彼の遺族(電話の声のみ)が登場している。
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』より
- グレン / グレンダ
- 「チャッキーの花嫁」のラストで誕生したチャッキーとティファニーの息子。
- 髪こそチャッキー譲りの赤毛であるが、中性的な容姿で顔は痩せ細っており、気弱で殺人を嫌うほど心優しい性格である等、見た目も性格も両親に全く似ても似つかない。驚くとすぐに失禁する癖がある。
- 本編から6年前に腹話術師にアメリカから連れて来られ、シットフェイスと名付けられてイギリスの見世物小屋でこき使われていた。
- ある日テレビで殺戮人形の都市伝説となったチャッキーとティファニーがハリウッドで映画化するというニュースを知り、腹話術師から命からがら逃亡し、チャッキーとティファニーのいるハリウッドへ渡る。長い旅路の末、ハリウッドにたどり着き、倉庫の小道具の中からチャッキーとティファニーのレプリカ人形を発見し、お守りとして生まれた時から持たされていた「ダンバラの心臓」に記された呪文を読み上げ2人を復活させ、再会を果たす。
- だが、それからほどなく、殺人鬼の道を歩ませる事を望むチャッキーと、平凡な人生を送らせる事を望むティファニーとの間で板挟みとなり、その影響で自分の中にあるグレンダという殺人鬼の人格が具現化し、二重人格となった。
- ジェニファー・ティリー
- ティファニーが憧れている人気女優。
- それなりに有名なセレブで、大抵のスキャンダルやバッシングに動じない程の図太い性格の持ち主だが、何故かジュリア・ロバーツを目の敵にしている。当初から落ち目の状態だったらしく、大きな役を得るためにマネージャーの制止も聞かずに映画監督のレッドマンが構想中の新作映画の主役を狙い、彼を色仕掛けで主役に抜擢させようとする。
- 中盤でレッドマンと共にティファニーに襲撃され、意識を失っている間に強制的に妊娠(ティファニー曰く「ブードゥー妊娠」)させられてしまう。その影響によって、僅か数日の間に下腹部が大きく膨張する。
- 終盤でティファニーに監禁されて男女の双子を出産。そこへ警備員の通報で駆け付けた警官に保護され、双子と共に病院に搬送されるが、最後はブードゥー教の儀式を成功させたティファニーに肉体を乗っ取られ、双子もグレンとグレンダの魂をそれぞれ移されてしまった。
- レッドマン
- ラッパー兼映画監督の黒人男性。
- ジェニファーの大ファンで、彼女の色仕掛けを機に親しくなり、自身もまんざらではない様子であった。
- 人当たりのいい多才であるが、同時に無神経で了見の狭い人物でもあり、中盤でジェニファーが妊娠した際には掌を返して主役から降ろし、その上悪びれることもなく彼女の怒りを買うような接し方をした。
- 当初はチャッキーの魂を憑依させる器としてチャッキー達に生かされていたが、上記の一部始終を聞いていたティファニーの怒りを買い、最期は1人で食事していたところを彼女に襲撃され、腹部から内臓を飛び出しながら死亡。
- ジョーン
- ジェニファーのマネージャー。
- 真面目な性格でマネージャーの仕事をこなしているが、ジェニファーのマイペースに頭を悩ませており、その度に彼女に苦言を呈していた。中盤ではそれが原因でジェニファーの不興を買い、マネージャーを解雇される。
- その後、妊娠で乱心したジェニファーからの電話で思わず彼女の身を案じて駆け付けたが、最期はティファニーに扮したグレンのスプレーの噴射で全身を焼かれそのはずみで階段から転落して死亡。
- ピート・ピーターズ
- タブロイド紙のカメラマンで、ジェニファーのスキャンダルを手にするために、以前から彼女を執拗に追っていたパパラッチ。
- 中盤でジェニファーとレッドマンの密会現場を盗撮しにジェニファーの自宅へと忍び込み、2人の密会現場を盗撮した。その直後にチャッキーを目撃してしまい、彼の姿をカメラで撮ってひとまず逃げ出したが、その一部始終に気づいたチャッキーに目をつけられてしまう。
- 最期は現像室で写真を現像していたところ、チャッキーを止めようと目の前に現れたグレンに思わず驚いて後ろの棚にぶつかり、棚に置いてあった硫酸を頭からかぶり死亡。
- スタン
- ジェニファーに雇われているリムジンの運転手。
- ジェニファーに想いを寄せているものの、空回りの連続でなかなか距離が縮まらない日々を過ごしている。
- 終盤でジェニファーの真似をしたティファニーに電話で呼び出され、ジェニファーと共に監禁されてしまう。レッドマンの代わりとしてチャッキーの魂を移し替える器にされそうになるが、最期は自力で拘束を解いたところをチャッキーにナイフで刺され死亡。
- サイクス
- 6年前に拾ったチャッキーとティファニーの子供(グレン)をシットフェイスと名付けて見世物として利用していた似非腹話術師。
- 商売以外の時はシットフェイスをオリに入れて事あるごとに怒鳴り散らす等、普段から彼をぞんざいに扱っていた。
- 序盤で両親の存在を知ったシットフェイスが抜け出した際には怒り心頭で追いかけるが、結局取り逃がしてしまう。
『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』より
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- ニカ・ピアス
- 先天性の障害で車椅子生活を強いられており、精神の病んだ母親と共に屋敷で暮らしていた女性。たまに心臓発作を起こしている模様。
- 序盤で差出人不明の荷物として送られてきたグッドガイ人形・チャッキーが屋敷に届いた日に母親が亡くなり、その翌日、姉・バーブの家族とベビーシッター、フランク神父が屋敷を訪れ、一緒に食事会を開いた。
- 中盤でチャッキーを不審に思い、ネットでチャッキーの事件とその事件の生存者であるアンディの存在を知り、更にその記事のリンクから、チャッキーとチャールズ・リー・レイの関係に辿り着き、チャールズがホームビデオに写っていた男と同一人物だと悟る。
- その後、斧を持ったチャッキーに襲われるが、障害で足に感覚が無い状態を利用する形であえて斧を足で受け止め、その隙をついて足に刺さっていた斧を抜いて反撃に成功するが、傷の手当てをしている間に復活したチャッキーによって、車椅子に乗ったまま1階に突き落とされる。それと同時に、25年前にチャールズが母親ごと生まれる前の自分をナイフで刺したのが原因で先天性の障害を患ってしまった事を知る。
- 終盤でチャッキーに追い詰められながらも、アンディがまだ生存している事、「完了できない症候群」である事を指摘して挑発し、襲いかかって来たチャッキーをナイフで突き刺して返り討ちにする。その直後、フランク神父の交通事故の捜査で屋敷に駆け付けたスタントンに一連の事件の犯人と決め付けられ逮捕される。
- その後、責任能力無しの殺人犯として無期限で隔離施設に収容されるが、車椅子で法廷から退出する際、自分を殺し損ねて法廷に座らされているチャッキーに対して勝ち誇ったような表情を浮かべながら罵倒した。
- サラ・ピアス
- ニカの母親。
- 夫ダニエルの友人であり、近所に住んでいたチャールズに対しては当初好意的であったが、ダニエルが溺死した後、自分がダニエルの代わりになろうと本性を現したチャールズによって監禁される。密かに警察に通報するが、屋敷に警察が迫っている事に激昂したチャールズにナイフで腹部を刺されて[10]重傷を負う。母子共に一命を取り留めたものの、その時の負傷が原因でニカは生まれつき足が不自由となり、自身もそのショックで心を病んでしまう。
- その忌まわしい過去が巡り巡った末、序盤で人形として復活したチャッキーが屋敷に届いた日に彼の手によって殺害される。
- バーブ
- ニカの姉で、母親の死後にほどなく遺産相続の手続きも兼ねてニカの元へと訪れる。
- 普段は出版業界に勤めているが、現在は不景気である上、娘の学費が嵩み、家計が苦しい状態である模様(だが、前述の家庭事情があるにもかかわらず、週に400ドルでベビーシッターのジルを雇っている)。
- 表面上は妹思いであったが、ニカの元へと訪れたのは屋敷を売却して大金をせしめるためであり、更には彼女をお荷物扱いして障害者施設へと入所させようとしていた。
- レズビアンで、ジルとは恋人同士であり、夫に隠れて彼女と付き合っているが、家庭を蔑ろにしているわけでなく、特に娘に対しては愛情を注いでいる。このことから、家族も愛人も両方取りたがっている節がある。
- 中盤でジルとの関係をイアンに知られた上、彼から親権の剥奪を仄めかされ逆上。チャッキーの事を警告してきたニカに対してもイアンとグルであると誤解して当り散らした。
- 最期は正体を現したチャッキーにナイフで左目を刺され、死亡。
- ジル
- アリスのベビーシッター。
- バーブと同じくレズビアンであるが、彼女とは違い、屋敷の売却には乗り気ではなかった。また、グッドガイ人形の存在を認知している。
- 夜中に下着姿でバーブとビデオチャットをしていたところ、チャッキーに雨漏りのバケツの水を床ごとコンセントにまかれて感電死する。
- イアン
- バーブの夫で、普段はコーヒーショップで働いているが、収入は彼女よりも少ない。また、ジルと同じくグッドガイ人形の存在を認知している。
- 娘のアリスを溺愛しており、仕事のためになかなか娘にかまってあげられない現状を負い目に感じている。その一方で、以前からバーブとジルの関係を疑っていたらしく、バーブのカードで買った隠しカメラをチャッキーの胸ポケットに仕込んで彼女達の様子を監視していた。それからほどなくして、2人の関係を知ると、それをネタにバーブを脅迫して彼女から親権を取ろうとした。
- 中盤でバーブが殺され、アリスが行方不明になった際には疑心暗鬼からニカを犯人と決めつけて彼女を部屋に監禁する。その後、隠しカメラと直結したモニターでアリスの行方とチャッキーの正体を知るが、時既に遅く部屋に入ってきたチャッキーに不意をつかれ転倒、斧で下顎を切断され死亡した。
- アリス
- バーブの娘で、ニカの姪。両親と共にニカの屋敷へと訪れた際に彼女からプレゼントされたチャッキーをすぐに気に入る。
- 普段から両親が多忙で寂しい日々を過ごしていたらしく、屋敷に来る前はあまり元気がなかった様子で、ジルからもその事を心配されていた。その影響からか、チャッキーを一番の友達として寂しさを紛らわしている節があり、何の疑いも持たずにチャッキーの言葉を真に受ける等、良くも悪くも子供らしい純真な一面を持つ。
- 中盤ではかくれんぼの一環として、チャッキーに言われるがままに部屋に閉じ込められてしまう。終盤では両親を亡くしてニカが逮捕されたその後、祖母の元に引き取られるがチャッキーと再会し、「魂交換ごっこ」に誘われる。
- フランク
- バーブの知人である神父。
- サラの死後、バーブに連れられる形でニカの屋敷へと訪れた。イアンやジルと同様、グッドガイ人形を認知している。
- その日の晩の夕食でチャッキーが仕込んだネズミ駆除剤入りのスープを口にして急激に体調が悪化。だが、スープが原因とは気づかずに急用と称して途中で退席。その状態で車で帰宅した結果、途中で事故を起こして首を切断するという無惨な最期を遂げた。
- スタントン
- フランク神父の知人である警官。
- 自分の名付け親だったフランク神父の教会に通っている。序盤でフランク神父が死亡した際には唯一彼の死に不審感を抱いていた。
- 終盤でフランク神父が最後に訪れたニカの屋敷に駆け付け、上記の事情もあってチャッキーに襲われたニカを犯人と決めつけて逮捕。その後、ニカが法廷に立たされるシーンで傍聴に同席していた。
- その後、ティファニー[11]から礼金をもらう約束で証拠品保管所からチャッキーを持ち出すが、彼女に用済みとして殺害される。
『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』
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スタッフ・キャスト
『チャイルド・プレイ』
- 監督:トム・ホランド
- 製作:デヴィッド・カーシュナー
- 製作総指揮:バリー・M・オズボーン
- 原案:ドン・マンシーニ
- 脚本:ドン・マンシーニ、ジョン・ラフィア、トム・ホランド
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
カレン・バークレー | キャサリン・ヒックス | 土井美加 |
マイク・ノリス刑事 | クリス・サランドン | 屋良有作 |
アンディ・バークレー | アレックス・ヴィンセント | 佐々木優子 |
チャッキー/チャールズ・リー・レイ | ブラッド・ドゥーリフ | 鈴置洋孝 |
グッドガイ人形の声 | イーダン・グロス | 堀絢子 |
マギー・ペターソン | ダイナ・マノフ | 滝沢久美子 |
ジャック・サントス刑事 | トミー・スワードロー | 西村知道 |
ジョン・シモンセン | レイモンド・オリヴァー | 笹岡繁蔵 |
アードモア先生 | ジャック・コルヴィン | 城山堅 |
ペドラー | ファン・ラミレス | 青森伸 |
クリスウェル主任 | アラン・ワイルダー | 喜多川拓郎 |
エディ | ニール・ジュントーリ | |
翻訳 | 秋元良介 | |
演出 | 大西桂太 | |
調整 | 田中英行 | |
録音 | アバコクリエイティブスタジオ | |
プロデューサー | 小川政弘 | |
制作 | ワーナー・ホーム・ビデオ ジャパン・オリジナル・テクニック |
- 日本語吹替 - HDリマスター版DVD&VHSに収録
『チャイルド・プレイ2』
- 監督:ジョン・ラフィア
- 製作:デヴィッド・カーシュナー
- 製作総指揮:ロバート・レザム・ブラウン
- 脚本:ドン・マンシーニ
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 納谷六朗 |
アンディ・バークレー | アレックス・ヴィンセント | 菅谷政子 |
ジョアン・シンプソン | ジェニー・アガター | 宗形智子 |
フィル・シンプソン | ゲリット・グレアム | 堀勝之祐 |
カイル | クリスティーン・エリス | 安達忍 |
サリバン | ピーター・ハスケル | 大木民夫 |
マットソン | グレッグ・ジャーマン | 谷口節 |
ケトルウェル | ベス・グラント | |
グレイス・プール | グレイス・ザブリスキー | |
技師 | ドン・パグズリー | 西村知道 |
『チャイルド・プレイ3』
- 監督:ジャック・ベンダー
- 製作:ロバート・レザム・ブラウン
- 製作総指揮:デヴィッド・カーシュナー
- 脚本:ドン・マンシーニ
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 納谷六朗 |
アンディ・バークレー | ジャスティン・ホーリン | 石田彰 |
クリステン・デ・シルヴァ | ペリー・リーヴス | 勝生真沙子 |
ロナルド・タイラー | ジェレミー・シルヴァーズ | 亀井芳子 |
シェルトン中佐 | トラヴィス・ファイン | 鈴置洋孝 |
コクレーン大佐 | デイキン・マシューズ | |
ボトニック軍曹 | アンドリュー・ロビンソン | |
サリバン | ピーター・ハスケル | 大木民夫 |
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』
- 監督:ロニー・ユー
- 製作:グレイス・ギルロイ、デヴィッド・カーシュナー
- 製作総指揮:ドン・マンシーニ
- 脚本:ドン・マンシーニ
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 納谷六朗 |
ティファニー | ジェニファー・ティリー | 土井美加 |
ジェシー | ニック・スタビル | 神奈延年 |
ジェイド | キャサリン・ハイグル | 加藤優子 |
デヴィッド | ゴードン・マイケル・ウールヴェッ | 椿基之 |
- 日本語版制作スタッフ
- プロデューサー:高野潤(ギャガ・コミュニケーションズ)
- 演出:中野洋志
- 翻訳:松田海
- 制作担当:簑浦良平(ACクリエイト)
- 日本語版制作:ACクリエイト株式会社
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』
役名 | 俳優 | 日本語版1 | 日本語版2 |
---|---|---|---|
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 納谷六朗 | 山崎邦正 |
ティファニー(声) | ジェニファー・ティリー | 安達忍 | |
グレン / グレンダ(声) | ビリー・ボイド | 保志総一朗 | |
ジェニファー・ティリー | 安達忍 | ||
レッドマン | 江原正士 | ||
ジョーン | ハナ・スピアリット | 根谷美智子 | |
ピート・ピーターズ | ジョン・ウォーターズ | たてかべ和也 |
- 吹替は二種類共にDVDに収録されている。
- 日本語版制作スタッフ
- 演出:市来満
- 翻訳:植田尚子
- 制作:ニュージャパンフィルム
『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』
- 監督:ドン・マンシーニ
- 製作:デヴィッド・カーシュナー、ドン・マンシーニ
- 脚本:ドン・マンシーニ
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ニカ | フィオナ・ドゥーリフ | 中村千絵 |
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 納谷六朗 |
サラ | シャンタル・ケスネ | |
バーブ | ダニエル・ビスッティ | 藤貴子 |
ジル | メイトランド・マコーネル | 東條加那子 |
イアン | ブレナン・エリオット | 落合弘治 |
アリス | サマー・ハウエル | 久野美咲 |
フランク神父 | A・マルティネス | こねり翔 |
ティファニー | ジェニファー・ティリー | |
アンディ・バークレー | アレックス・ヴィンセント | 烏丸祐一 |
第2作から一貫してチャッキーを演じていた納谷六朗が出演した最後の作品となった。
『チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜』
- 監督:ドン・マンシーニ
- 製作:デヴィッド・カーシュナー、オグデン・ギャヴァンスキー
- 脚本:ドン・マンシーニ
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
チャッキー(声) | ブラッド・ドゥーリフ | 島田敏 |
ニカ | フィオナ・ドゥーリフ | 中村千絵 |
アンディ・バークレー | アレックス・ヴィンセント | 藤原満 |
ティファニー | ジェニファー・ティリー | 土井美加 |
クレア | グレース・リン・カン | |
Dr.フォーリー | マイケル・テリュー | 田中正彦 |
マデリン | エリザベス・ローゼン | |
カルロス | ザック・サンティアゴ | |
アリス | サマー・H・ハウエル |
イベント
- チャッキーのホラー・ファクトリー
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて、2014年のハロウィーン・ホラー・ナイト(en:Halloween Horror Nights)開催日のみ実施されたホラーハウス。ゲストはトイショップを訪れた後、裏手にある殺人鬼チャッキーとその手下達により、人間を解体して組み立てるといった残忍な行為が行われているおもちゃ工場へと侵入していく。
- 翌年のハロウィーン・ホラー・ナイトでも「チャッキーのホラー・ファクトリー2」として開催。内容は2014年の続編で、ゲストはチャッキー達による残忍な殺人事件の後、廃墟となったトイショップと工場を訪れる。
脚注
- ^ “Child's Play” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年5月30日閲覧。
- ^ 「*電池は含まれません」という意味の、電気製品によくある注意書き。作中でも演出で効果的に使用されている。
- ^ “Child's Play(1988)Trivia”. 2017年8月29日閲覧。
- ^ “Top 10 original titles for popular horror movies”. 2017年8月29日閲覧。
- ^ 母親のカレンも電話で話していることから生きていることが判明し、また話の内容からマイク刑事も生きていて現在もアンディ親子と交友がある事も判明している。
- ^ http://m.cinematoday.jp/page/N0057266 製作者のドン・マンシーニの発言より。
- ^ チャールズ・マンソン、リー・ハーヴェイ・オズワルド、ジェームズ・アール・レイなど。
- ^ 敵側チームの使用する全てのライフル銃にセットされていたペイント弾を実弾にすり替えた。
- ^ 後ろから髪を掴まれて喉を刃物で切られるのを防ぐために男子は必ず短髪というもの。
- ^ チャールズはそのまま逃亡したため、第1作目の冒頭へと繋がる。
- ^ 作中のチャッキーの台詞から判断すると、時系列的に5作目の後と思われる。
関連項目
外部リンク
- チャイルド・プレイグッズを生産しているメーカー
- ドリームラッシュ(日本)DREAM RUSH INC.
- メディコム・トイ(日本)MEDICOM TOY
- ネカ(アメリカ)NECA
- マクファーレントイズ(アメリカ)McFARLANE
- サイドショー(アメリカ)SIDE SHOW
- チャイルド・プレイ - allcinema
- チャイルド・プレイ - KINENOTE
- Child's Play - オールムービー(英語)
- Child's Play - IMDb(英語)