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しかし、東京時代と言っても[[大日本帝国憲法]]下と[[日本国憲法]]下では政治体制に大きな違いがある事や、100年以上前と現在を一括した呼称となるだけに違和感を抱かれる事が多いのか、一部の[[書籍]]で[[近現代]]([[近代]]と[[現代]])の日本を指す呼称として用いられるケースもあるものの、一般においては全く使われていない。 |
しかし、東京時代と言っても[[大日本帝国憲法]]下と[[日本国憲法]]下では政治体制に大きな違いがある事や、100年以上前と現在を一括した呼称となるだけに違和感を抱かれる事が多いのか、一部の[[書籍]]で[[近現代]]([[近代]]と[[現代]])の日本を指す呼称として用いられるケースもあるものの、一般においては全く使われていない。 |
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ただし、将来的に[[武士]]による[[封建制度]]が崩壊して政治・経済・社会の仕組みが根幹的に変動することとなった明治維新から更に時を経るにつれて、それ以後の[[歴史]]を一括表現するためにこの言葉が用いられる可能性があると考えられている。 |
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[[Category:明治時代|とうきようしたい]] |
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2006年6月29日 (木) 05:40時点における版
東京時代(とうきょうじだい)とは、日本の歴史における時代区分のうちで、江戸幕府が崩壊して明治維新が開始された1868年以後についての呼称として考え出された概念の一つ。
現在、日本においては明治維新以後の時代区分を明治時代・大正時代・昭和時代・平成時代と元号を冠して用いるのが一般的であるが、日本の歴史における時代区分において明治維新以前には鎌倉時代・江戸時代などといった政治の中心地から取られて呼称が用いられている(弥生時代や戦国時代のようにその中心地が確定できない時代を除く)が通例なのに明治以後は元号で分けるのはおかしいという意見がある。その意見に基づけば、明治維新以後は政治の中心が東京にあったのであるから、「東京時代」として一括されるべきではないかというのである。
しかし、東京時代と言っても大日本帝国憲法下と日本国憲法下では政治体制に大きな違いがある事や、100年以上前と現在を一括した呼称となるだけに違和感を抱かれる事が多いのか、一部の書籍で近現代(近代と現代)の日本を指す呼称として用いられるケースもあるものの、一般においては全く使われていない。
ただし、将来的に武士による封建制度が崩壊して政治・経済・社会の仕組みが根幹的に変動することとなった明治維新から更に時を経るにつれて、それ以後の歴史を一括表現するためにこの言葉が用いられる可能性があると考えられている。