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'''バーノン・クリストファー・カーター'''('''Vernon Christopher "Chris" Carter''' , [[1986年]][[12月18日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]・[[カリフォルニア州]][[レッドウッドシティ (カリフォルニア州)|レッドウッドシティ]]出身の[[プロ野球選手]]([[一塁手]]、[[左翼手]])。右投右打。2017年現在は[[ニューヨーク・ヤンキース]]に所属。
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== 経歴 ==
== 経歴 ==
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{{by|2014年}}は、攻撃面(打撃)では、打率こそ2年連続で.220台(.227)に終わったものの、自身初の30本塁打以上となる37本塁打 (リーグ2位) を放ち、シーズン終盤まで[[ネルソン・クルーズ (外野手)|ネルソン・クルーズ]]([[ボルティモア・オリオールズ]])と本塁打王争いを演じた。特に[[MLBオールスターゲーム|オールスター]]以降、64試合で18本塁打と量産した<ref name="pagea">[http://www.baseball-reference.com/players/gl.cgi?id=cartech02&t=b&year=2014 BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Gamelog] 2014年10月13日閲覧。</ref>。また三振を30個減らした。初球打ちでは打率.322・6本塁打を記録した<ref name="pageb">[http://www.baseball-reference.com/players/split.cgi?id=cartech02&year=2014&t=b BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Splits] 2014年10月13日閲覧。</ref>。また、得点圏では打率.270・53打点という打撃成績をマークした<ref name="pageb" />。守備については、殆どが指名打者としての試合出場であったが、[[一塁手]]として14試合で3失策を犯したものの、[[守備防御点|DRS]]は自己最高の+2を記録した。オフの11月7日に[[日米野球2014]]のMLB選抜に選出された事が発表された<ref>[http://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20141107_4.html MLBオールスターチーム、追加選手発表!来日全29選手が決定] 侍ジャパン公式サイト (2014年11月7日) 2015年3月26日閲覧</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20141101-1390295.html |title=シューメーカーら14人追加=日米野球 |newspaper=日刊スポーツ |date=2014年11月7日|accessdate=2014年11月8日}}</ref>。
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=== ブルワーズ時代 ===
=== ブルワーズ時代 ===
2016年1月6日に[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]と1年契約を結んだ<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/07/kiji/K20160107011817790.html |title=ブルワーズ、長距離砲のカーターを獲得 3季連続20本塁打を記録|work=スポニチアネックス|publisher=スポーツニッポン新聞社|date=2016年1月7日|accessdate=2015年1月7日}}</ref>。シーズンではキャリア2回目の200三振超えを記録し、リーグ最多の160試合に出場しキャリア初の40本超えとなる41本を記録。[[ノーラン・アレナド]]と並んでナショナルリーグの最多本塁打のタイトルを獲得した。11月29日、[[エリック・テイムズ]]との契約によりブルワーズの40人枠から外れた。
2016年[[1月6日]]に[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]と1年契約を結んだ<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/07/kiji/K20160107011817790.html|title=ブルワーズ、長距離砲のカーターを獲得 3季連続20本塁打を記録|work=スポニチアネックス|publisher=スポーツニッポン新聞社|date=2016年1月7日|accessdate=2015年1月7日}}</ref>。シーズンではキャリア2回目の200三振超えを記録し、リーグ最多の160試合に出場しキャリア初の40本超えとなる41本を記録。[[ノーラン・アレナド]]と並んでナショナルリーグの最多本塁打のタイトルを獲得した。[[11月29日]]、[[エリック・テイムズ]]との契約によりブルワーズの40人枠から外れた。


=== ヤンキース時代 ===
=== ヤンキース時代 ===
{{by|2017年}}2月7日に[[ニューヨーク・ヤンキース]]と年俸300万ドル、サイン・ボーナス50万ドル、インセンティブ最大50万ドルの1年契約で合意したと報じられ<ref>{{Cite web|url=http://www.mlbtraderumors.com/2017/02/yankees-chris-carter-agree-to-one-year-deal.html |title=Yankees, Chris Carter Agree To One-Year Deal |publisher=MLB Trade Rumors |language=英語 |date=2017年2月7日 |accessdate=2017年2月13日}}</ref>、2月16日に正式に契約した<ref name="MLBstats" />。
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== プレースタイル ==
== プレースタイル ==
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=== 獲得タイトル ===
=== 獲得タイトル ===
* [[最多本塁打 (MLB)|本塁打王]]:1回 (2016)
* [[最多本塁打 (MLB)|本塁打王]]:1回(2016


=== 背番号 ===
=== 背番号 ===
* '''22''' (2010年 - 2012年)
* '''22'''(2010年 - 2012年
* '''23''' (2013年 - 2015年)
* '''23'''(2013年 - 2015年
* '''33''' (2016)
* '''33'''(2016
* '''48''' (2017年 - )
* '''48'''(2017年 -


=== 代表歴 ===
=== 代表歴 ===
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== 外部リンク ==
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2017年4月3日 (月) 14:54時点における版

クリス・カーター
Chris Carter
ニューヨーク・ヤンキース #48
アストロズ時代(2014年5月)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州レッドウッドシティ
生年月日 (1986-12-18) 1986年12月18日(37歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手左翼手
プロ入り 2005年 MLBドラフト15巡目(全体455位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 2010年8月9日
年俸 $2,500,000 (2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

バーノン・クリストファー・カーターVernon Christopher "Chris" Carter , 1986年12月18日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州レッドウッドシティ出身のプロ野球選手一塁手左翼手)。右投右打。MLBニューヨーク・ヤンキースに所属。

経歴

プロ入りとホワイトソックス傘下時代

2005年MLBドラフト15巡目(全体455位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。

アスレチックス時代

2007年12月3日にカルロス・クエンティンとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。

2007年12月14日にダイヤモンドバックス、シカゴ・ホワイトソックスオークランド・アスレチックスとの間で三角トレードが行われ、今度はアスレチックスへ移籍した[2]

2008年は傘下のA+級ストックトン・ポーツで39本塁打・104打点。2009年は主にAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、終盤にはAAA級サクラメント・リバーキャッツへ昇格。合計で打率.329、28本塁打、115打点、OPS.992を記録した。オフには、ベースボール・アメリカ誌選定の有望株ランキングにおいて、マイナー全体で28位の高評価を受けた[3]

2010年は主にAAA級サクラメントでプレー。打率.258ながら31本塁打を放ち、8月9日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。しかし、20打席無安打のまま、一旦降格した。9月のロースター拡大に伴って再昇格した後もなかなかヒットが出ず、メジャー歴代ワースト記録にあと2つ迫るデビューから33打席無安打(四球1)となっていたが、9月20日のマリナーズ戦で待望のメジャー初安打を放った[4][5]。9月22日のホワイトソックス戦では、エドウィン・ジャクソンからメジャー初本塁打を放った[6]

2011年もAAA級サクラメントでスタートしたが、4月22日に左手首を痛め、6月4日まで故障者リストに入った。6月23日にジョシュ・ウィリンガムの故障者リスト入りによってメジャーへ昇格したが[7]、10試合に出場しただけでマイナーへ降格となった。9月に再昇格したが、結果を残すことはできず、前年を下回る成績に終わった。

2012年はシーズン途中にメジャーに昇格し、ブランドン・モスとのツープラトン起用ながら218打数で16HR、OPS.864の成績を残した。

アストロズ時代

2013年2月4日にジェド・ラウリーフェルナンド・ロドリゲスとの3対2のトレードで、ブラッド・ピーコックマックス・スタッシと共にヒューストン・アストロズへ移籍[8]。3月31日の開幕では、3番左翼で開幕スタメンを果たした。開幕から出場を続け、自身最多の29本塁打を放った一方で、史上4人目の200三振となる212三振を記録した。またこの数は、アメリカンリーグ歴代2位の記録となった。

2014年は、攻撃面(打撃)では、打率こそ2年連続で.220台(.227)に終わったものの、自身初の30本塁打以上となる37本塁打 (リーグ2位) を放ち、シーズン終盤までネルソン・クルーズボルティモア・オリオールズ)と本塁打王争いを演じた。特にオールスター以降、64試合で18本塁打と量産した[9]。また三振を30個減らした。初球打ちでは打率.322・6本塁打を記録した[10]。また、得点圏では打率.270・53打点という打撃成績をマークした[10]。守備については、殆どが指名打者としての試合出場であったが、一塁手として14試合で3失策を犯したものの、DRSは自己最高の+2を記録した。オフの11月7日に日米野球2014のMLB選抜に選出された事が発表された[11][12]

2015年1月15日にアストロズと417万5000ドルの1年契約に合意した[13][14]。一塁手のレギュラーとして129試合に出場した。3年ぶりに規定打席に届かなかったが、24本塁打を放って通算100本塁打を達成した。守備面では115試合で8失策、DRSは-6だった。12月3日にノンテンダーFAとなった[15]

ブルワーズ時代

2016年1月6日ミルウォーキー・ブルワーズと1年契約を結んだ[16]。シーズンではキャリア2回目の200三振超えを記録し、リーグ最多の160試合に出場しキャリア初の40本超えとなる41本を記録。ノーラン・アレナドと並んでナショナルリーグの最多本塁打のタイトルを獲得した。11月29日エリック・テイムズとの契約によりブルワーズの40人枠から外れた。

ヤンキース時代

2017年2月7日ニューヨーク・ヤンキースと年俸300万ドル、サイン・ボーナス50万ドル、インセンティブ最大50万ドルの1年契約で合意したと報じられ[17]、2月16日に正式に契約した[18]

プレースタイル

圧倒的なパワーを秘める巨漢のスラッガーで、三振の多さも共通することから、メジャーデビュー前は「右のライアン・ハワード」と称されていた[19]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2010 OAK 24 78 70 8 13 1 0 3 23 7 1 0 0 1 7 0 0 21 3 .186 .256 .329 .585
2011 15 46 44 2 6 0 0 0 6 0 0 0 0 0 2 0 0 21 1 .136 .174 .136 .310
2012 67 260 218 38 52 12 0 16 112 39 0 0 0 3 39 1 0 83 4 .239 .350 .514 .864
2013 HOU 148 585 506 64 113 24 2 29 228 82 2 0 0 5 70 1 4 212 8 .223 .320 .451 .770
2014 145 572 507 68 115 21 1 37 249 88 5 2 0 4 56 6 5 182 12 .227 .308 .491 .799
2015 129 460 391 50 78 17 0 24 167 64 1 2 0 5 57 1 6 151 5 .199 .307 .427 .734
2016 MIL 160 644 549 84 122 27 1 41 274 94 3 1 0 10 76 1 9 206 18 .222 .321 .499 .821
通算:7年 688 2645 2285 314 499 102 4 150 1059 374 12 5 0 28 307 10 24 875 51 .218 .314 .463 .777
  • 2016年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル

背番号

  • 22(2010年 - 2012年)
  • 23(2013年 - 2015年)
  • 33(2016年)
  • 48(2017年 - )

代表歴

脚注

  1. ^ Chris Carter Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年7月6日閲覧。
  2. ^ "A's trade RHP Dan Haren to Arizona in eight-player deal" (Press release) (英語). 14 December 2007. 2015年12月7日閲覧 {{cite press release2}}: 名無し引数「publisher MLB.com (Oakland Athletics)」は無視されます。 (説明)
  3. ^ Top 100 Prospects: No. 21-40” (英語). Baseball America (2010年2月23日). 2015年12月7日閲覧。
  4. ^ Alex Espinoza (2010年9月20日). “Carter's first hit sparks A's to victory” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
  5. ^ Paul White (2010年9月21日). “A's Chris Carter ends near-record hitless streak to start career” (英語). USA TODAY. Gannett Co. Inc. 2015年12月7日閲覧。
  6. ^ Chicago White Sox vs. Oakland Athletics - Box Score - September 22, 2010”. ESPN (2010年9月22日). 2015年12月7日閲覧。
  7. ^ Lee, Jane(2011-06-23). Willingham's injury opens door for Carter. oaklandathletics.com(英語). 2011年10月2日閲覧
  8. ^ A's acquire Jed Lowrie from Astros
  9. ^ BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Gamelog 2014年10月13日閲覧。
  10. ^ a b BASEBALL-REFERENCE.com Chris Carter 2014 Batting Splits 2014年10月13日閲覧。
  11. ^ MLBオールスターチーム、追加選手発表!来日全29選手が決定 侍ジャパン公式サイト (2014年11月7日) 2015年3月26日閲覧
  12. ^ “シューメーカーら14人追加=日米野球”. 日刊スポーツ. (2014年11月7日). http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20141101-1390295.html 2014年11月8日閲覧。 
  13. ^ "Astros agree to terms with Carter and Corporan" (Press release). MLB.com (Houston Astros). 15 January 2015. 2015年1月16日閲覧
  14. ^ Astros agree to $4,175,000 contract with Carter”. ESPN MLB (2015年1月14日). 2015年1月15日閲覧。
  15. ^ Brian McTaggart (2015年12月3日). “Carter sent to free agency; Conger traded” (英語). MLB.com. 2015年12月7日閲覧。
  16. ^ “ブルワーズ、長距離砲のカーターを獲得 3季連続20本塁打を記録”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2016年1月7日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/07/kiji/K20160107011817790.html 2015年1月7日閲覧。 
  17. ^ Yankees, Chris Carter Agree To One-Year Deal” (英語). MLB Trade Rumors (2017年2月7日). 2017年2月13日閲覧。
  18. ^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月17日閲覧。
  19. ^ 2011 Top 100: #50 Chris Carter. bullpenbanter.com(英語). 2011年10月2日閲覧

関連項目

外部リンク