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2017年2月11日 (土) 12:35時点における版

アルデバラン[1]
Aldebaran[2][3]
仮符号・別名 おうし座α星[4]
星座 おうし座
見かけの等級 (mv) 0.86[4]
0.75 - 0.95(変光)[5]
変光星型 脈動変光星(LB)と推測[5]
分類 橙色巨星
位置
元期:J2000.0[4]
赤経 (RA, α)  04h 35m 55.23907s[4]
赤緯 (Dec, δ) +16° 30′ 33.4885″[4]
赤方偏移 0.000181[4]
視線速度 (Rv) 54.26km/s[4]
固有運動 (μ) 赤経: 63.45 ミリ秒/年[4]
赤緯: -188.94 ミリ秒/年[4]
年周視差 (π) 48.94 ± 0.77ミリ秒[4]
距離 66.61 ± 1.06 光年[注 1]
(20.43 ± 0.33 パーセク[注 1])
絶対等級 (MV) -0.692[注 2]
アルデバランの位置
物理的性質
半径 44.2 ± 0.9 R[6]
質量 1.5 ± 0.3 M[7]
表面重力 1.59 (log g)[8]
自転周期 643 [9]
スペクトル分類 K5III[4]
光度 518 ± 32 L[8]
表面温度 3,910 K[8]
色指数 (B-V) +1.54[10]
色指数 (U-B) +1.90[10]
色指数 (R-I) +0.94[10]
金属量[Fe/H] -0.34[8]
年齢 66 ± 24 億年[11]
他のカタログでの名称
おうし座87番星[4]
Parilicium, Cor Tauri
BD +16 629[4]
FK5 168[4]
HD 29139[4]
HIP 21421[4]
HR 1457[4], SAO 94027[4]
LTT11462[4]
Template (ノート 解説) ■Project
おうし座α星 B[12]
α Tau B[12]
見かけの等級 (mv) 13.6[12]
分類 赤色矮星
位置
赤経 (RA, α)  04h 35m 57.21s[12]
赤緯 (Dec, δ) +16° 30′ 21.7″[12]
固有運動 (μ) 赤経: 64 ミリ秒/[12]
赤緯: -191 ミリ秒/年[12]
絶対等級 (MV) 11.98[要出典]
物理的性質
半径 0.04 R[要出典]
質量 0.15 M[要出典]
スペクトル分類 M2V[12]
光度 0.00014 L[要出典]
表面温度 3,050 K[要出典]
他のカタログでの名称
BD +16 629B[12],
GJ 171.1 B[12],GJ 9159 B[12]
HD 29139 B[12]
Template (ノート 解説) ■Project

アルデバラン[1] (Aldebaran[2][3])、またはおうし座α星は、おうし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。木星の数倍の質量の惑星を持つ。

惑星探査機パイオニア10号は現在、おおよそ、アルデバランの方向へ飛行を続けているが、アルデバランに最接近するのは約200万年後と考えられている[13]

観測の歴史

西暦509年3月11日、ギリシアのアテネで、によるアルデバランの星食が観測された[14]1718年イギリスの天文学者エドモンド・ハレーがその星食の記録を調べていると、アルデバランが数分、北に移動している事を発見した。よって、ハレーは恒星が長い年月をかけて移動していると結論付けた。これは固有運動と呼ばれ、後にシリウスアークトゥルスでもそれが確認された。現在では、アルデバランは過去2000年間の間に、7分移動しており、これは満月の4分の1に相当する[15][16]。また、1年間に0.2秒角の速度で南南東に動いており、秒速54kmで太陽系から遠ざかっていることが分かっている。

イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルは、1782年にアルデバランから117秒離れた位置に11等の伴星らしき天体を発見した[17]。また、1888年シャーバーン・バーナムは31秒離れた位置にある14等級の恒星とアルデバランを二重星として観測した。後の固有運動の測定から、ハーシェルが発見した恒星は、アルデバランと重力的に結合していない、見かけ上の二重星だと判明した。しかし、バーナムが発見した恒星は、アルデバランとほぼ同じ固有運動である事が判明し、アルデバランとは真の連星である事が示唆された[18]

1864年に、イギリスのTulse丘にある民間天文台で働いていたウィリアム・ハギンズは、最初のアルデバランのスペクトルの観測を行った。その結果、ナトリウムカルシウムマグネシウムなどの9つの成分が検出された。1886年ハーバード大学天文台で観測を行っていたエドワード・ピッカリングは、写真乾板を使って、アルデバランのスペクトルから、50本の吸収線を捉えた。

アルデバランの角直径は1921年ウィルソン山天文台フッカー望遠鏡に備えられている干渉計を使って、初めて測定された。その角直径は0.0237秒で、それまでの推定値とほぼ一致していた[19]

特徴

アルデバランと太陽の比較

アルデバランは、スペクトル型K5III型に属する。これは、橙色に輝く巨大な恒星である事を示しており、すでに主系列星の段階を終えている。ヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)上でも、主系列の範囲から外れている。アルデバランが橙色をしているのは、核融合の燃料となる水素を使い果たして主系列星から赤色巨星に移行しているからであり、現在はヘリウムを核融合させている段階である。そのヘリウムが凝縮される事によって、外側の水素が外側に膨張しており、現在、アルデバランは太陽半径の44.2倍まで膨張している[6][20]。これは約6,100万kmに相当する。

ヒッパルコス衛星によって測定された年周視差の値に基づくと、アルデバランまでの距離は約65.3光年(約20パーセク)となる[21]。質量は、太陽質量の約50%の誤差がある。光度は太陽光度の518倍にもなる変光星であり、肉眼で変光を確認するのは難しい。しかし、光電測光を用いなくても写真観測で僅かに変光するのが分かる。LB型の脈動変光星であり、0.75等から0.95等までわずかに明るさを変える[5]赤外線で観測したJバンドでの視等級は-2.1等で、これはベテルギウス(-2.9等)、かじき座R星(-2.6等)、アークトゥルス(-2.2等)に次いで明るい[22]

可視性

月によるアルデバランの星食

アルデバランは、夜空の中でも、見つけるのが最も簡単な恒星の1つである。オリオン座γ星からプレアデス星団の中間に位置する。オリオン座の真ん中に並んでいる3つの星を、東から西に結んで延長していくと、最初に突き当たる明るい星がアルデバランである。

地球から見ると、アルデバランのすぐ傍に散開星団ヒアデス星団が見える。双眼鏡でアルデバランを見ると、周囲にたくさんの星が輝いていて大変美しい。ヒアデス星団までの距離はアルデバランまでの倍以上の、約150光年とされているため、アルデバランはヒアデス星団のメンバーではなく、偶然重なっているように見えるだけだとされている。

黄道のすぐそばにあるため、毎年5月下旬から6月上旬には太陽がすぐそばを通り、この頃は地上からは全く観測することができない。同じように、惑星や月も頻繁にそばを通過する。時には月に隠されてしまう星食が起きることもある。1等星のなかで、月に隠されることがある恒星は、他にレグルススピカアンタレスがある。2015年1月29日から2018年9月3日までに49回、月による星食が起きる[23]北半球の中緯度地域では、12月上旬頃には、ほぼ一晩中アルデバランを観察することができる。また、春の夕方や、秋の明け方にも見えることができる。逆にオーストラリア南アフリカでは、アルデバランの星食を観測する事は決して無い。アルデバランの直径は1978年9月22日の星食中に測定された[24]は毎年6月1日である[25]

二重星

アルデバランの周りには、5つの恒星が発見されている。これらは、アルデバランを「おうし座α星A」として、便宣上のアルファベットでの名前がつけられている。これらのデータの一覧を下に記す。

WDS 04359+1631 Catalogue Entry[26]
アルファベットでの名称 視等級 分離角 位置角 調査年
B 13.60 31.60″ 113° 2007
C 11.30 129.50″ 32° 2011
D 13.70 ? ? ?
E 12.00 36.10″ 323° 2000
F 13.60 255.70″ 121° 2000

いくつかの調査では、おうし座α星Bは、先述の通り、固有運動がアルデバランとほぼ一致しているため、物理的にも連星である可能性が高い。しかし、これらの恒星は、アルデバランが非常に明るいせいで、観測が困難である。観測結果にも誤差が大きく、アルデバランとの物理的関係を確立する事が出来ない。今のところ、Bや他の恒星が、アルデバランと物理的に関連している事は明確に示されていない[27]

CとDは連星を成しており、互いの恒星を公転しあっている。この連星は、アルデバランよりも遠くにあるヒアデス星団のメンバーである可能性があり、その場合、アルデバランとは全くの無関係になる[17]

各部の名称

学名はα Tauri(略称はαTau)[4]。おうし座α星という名称はバイエル符号に基づくものである。アルデバランという名前は、アラビア語のアッ・ダバラーン(الدبران ; ad-dabarān、ad は定冠詞 al の連接形)に由来する[2]。これは、「後に続くもの」という意味であり、アルデバランが東の地平線から昇ってくるときに、プレアデス星団の後に続いて昇ってくることからの命名である[2][1]

2016年国際天文学連合(IAU)は、恒星に関するワーキンググループ(WGSN)を組織した[28]。2016年6月30日に、ワーキンググループは、Aldebaran をおうし座α星Aの固有名として正式に承認した[29]。現在、アルデバランはワーキンググループが正式に承認した恒星の固有名の一覧にリストアップされている[3]

日本では、後星(あとぼし)、統星の後星(すばるのあとぼし)、統星の尾の星などという、アラビア語と同じ発想の名前が見られる[30]。また、赤星という、色に着目した名前もある[1]

他言語での名称

  • 中世では、コル・タウリ(Cor Tauri)とも呼ばれており、これはラテン語で「牡牛の心臓」という意味である。現代英語では一般的にAldebaran (アルデバラン)、Alpha Tauri (アルファ・タウリ) と呼ばれる[31]

神話

肉眼でも簡単に観測出来るアルデバランは古代、現代においても、様々な神話でモデルとなっている。

  • メキシコ: メキシコ北西部に居住するセリ族では、この星は7人の子(プレアデス星団を指す)を産んだ母として崇められている。Hant Caalajc IpápjöQueeto、そして、Azoj Yeen oo Caapという3つの名称で呼ばれている[33]
  • アボリジニ文化: オーストラリアニューサウスウェールズ州北西部に居住しているアボリジニでは、この星は、別の男の妻を盗んだ先祖、Karambal とされている。盗まれた妻の夫は、彼を追いかけ、彼が隠れていた木を燃やした。そして、彼は煙となり、空にアルデバランとなって輝いていると伝えられている[34]

惑星系

アルデバランbの想像図

1993年、アークトゥルスとポルックスと共に視線速度の観測が行われた。その結果、アルデバランAから約2au(約3億km)離れた距離を643日で公転している、下限質量が木星の11.4倍の惑星か褐色矮星が存在する可能性が示された。調査した3つの恒星全てに、何かしらの天体が存在する観測結果が得られた。研究者は、この結果は恒星固有のものである可能性が高いと結論付けた[35]。そして、2015年の観測で、長周期で公転する惑星の存在を示す確かな証拠が発見された[11]

アルデバランAの惑星[11][36]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b ≥6.47 ± 0.53 MJ 1.46 ± 0.27 628.96 ± 0.9 0.1 ± 0.05

占星術

占星術では、アルデバランは富と幸福の前兆となる幸運の星だと考えられてきた。ペルシア人にとっては、紀元前3000年頃から、アンタレスフォーマルハウトレグルスと並んで、ロイヤル・スター(王家の星)の1つだった。

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典

  1. ^ a b c d 原恵『星座の神話 - 星座史と星名の意味』(新装改訂版第4刷)恒星社厚生閣、2007年2月28日、219-220頁。ISBN 978-4-7699-0825-8 
  2. ^ a b c d Paul Kunitzsch; Tim Smart (2006). A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations. Sky Publishing. p. 54. ISBN 978-1-931559-44-7 
  3. ^ a b c IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2016年12月9日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME ALDEBARAN. 2016年12月10日閲覧。
  5. ^ a b c GCVS”. Results for alf Tau. 2015年10月12日閲覧。
  6. ^ a b Richichi, A.; Roccatagliata, V. (2005). “Aldebaran's angular diameter: How well do we know it?”. Astronomy & Astrophysics 433 (1): 305–312. arXiv:astro-ph/0502181. Bibcode2005A&A...433..305R. doi:10.1051/0004-6361:20041765. "We derive an average value of 19.96±0.03 milliarcsec for the uniform disk diameter. The corresponding limb-darkened value is 20.58±0.03 milliarcsec, or 44.2±0.9 R." 
  7. ^ Ohnaka, K. (May 2013). “Spatially resolved, high-spectral resolution observation of the K giant Aldebaran in the CO first overtone lines with VLTI/AMBER”. Astronomy & Astrophysics 553: 8. arXiv:1303.4763. Bibcode2013A&A...553A...3O. doi:10.1051/0004-6361/201321207. A3. 
  8. ^ a b c d Piau, L.; Kervella, P.; Dib, S.; Hauschildt, P. (February 2011). “Surface convection and red-giant radius measurements”. Astronomy and Astrophysics 526: A100. arXiv:1010.3649. Bibcode2011A&A...526A.100P. doi:10.1051/0004-6361/201014442. 
  9. ^ Koncewicz, R.; Jordan, C. (January 2007). “OI line emission in cool stars: calculations using partial redistribution”. Monthly Notices of the Royal Astronomical Society 374 (1): 220–231. Bibcode2007MNRAS.374..220K. doi:10.1111/j.1365-2966.2006.11130.x. 
  10. ^ a b c 輝星星表第5版
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関連項目