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== その他 ==
== その他 ==
*ビル・クリントンの選挙運動の内幕をモチーフに描いた小説『プライマリー・カラーズ』では工場労働者を擁護する立場で、典型的な中西部民主党の議員バート・ニルソンというキャラクターが、ハーキンをモチーフにしている。映画化された際には[[ロバート・シモンズ]]が演じている。
2007年4月、韓国との米韓自由貿易協定締結に対して、牛肉輸入完全再開がされるまでは批准すべきでないと主張している<ref>{{PDFlink|http://tameike.net/pdfs7/tame356.PDF|溜池通信2007年4月13日}}</ref>。
*兄が聴覚障碍者であったことから、障碍者の権利擁護に熱心に取り組んでいる。民主党大会では手話を交えスピーチするのが恒例である<ref>[http://amview.japan.usembassy.gov/creating-diverse-workforce/ 障害者を受け入れる、多様性のある職場づくり] 駐日アメリカ大使館公式マガジン、2016年10月26日</ref>。
*2007年4月、韓国との米韓自由貿易協定締結に対して、牛肉輸入完全再開がされるまでは批准すべきでないと主張している<ref>{{PDFlink|http://tameike.net/pdfs7/tame356.PDF|溜池通信2007年4月13日}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2016年12月5日 (月) 13:05時点における版

トム・ハーキン
アメリカ合衆国上院議員
アイオワ州選出
任期
1985年1月3日 – 2015年1月3日
チャック・グラスレイとサービング
前任者ロジャー・ジェプセン
上院保健教育労働年金委員会委員長
就任
2009年9月9日
前任者テッド・ケネディ
上院農業栄養林業委員会委員長
任期
2007年1月4日 – 2009年9月9日
前任者サクスビー・チャンブリス
後任者ブランチ・リンカーン
任期
2001年6月6日 – 2003年1月3日
前任者リチャード・ルーガー
後任者サッド・コクラン
任期
2001年1月3日 – 2001年1月20日
前任者リチャード・ルーガー
後任者リチャード・ルーガー
アメリカ合衆国下院議員
アイオワ州第5区選出
任期
1975年1月3日 – 1985年1月3日
前任者ウィリアム・J・シェーレ
後任者ジム・ロス・ライトフット
個人情報
政党民主党
配偶者ラス・ハーキン
子供エイミー・ハーキン・グッドリッチ
ジェニー・ハーキン
住居アイオワ州カミング
出身校アイオワ州立大学 アメリカ・カトリック大学
職業弁護士 / Sen. D-IA
宗教ローマカトリック
兵役経験
所属組織アメリカ海軍/海軍予備役
軍歴1962年 - 1989年
部隊厚木基地/グァンタナモ米軍基地/海軍予備役

トーマス・リチャード「トム」ハーキンThomas Richard "Tom" Harkin, 1939年11月19日 - )は、アメリカ合衆国政治家民主党所属。1985年から2015年までアイオワ州選出の連邦上院議員を務めた。その間、上院の農業委員長を何度も務めている。

生い立ち

ハーキンはアイオワ州カミングで生まれた。父親は炭鉱夫で、母親はスロベニア系で彼が10歳の時に亡くなった。1962年にアイオワ州立大学を卒業した後、1962年から1967年まで海軍に所属した。その間に日本の厚木基地グァンタナモ米軍基地に配属された。その後、1972年には法務博士号を取得している。

政治歴

1974年にアメリカ合衆国下院議員に当選した後、5回連続当選している。また、1984年からは上院議員に転じて4期連続当選している。

1992年アメリカ合衆国大統領選挙の民主党候補者指名争いでは、地元のアイオワ州の他に、アイダホ州ミネソタ州で支持を集めたが他の州での支持が拡大できずにビル・クリントンが民主党の大統領候補に選ばれた。なおこの時の予備選挙では地元の利もありハーキンは76%の得票で、クリントンはわずか2.8%の得票であった。[1]

2000年アメリカ合衆国大統領選挙でもアル・ゴアの副大統領候補の1人として名前が挙がったが、ゴアはコネチカット州選出上院議員のジョー・リーバーマンを選んだ。

2001年9月にココア豆生産現場の児童労働をなくす目的で、エリオット・エンゲル下院議員とともに、「ハーキン・エンゲル議定書」を締結した。

2004年アメリカ合衆国大統領選挙ではハワード・ディーンを支持した。

その他

  • ビル・クリントンの選挙運動の内幕をモチーフに描いた小説『プライマリー・カラーズ』では工場労働者を擁護する立場で、典型的な中西部民主党の議員バート・ニルソンというキャラクターが、ハーキンをモチーフにしている。映画化された際にはロバート・シモンズが演じている。
  • 兄が聴覚障碍者であったことから、障碍者の権利擁護に熱心に取り組んでいる。民主党大会では手話を交えスピーチするのが恒例である[2]
  • 2007年4月、韓国との米韓自由貿易協定締結に対して、牛肉輸入完全再開がされるまでは批准すべきでないと主張している[3]

脚注

  1. ^ http://www.yoshiohotta.com/washington/2004/washington0401.html
  2. ^ 障害者を受け入れる、多様性のある職場づくり 駐日アメリカ大使館公式マガジン、2016年10月26日
  3. ^ http://tameike.net/pdfs7/tame356.PDF (PDF, 溜池通信2007年4月13日)

外部リンク

アメリカ合衆国下院
先代
ウィリアム・J・シェーレ
アイオワ州選出下院議員
アイオワ州第5選挙区

1975 - 1985
次代
ジム・ロス・ライトフット
アメリカ合衆国上院
先代
ロジャー・ジェプセン
アメリカ合衆国の旗 アイオワ州選出上院議員(第2部)
1985 - 現在
同職:チャック・グラスレイ
現職
公職
先代
リチャード・ルーガー
R-インディアナ州
上院農業栄養林業委員会委員長
2001 - 2003
次代
サッド・コクラン
R-ミシシッピ州
先代
サクスビー・チャンブリス
R-ジョージア州
上院農業栄養林業委員会委員長
2007 - 2009
次代
ブランチ・リンカーン
D-アーカンソー州
先代
テッド・ケネディ
D-マサチューセッツ州
上院保健教育労働年金委員会委員長
2009 - 現在
現職
儀礼席次
先代
ジョン・ケリー
D-マサチューセッツ州
アメリカ合衆国の儀礼席次
14番
次代
ミッチ・マコーネル
R-ケンタッキー州
党職
先代
ディック・クラーク
アイオワ州選出上院議員(第2部)
民主党候補

1984, 1990, 1996, 2002, 2008
次代
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