「ショベルローダー」の版間の差分

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==操作に必要な資格==
==操作に必要な資格==
日本国内で土砂などを積み込んでの作業を行うためには、2輪駆動の場合は[[ショベルローダー等運転者]]としての資格(ショベルローダー等運転技能講習)が必要である。4輪駆動はトラクターショベルといわれ、[[車両系建設機械運転者]]の資格(車両系建設機械(整地・運搬等)運転技能講習など)が必要である。また、特定自主検査・車検時は除く。
日本国内で土砂などを積み込んでの作業を行うためには、2輪駆動の場合は[[ショベルローダー等運転者]]としての資格(ショベルローダー等運転技能講習)が必要である。4輪駆動は'''トラクタショベル'''といわれ、[[車両系建設機械運転者]]の資格(車両系建設機械(整地・運搬等)運転技能講習など)が必要である。また、特定自主検査・車検時は除く。
但し、この資格を有していても公道外における荷役作業だけに限られ、公道上での荷役運転は出来ない。公道走行および公道上での荷役運転を行うには機体の登録種別に応じて小型特殊免許または大型特殊免許も併せて必要である。
但し、この資格を有していても公道外における荷役作業だけに限られ、公道上での荷役運転は出来ない。公道走行および公道上での荷役運転を行うには機体の登録種別に応じて小型特殊免許または大型特殊免許も併せて必要である。



2016年11月4日 (金) 08:04時点における版

ショベルローダーは前方にパワーショベル、バケットを備えた特殊自動車。主に工事現場などにおいて土砂などを積み込んだりする。また、降雪地帯においては除雪作業にも用いられる。

車両の種類

原動機ディーゼルエンジンまたはガソリンエンジンを使っている。積載量は1t~3tクラスである。

車両の特徴

一般的に二輪駆動であり、「後輪操舵式」である。外観上はフォークリフトホイールローダーと似ているが(四輪、バケットがある)、後輪操舵ゆえ、前進中に曲がると外輪差が発生する。バケットには爪がないため砂利や砂の荷役に使われることが多い。

車両の登録・課税関係

公道走行の免許と保険

公道を走行するものは、大きさなどの区分で小型特殊自動車または大型特殊自動車となるので、対応した運転免許が必要となる。小型特殊は原付以外のいずれかの免許があれば運転できるが(一部小型特殊免許が必要な場合あり)、大型特殊は大型特殊1種または2種の免許がないと運転できない。下記の技能講習等の操作資格は「走行だけなら」不要である。車両については、上記のナンバープレートの取得、自動車損害賠償責任保険の加入が必須である。また、公道上で荷役作業をしてはならない。

操作に必要な資格

日本国内で土砂などを積み込んでの作業を行うためには、2輪駆動の場合はショベルローダー等運転者としての資格(ショベルローダー等運転技能講習)が必要である。4輪駆動はトラクタ(ー)ショベルといわれ、車両系建設機械運転者の資格(車両系建設機械(整地・運搬等)運転技能講習など)が必要である。また、特定自主検査・車検時は除く。 但し、この資格を有していても公道外における荷役作業だけに限られ、公道上での荷役運転は出来ない。公道走行および公道上での荷役運転を行うには機体の登録種別に応じて小型特殊免許または大型特殊免許も併せて必要である。

特殊自動車の区分

メーカー

関連

外部リンク