「上地結衣」の版間の差分
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2016年9月13日 (火) 13:58時点における版
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基本情報 | ||||
フルネーム | Yui Kamiji | |||
国籍 | 日本 | |||
出身地 | 兵庫県 | |||
生年月日 | 1994年4月24日(30歳) | |||
身長 | 143cm | |||
利き手 | 左 | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 準優勝(2014-2015) | |||
全仏 | 優勝(2014) | |||
全米 | 優勝(2014) | |||
優勝回数 | 2 | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 優勝(2014-2016) | |||
全仏 | 優勝(2014,2016) | |||
全英 | 優勝(2014-2016) | |||
全米 | 優勝(2014) | |||
優勝回数 | 9 | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 1位(2014年5月19日) | |||
ダブルス | 1位(2014年6月9日) | |||
2016年6月4日現在 |
上地 結衣(かみじ ゆい、1994年4月24日 - )は、日本の車いすテニス選手。エイベックス・グループ・ホールディングス所属。
2014年に、女子車いすテニスダブルスで史上3組目となる年間グランドスラムを達成した。女子車いす史上6人目の生涯グランドスラム制覇であり、最年少の達成でもあった。
経歴
兵庫県明石市出身。明石市立明石商業高等学校卒業[1]。先天性の潜在性二分脊椎症で、元々は装具をつけて歩くことはできていたが、成長とともに歩行困難になった[2]。
小学校4年の終わり頃から車いすバスケットボールを始め、そのメンバーの紹介により、11歳から車いすテニスを始める[2]。
14歳の時、史上最年少で日本ランキング1位となった。
2008年、全日本選抜車いすテニス選手権大会で初優勝し、2015年現在8連覇中。また、ピースカップでもシングルスで初優勝し、2011年から2014年までは3連覇した。
2012年、高校3年でロンドンパラリンピックに日本代表として参加し、シングルス・ダブルス(パートナーは堂森佳南子)ともにベスト8入賞した[3]。それまでは大会後にテニスを辞めるつもりだったが、パラリンピックという世界最高峰の舞台に立ったことでテニスプレーヤーとして生きていくことを決断した[4]。
2013年、マスターズシングルスで、オランダ人選手以外では初となる優勝。男子シングルスの国枝慎吾と史上初の日本人男女優勝であった[5]。
2014年、全豪オープンダブルスでグランドスラム初優勝[6]。全仏オープンではシングルス・ダブルス優勝[1][4]。ウィンブルドン(ダブルスのみ開催)でダブルス優勝[7]。グランドスラム3大会連続優勝を果たした(ダブルスのパートナーは、いずれもジョーダン・ホワイリーである)。全米オープン(ニューヨーク)でもシングルス・ダブルスで優勝し、ダブルスで年間グランドスラムを達成。
2015年、全豪オープンダブルスで2連覇を果たしたが、全仏オープンシングルスは準決勝でアニーク・ファン・クートの前に敗れた。全仏ダブルスは決勝で敗れグランドスラムダブルス連続優勝は5でストップした。
成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
シングルス
グランドスラム
大会 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | QF | F | F | SF | |
全仏オープン | QF | W | SF | SF | |
全米オープン | NH | SF | W | F |
他大会
- ロンドンパラリンピックベスト8(2012)
- 仁川2014アジアパラリンピック競技大会 銅メダル(2014)
- ワールドチームカップ3位(2014)
- 大阪オープン優勝(2011)
- 釜山オープン優勝(2011)
- 大邱オープン優勝(2011)
- 全日本選抜車いすテニス選手権大会 シングルス 優勝(4連覇)
- ダンロップ神戸オープン優勝(6連覇)
- ジャパン・オープン優勝(4連覇 2013-2016)
ダブルス
グランドスラム
大会 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | SF | W | W | W | |
全仏オープン | F | W | F | W | |
ウィンブルドン | F | W | W | W | |
全米オープン | NH | F | W | QF |
他大会
- ロンドンパラリンピックベスト8(2012)
- 仁川2014アジアパラリンピック競技大会 銀メダル(2014)
- ダンロップ神戸オープン優勝(2011)
- ジャパン・オープン優勝(2011,2013,2015-2016)
- 大邱オープン優勝(2011)
出演
CM
脚注
- ^ a b “-四大大会で初めて日本人がアベック優勝!-車いすテニスプレーヤー上地結衣選手と国枝慎吾選手が全仏オープン優勝”. ダンロップスポーツ (2014年6月9日). 2014年7月13日閲覧。
- ^ a b Raito Hino (2012年7月31日). “パラリンピック 車いすテニス日本代表 上地結衣選手インタビュー”. GO豪メルボルン. 2014年7月8日閲覧。
- ^ “ロンドン2012 パラリンピック競技大会/日本代表選手団成績” (PDF). 日本障がい者スポーツ協会. 2004年7月9日閲覧。
- ^ a b “【車いすテニス】全仏優勝の上地結衣。途絶えかけたテニス人生”. Sportiva (2014年6月7日). 2014年7月14日閲覧。
- ^ “「NEC車いすテニスマスターズ」で男女ともに日本人選手が優勝!”. NEC. 2014年7月14日閲覧。
- ^ “車いすテニス、国枝慎吾と上地結衣がダブルス優勝 [全豪オープン]”. ベースボール・マガジン社 (2014年1月24日). 2014年7月20日閲覧。
- ^ “上地結衣 GS3大会連続優勝”. tennis365.net (2014年7月7日). 2014年7月20日閲覧。
- ^ “いきものがかり“五輪応援曲”ロンドンのNHKテーマソングに続き盛り上げる”. スポーツ報知 (2016年3月3日). 2016年3月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
受賞 | ||
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先代 アニーク・ファン・クート |
ITF車いすテニス 世界チャンピオン 2014 |
次代 イスケ・フリフィウン |
先代 イスケ・フリフィウン |
年間最終ランキング1位 – ダブルス 2014 |
次代 - |