大西勝也

大西 勝也（おおにし かつや、1928年（昭和3年）9月10日 - ）は、日本の裁判官。元最高裁判所判事。

来歴

東京高等裁判所長官、最高裁判所判事等の要職を歴任し、その重責を果たす。退官後は弁護士登録し、各種の役職を務める。

2000年（平成12年）には多年の功労により勲一等瑞宝章を授与された。

略歴

• 1950年（昭和25年） 司法試験二次試験合格
• 1951年（昭和26年）3月 東京大学法学部卒業
• 1951年（昭和26年）4月 司法修習生
• 1953年（昭和28年）4月8日 京都地方裁判所判事補兼京都家庭裁判所判事補
• 1958年（昭和33年）3月17日 最高裁判所事務総局総務局付
• 1961年（昭和36年）4月14日 函館地方裁判所判事補兼函館家庭裁判所判事補
• 1963年（昭和38年）4月8日 函館地方裁判所判事兼函館家庭裁判所判事
• 1964年（昭和39年）4月1日 最高裁判所事務総局総務局第二課長兼最高裁判所事務総局総務局第三課長
• 1966年（昭和41年）6月1日 最高裁判所事務総局総務局第一課長兼最高裁判所事務総局総務局制度調査室長兼最高裁判所事務総局広報課付
• 1968年（昭和43年）8月1日 東京地方裁判所判事
• 1970年（昭和45年）7月15日 大阪高等裁判所判事
• 1971年（昭和46年）5月8日 大阪地方裁判所判事（部総括）
• 1974年（昭和49年）4月1日 東京地方裁判所判事
• 1975年（昭和50年）5月1日 最高裁判所事務総局秘書課長兼最高裁判所事務総局広報課長
• 1977年（昭和52年）9月26日 最高裁判所事務総局総務局長
• 1981年（昭和56年）2月7日 最高裁判所事務総局人事局長
• 1984年（昭和59年）9月11日 最高裁判所事務総局事務次長
• 1985年（昭和60年）6月1日 甲府地方裁判所長兼甲府家庭裁判所長
• 1986年（昭和61年）12月14日 東京高等裁判所判事（部総括）
• 1988年（昭和63年）2月15日 最高裁判所事務総長
• 1989年（平成元年）11月27日 東京高等裁判所長官
• 1991年（平成3年）5月13日 最高裁判所判事
• 1998年（平成10年）9月9日 定年退官
• 1998年（平成10年）10月 東京都公安委員会委員
• 1998年（平成10年）11月20日 弁護士登録（第一東京弁護士会）
• 2000年（平成12年）4月 宮内庁参与
• 2000年（平成12年）6月 株式会社住友銀行監査役
• 2000年（平成12年）11月3日 叙勲一等授瑞宝章
• 2001年（平成13年）4月 株式会社三井住友銀行監査役
• 2002年（平成14年）12月 株式会社三井住友フィナンシャルグループ監査役