「特撮 (バンド)」の版間の差分
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: ベース担当。「[[ジェロニモ (曲)|ジェロニモ]]」、「[[ヌイグルマー]]」のレコーディングに参加。大槻が参加していたバンド「[[電車 (バンド)|電車]]」のメンバー。 |
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* '''[[村井研次郎]]'''(むらい けんじろう、[[1974年]][[6月15日]] - ) |
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: ベース担当。[[神奈川県]][[横浜市]]出身。「[[オムライザー]]」のレコーディングに数曲参加。COALTAR OF THE DEEPERSのサポートや、大槻ケンヂと絶望少女達の音源に参加している。 |
: ベース担当。[[神奈川県]][[横浜市]]出身。[[cali≠gari]]のメンバー。「[[オムライザー]]」のレコーディングに数曲参加。COALTAR OF THE DEEPERSのサポートや、大槻ケンヂと絶望少女達の音源に参加している。 |
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* '''長谷川正'''(はせがわ ただし、生年非公開[[11月16日]] - ) |
* '''長谷川正'''(はせがわ ただし、生年非公開[[11月16日]] - ) |
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: ベース担当。[[千葉県]]出身。[[Plastic Tree]]のメンバー。高橋の代わりとして、臨時でライブに数回参加。 |
: ベース担当。[[千葉県]]出身。[[Plastic Tree]]のメンバー。高橋の代わりとして、臨時でライブに数回参加。 |
2016年3月10日 (木) 12:07時点における版
特撮 | |
---|---|
出身地 | 日本・東京都[1] |
ジャンル |
ロック ハードロック[1] パンク・ロック[1] ヘヴィメタル プログレッシブ・ロック |
レーベル |
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2000年 - 2002年) PRHYTHM (2003年 - 2005年) スターチャイルド (2011年 - 2014年) EVIL LINE RECORDS(2014年 - ) |
事務所 | オーケン企画 |
公式サイト | 大槻ケンヂ公式ウェブ |
メンバー |
大槻ケンヂ (ボーカル) NARASAKI (ギター/サウンドプロデュース) 三柴理 (ピアノ/キーボード) ARIMATSU (ドラム) |
旧メンバー |
内田雄一郎 (ベース) |
特撮(とくさつ)は、2000年に筋肉少女帯を脱退した大槻ケンヂが中心となって結成した、日本のロックバンド。
メンバー
- ギター及びサウンドプロデュース担当。東京都多摩地区出身。
- ドラム担当。東京都葛飾区出身。
サポートメンバー
- ベース担当。オブリヴィオン・ダストのメンバー。「パナギアの恩恵」発売記念ツアーよりサポートとして参加。
- 佐藤研二(さとう けんじ)
- ベース担当。神奈川県横浜市出身。cali≠gariのメンバー。「オムライザー」のレコーディングに数曲参加。COALTAR OF THE DEEPERSのサポートや、大槻ケンヂと絶望少女達の音源に参加している。
- 長谷川正(はせがわ ただし、生年非公開11月16日 - )
- ベース担当。千葉県出身。Plastic Treeのメンバー。高橋の代わりとして、臨時でライブに数回参加。
旧メンバー
来歴
1999年に筋肉少女帯を脱退した大槻は、古くからの盟友といえる内田雄一郎・三柴理と共に新たなバンド特撮を立ち上げる。オーディションでCOALTAR OF THE DEEPERSのギタリスト、NARASAKIを採用。ドラマーはNARASAKIの紹介により有松博に決まる。メンバー全員がそろったのはプリプロダクションの当日であった(余談だが、大槻は当初、有松博の刺青が怖いと言って加入を渋っていた)。[2]
2000年初頭、シングル『アベルカイン』でメジャーデビュー。続いて1stアルバム『爆誕』をリリース。NARASAKIのラウドなディストーションギターが主張する「ジャップ・ハードコア」(NARASAKI談)[3]と、スムーズ・ジャズ(「美少年で探偵でS」)、ミニマル(「マリリン・マラソン」)、ブルース(あんぜんバンドのカヴァーである「13階の女」)、パワー・バラード(「テレパシー」)などバラエティに富む内容で、大槻曰く「かなりの自信作」となった[4]。ツアーは当初の動員見込みを大幅に上回り[5]大盛況で終了するが、その後、内田が脱退してしまう。
10月には2ndアルバム『ヌイグルマー』リリース、前作の路線を引き継ぎつつ、佐藤のプレイを反映するようなファンク(「企画物AVの女」)の他フォーク(「アザナエル」)やプログレ(「ゼルダ・フィッツジェラルド」)的な要素も加わり、クラシックの翻案(アルバート・ケテルビーの「ペルシャの市場にて」)も収められる。
2001年に3rd『Agitator』をリリース。特撮の特徴であるデスでハードコアなパンク路線を極めると同時に、ヒップホップ調のヘヴィ・ロック(「ヨギナクサレ」)、ジャングル・ビート(休みの国のカヴァーである「悪魔巣取金愚」)、レゲエやブギー(「人間以外の俺になれ」)、「80年代アイドル青春歌謡」(「うさぎ」・大槻談)[6]、「ジャンクでポジパンでお経」(「人狼天使」・NARASAKI談)[7]など、様々な音楽性を取り入れた転換作となる。
2002年ベスト盤『初めての特撮 BEST vol.1』をリリースするが、この作品を最後に徳間ジャパンとの契約が終了、インディーズに活動の場を移す。
2003年の暮れに2年ぶりとなる4thアルバム『オムライザー』をリリース、この作品から次第にポップな曲調を見せ始める。
2004年には『夏盤』をリリース(大槻の詩集付属音源のリマスタリング作を含めた企画盤)。
2005年には6thアルバム『綿いっぱいの愛を!』をリリース、三柴が「さらばマトリョーシカ」で「 新東京正義之士」以来、20年ぶりくらいにメインボーカルをとった。
2006年、筋肉少女帯再結成。メインボーカルの大槻がそちらに専念したことにより特撮は充電期間に入る。なおこの時期もNARASAKIは大槻のソロ楽曲のサウンドプロデュースに参加し、三柴は筋肉少女帯にサポート参加、また特撮チームはアニメ「さよなら絶望先生」シリーズに「大槻ケンヂと絶望少女達」として主題歌を提供している。
2011年4月1日午前2時55分に、puku1048というIDでUstreamにアップロードされた動画にて、再始動ライブツアーが告知された。また前述の「…絶望先生」のBlu-ray BOXテーマソング、及び同作者の原作によるOVA「かってに改蔵」の主題歌を発表し、6月には特撮名義では6年ぶりとなるセルフカヴァーアルバム「5年後の世界」をキングレコードから発売された。
2012年12月12日、オリジナルアルバムとしては7年ぶりとなる『パナギアの恩恵』を発表、それに伴う年明けのライヴツアーが決定した。
ディスコグラフィー
シングル
リリース日 | タイトル | 発売元 | |
---|---|---|---|
1st | 2000年1月26日 | アベルカイン | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
2nd | 2000年9月27日 | ジェロニモ | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
3rd | 2001年7月25日 | ヨギナクサレ | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
4th | 2002年11月7日 | パティー・サワディー | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
5th | 2005年5月25日 | 綿いっぱいの愛を! | PRHYTHM |
6th | 2014年1月22日 | シネマタイズ (映画化) | キングレコード |
アルバム
オリジナルアルバム
リリース日 | タイトル | 発売元 | |
---|---|---|---|
1st | 2000年2月23日 | 爆誕 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
2nd | 2000年10月25日 | ヌイグルマー | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
3rd | 2001年9月27日 | Agitator | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
4th | 2003年11月27日 | オムライザー | PRHYTHM |
5th | 2004年6月30日 | 夏盤 | PRHYTHM |
6th | 2005年6月29日 | 綿いっぱいの愛を! | PRHYTHM |
7th | 2012年12月12日 | パナギアの恩恵 | キングレコード |
8th | 2016年2月3日 | ウインカー | キングレコード |
ベストアルバム
リリース日 | タイトル | 発売元 | |
---|---|---|---|
1st | 2002年11月21日 | 初めての特撮 BEST vol.1 | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
2nd | 2006年5月24日 | ロコ!思うままに | PRHYTHM |
セルフカヴァーアルバム
リリース日 | タイトル | 発売元 | |
---|---|---|---|
1st | 2011年6月29日 | 5年後の世界 | キングレコード |
映像作品
リリース日 | タイトル | 発売元 |
---|---|---|
2001年4月11日 | FIGHTING! NUIGULUMAR TOUR | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
2002年11月21日 | 初めての特撮 P.V.4+X | 徳間ジャパンコミュニケーションズ |
2004年12月17日 | ライブ盤〜めんどうなこと言うなら、もう帰る!! | 音画工舎 |
2012年1月21日 | 特撮復活ライブ2011! 5年後の世界 | キングレコード |
参加音源
- KYU-BOX./大正九年(2002年4月17日)
- 大正九年と特撮のコラボレーション楽曲『ネットで叩いてやる!』を収録。
- 対自核自己カヴァー/大槻ケンヂ(2002年8月7日)
- 大槻ケンヂによるセルフカヴァー・アルバム。筋肉少女帯のカヴァーである『カーネーション・リインカネーション』と『風車男ルリヲ』は、二曲とも特撮メンバーによる演奏。
- 花火/大槻ケンヂ(2003年6月14)
- 大槻ケンヂの歌詞集。付録CDに特撮による『花火』『ロードムービー』『海上プラネタリウム』の三曲と、デモ曲『やってんだかわからない美術館』を収録。
- GALACTiKA 19(2006年1月21日)
- 音楽DVDマガジン。メトロノームやLAB.(LAB. THE BASEMENT)と共に、特撮のライブ映像が収録されている。
- ROCK THE ULTRAMAN(2006年5月10日)
- マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 ORIGINAL SOUND TRACK(2006年8月2日)
- 映画『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』のサウンドトラック。特撮の楽曲がNARASAKIの手で映画BGM用に編集され「movie-mix」として収録されている。
さよなら絶望先生関連
- 人として軸がぶれている/大槻ケンヂと絶望少女達(2007年8月22日)
- 絶望劇伴撰集(2007年10月24日)
- アニメ『さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『人として軸がぶれている』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
- 空想ルンバ/大槻ケンヂと絶望少女達(2008年1月23日)
- アニメ『俗・さよなら絶望先生』主題歌。メンバーや構成などは、前作『人として軸がぶれている』と同様。当初、楽曲タイトルは歌詞の一部から取った「俺の値段を誰が決めた」というものであったが、NARASAKIとの相談の結果、現在のタイトルに決定した。また、タイトル変更が決まった後も、大槻はしばらくの間「幻想ルンバ」に変えたと思い込んでいたという[9]。
- 俗・絶望劇伴撰集(2008年3月26日)
- アニメ『俗・さよなら絶望先生』のサウンドトラック。『空想ルンバ』のテレビサイズ・ヴァージョンを収録。
- 絶望大殺界(2008年5月14日)
- アニメ『さよなら絶望先生』『俗・さよなら絶望先生』の主題歌・挿入歌・キャラクターソングなどを収録したアルバム。『人として軸がぶれている』『空想ルンバ』を収録。また、大槻が男性ヴォーカルを担当したユニット・大槻ケンヂと木村カエレによる『豚のご飯』では、作詞・作曲とプロデュースをNARASAKIが担当している。
- メビウス荒野〜絶望伝説エピソード1/大槻ケンヂと絶望少女達(2011年4月23日)
- アニメ『さよなら絶望先生』Blu-ray BOXテーマソング。過去の主題歌3曲(特撮とはメンバーが異なる『林檎もぎれビーム!』を含む)のフレーズが曲中に含まれている。C/Wには特撮の単独名義では5年ぶりとなる音源『アングラ・ピープル・サマー・ホリディ』のセルフカヴァーを収録。
- かってに改造してもいいぜ/水木一郎と特撮(2011年4月23日)
- OVA『かってに改蔵』主題歌。表題曲は水木単独による歌唱。C/Wは特撮のセルフカヴァーである『ヌイグルマー』で、こちらは『特撮と水木一郎』名義で大槻と水木のツインボーカルの楽曲である。なお大槻と水木は過去に筋肉少女帯の楽曲『221B戦記』でも共演している。
脚注
- ^ a b c 特撮 - とくさつ - キューブミュージック・2014年7月26日閲覧。
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より。
- ^ 再発盤封入の自作解説より。
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より。
- ^ 『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』の一章「音楽雑誌が書かないロックバンドの日々」より。
- ^ 再発盤封入の自作解説より。
- ^ ベストアルバムの自作解説より。
- ^ “6月21日 不定期日記”. オーケンブログ (2007年6月22日). 2013年4月18日閲覧。<
- ^ “1/23 不定期日記”. オーケンブログ (2008年1月24日). 2013年4月18日閲覧。