「早乙女愛」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
→‎人物・略歴: 姉弟関の曖昧修正
154行目: 154行目:
== レコード ==
== レコード ==
*「魔法の鏡」 作詞・作曲 [[荒井由実]] 編曲 [[竜崎孝路]] ([[1976年]][[3月21日]]発売)
*「魔法の鏡」 作詞・作曲 [[荒井由実]] 編曲 [[竜崎孝路]] ([[1976年]][[3月21日]]発売)
 ※松竹配給映画「[[青春の構図]]」テーマソング
**※松竹配給映画「[[青春の構図]]」テーマソング
**C/W 「一方通行」 作詞 [[早乙女愛]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[竜崎孝路]]

 C/W 「一方通行」 作詞 [[早乙女愛]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[竜崎孝路]]

*「愛と誠」 作詞 [[梶原一騎]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[田辺信一]] ([[1976年]][[10月21日]]発売)
*「愛と誠」 作詞 [[梶原一騎]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[田辺信一]] ([[1976年]][[10月21日]]発売)
 ※松竹配給映画「[[愛と誠]]・完結篇」テーマソング([[加納竜]]との[[デュエット]])
**※松竹配給映画「[[愛と誠]]・完結篇」テーマソング([[加納竜]]との[[デュエット]])
**C/W 「白い馬の騎士(ナイト)」 作詞 [[梶原一騎]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[田辺信一]]([[加納竜]]との[[デュエット]])

 C/W 「白い馬の騎士(ナイト)」 作詞 [[梶原一騎]] 作曲 [[三佳令二]] 編曲 [[田辺信一]]([[加納竜]]との[[デュエット]])


== 写真集 ==
== 写真集 ==

2016年1月29日 (金) 13:22時点における版

さおとめ あい
早乙女 愛
本名 瀬戸口 さとみ
(せとぐち さとみ)
生年月日 (1958-12-29) 1958年12月29日
没年月日 (2010-07-20) 2010年7月20日(51歳没)
出生地 日本の旗 日本鹿児島県
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ワシントン州
職業女優
ジャンル 映画
テレビドラマ
舞台
活動期間 1974年 - 2000年
著名な家族 長男
主な作品
愛と誠
女猫
 
受賞
エランドール新人賞(1976年
テンプレートを表示

早乙女 愛(さおとめ あい、1958年12月29日 - 2010年7月20日)は、日本女優である。身長163cm[1]

人物・略歴

1958年(昭和33年)、鹿児島県肝属郡高山町(現:肝付町)生まれ[2]。7人兄弟の長女(最年長)で[2]、5人が弟で一番下が15歳離れた妹がいる[2]。実家は印刷屋を経営していた[2]。中学時代は陸上部で鳴らす[2]。中学3年のとき、地元のカメラマンに『愛と誠』のオーディションの話を聞く[2]

1974年(昭和49年)、漫画雑誌『週刊少年マガジン』に連載されていた、梶原一騎原作の漫画 『愛と誠』が映画化されるにあたり、主人公・太賀誠を演じる西城秀樹の相手役が公募された[3]。中学を卒業した春休みに「タダで東京へ行けて、西城秀樹さんにも会える」という動機で[2]、友人と共に応募し、4万人の中から選出され、松竹と専属契約。同年、映画での役名と同じ「早乙女 愛」の芸名で映画デビューした[4]。同作で脚光を浴び、1日に400通ものファンレターが殺到するほどの人気となった。映画もシリーズ化されたことでその多忙が影響し、鹿児島県立高山高等学校に入学は決まっていたが、入学式だけ行って高校は1年留年した[2]。『愛と誠』が三部作となったため、夏と冬の休みに上京し撮影[2]、4年かけて高校を卒業後[2][5]、上京し女優として活躍を続けた。

1983年(昭和58年)、成人映画である『女猫』(監督・山城新伍)に主演。それからはヌードシーンも厭わぬ大胆な演技に挑むようになった。1985年(昭和60年)に7歳年上の江原春義結婚。その後一緒に化粧品会社「江原道」設立。結婚を機に徐々に仕事から離れつつ助演にシフトしていった。

1996年(平成8年)、出演していたテレビドラマシリーズ 『はるちゃん』(東海テレビ)を、自身の妊娠により途中降板し、翌1997年に男子を出産。以降の芸能活動は映画等で数シーンのみの出演に留まった。2000年(平成12年)の映画『新・仁義なき戦い』への出演を最後に芸能界引退[6]

2002年(平成14年)頃よりアメリカ合衆国に在住していた[6]2008年(平成20年)離婚し息子と2人で暮らす[7]

2010年(平成22年)7月20日午前3時51分(現地時間)、多臓器不全のためシアトルの病院で死去[6]

出演

映画

テレビドラマ


ほか多数

CM

レコード

写真集

  • 早乙女愛写真集 週刊プレイボーイ特別編集(1982年、集英社)
  • 北の蛍 スプレイ(1984年、フジテレビ出版)

受賞

  • エランドール新人賞(1976年)
  • 『シャブ極道』で、1996年度おおさか映画祭・助演女優賞(1996年)

脚注

  1. ^ 週刊朝日、1974年8月9日号16頁
  2. ^ a b c d e f g h i j 山下勝利「早過ぎる自叙伝 20代のまぶしい女たち(25) 早乙女愛」『週刊朝日』、朝日新聞社、1983-12-23・30、pp. 138-142。 (早乙女本人の取材に基づく記事)。
  3. ^ 松竹は映画館内の掲示物にて、「新人募集、15~19才の未婚女性、賞金100万円」として公募を行っていた
  4. ^ 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 俺たちが愛した美少女選抜BEST30 第1弾・70年代編
  5. ^ 小学館『GORO』1979年2月8日号インタビュー
  6. ^ a b c “元女優の早乙女愛さんが死去 「愛と誠」で人気”. 産経新聞. (2010年7月26日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100726/tnr1007261640008-n1.htm 2010年7月26日閲覧。 
  7. ^ “早乙女愛さん急死…息子と前夫にみとられ”. 日刊スポーツ. (2010年7月27日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100727-658486.html 2010年7月27日閲覧。