「本山博」の版間の差分
編集の要約なし タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
write, cat. |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{ |
{{出典の明記|date=2015年12月}} |
||
'''本山 博'''(もとやま ひろし、[[1925年]] - 2015年)は[[日本]]の[[超心理学]]者・[[心理学]]者・[[宗教家]]・[[哲学]]者・[[カリフォルニア人間科学大学院大学]]学長・[[国際宗教・超心理学会|国際宗教・超心理学会(IARP)]]会長・[[玉光神社]][[宮司]]。[[香川県]][[小豆郡]]([[小豆島]])出身。 |
'''本山 博'''(もとやま ひろし、[[1925年]] - [[2015年]][[9月19日]]<ref>[http://mainichi.jp/articles/20150920/ddm/041/060/111000c 訃報 本山博さん 89歳=玉光神社名誉宮司] 『毎日新聞』2015年9月20日付東京朝刊。</ref>)は[[日本]]の[[超心理学]]者・[[心理学]]者・[[宗教家]]・[[哲学]]者・[[カリフォルニア人間科学大学院大学]]学長・[[国際宗教・超心理学会|国際宗教・超心理学会(IARP)]]会長・[[玉光神社]][[宮司]]。[[香川県]][[小豆郡]]([[小豆島]])出身。 |
||
== 略歴 == |
== 略歴 == |
||
29行目: | 29行目: | ||
* 1997年 - コスタリカ国連平和大学にて講演、米国[[UCLA]]メディカルセンターで行われた「仮想現実と超生物学」シンポジウムで特別講演 |
* 1997年 - コスタリカ国連平和大学にて講演、米国[[UCLA]]メディカルセンターで行われた「仮想現実と超生物学」シンポジウムで特別講演 |
||
* 2000年 - コスタリカ政府関係者の招聘による講演会とコスタリカ国立大学でのAMI(本山式経絡臓器機能測定装置)ワークショップ(サン-ホセ) |
* 2000年 - コスタリカ政府関係者の招聘による講演会とコスタリカ国立大学でのAMI(本山式経絡臓器機能測定装置)ワークショップ(サン-ホセ) |
||
* 2015年 - 死去 |
|||
== 人物 == |
== 人物 == |
||
105行目: | 106行目: | ||
[[Category:香川県出身の人物]] |
[[Category:香川県出身の人物]] |
||
[[Category:1925年生]] |
[[Category:1925年生]] |
||
[[Category:2015年没]] |
|||
[[Category:ヨーガ]] |
[[Category:ヨーガ]] |
||
[[Category:神道に関連する人物]] |
[[Category:神道に関連する人物]] |
2015年12月21日 (月) 02:18時点における版
本山 博(もとやま ひろし、1925年 - 2015年9月19日[1])は日本の超心理学者・心理学者・宗教家・哲学者・カリフォルニア人間科学大学院大学学長・国際宗教・超心理学会(IARP)会長・玉光神社宮司。香川県小豆郡(小豆島)出身。
略歴
- 1925年 - 香川県小豆島にて出生
- 1951年 - 東京文理科大学(現筑波大学)哲学科卒業
- 1956年 - 東京文理科大学大学院博士課程修了
- 1958年 - 東京文理科大学記念賞受賞(「東西神秘思想の研究」により)
- 1960年 - 宗教心理学研究所所長~現在に至る
- 1962年 - 文学博士(哲学、生理心理学)東京文理科大学にて取得。アメリカ・デューク大学超心理学研究所よりマクドーガル賞授与。(「超心理学の電気生理学的研究」により)
- 1963年 - インド、ラジャスタン大学にてヨガの電気生理学的研究に関し研究と講義
- 1969年 - 70年 - インド、アンドラ大学大学院客員教授(超心理学、生理心理学)
- 1972年 - 国際宗教・超心理学会(IARP)会長 - 現在に至る。国際心理学会大会・心理生理学セクション議長
- 1976年 - インド、ヨーガ・ビハールスクール、スワミ・サッチャナンダ主宰、顧問。
- 1977年 - イタリア学士院アカデミア・チベリナ正会員、スペイン第2回世界超心理学会副会長
- 1979年 - アメリカ、オーハイ大学客員教授
- 1980年 - アメリカ「ジャーナル・オブ・ホリスティックメディスン」誌 編集委員
- 1983年 - インド、ヒンズー大学医学部ヨーガ研究センター海外委員
- 1987年 - 日本ホリスティック医学協会顧問
- 1988年 - ブラジル、国際オルタナティブセラピー学会にて特別講演
- 1989年 - アメリカ、フェッツアー財団にて特別講演
- 1990年 - フランス、第1回人体エネルギー国際大会にて特別講演
- 1991年 - 南カリフォルニア大学院大学(SCI)日本校設立・学長
- 1992年 - カリフォルニア・人間科学大学院 大学設立・学長、フランス、第2回人体エネルギー国際大会にて特別講演
- 1994年 - 本山人間科学大学院日本センター(MIHS)設立・学長
- 1995年 - カナダ、第3回鍼灸医学と自然医学国際大会にて基調講演
- 1996年 - J.B.ライン博士誕生百年記念賞受賞
- 1997年 - コスタリカ国連平和大学にて講演、米国UCLAメディカルセンターで行われた「仮想現実と超生物学」シンポジウムで特別講演
- 2000年 - コスタリカ政府関係者の招聘による講演会とコスタリカ国立大学でのAMI(本山式経絡臓器機能測定装置)ワークショップ(サン-ホセ)
- 2015年 - 死去
人物
以下は本人著書・自称などに基づく客観的に確認できない情報を含んでいます。 |
母の指導の下、幼少の頃より滝行や断食、般若心経の読誦などの修行を行っていたと自称している。クンダリニー・ヨーガに造詣が深く、立花隆によればその研究は世界的に有名であり、ユネスコ本部は本山を世界の著名な超心理学者十人の一人に選出した。(本山自身はクンダリニー覚醒経験者であると共に、クンダリニー現象等の客観的研究者でもある。)[2]心霊手術やユリゲラーの超能力、外気功、福来友吉の念写の研究、霊の憑依現象、輪廻転生等に肯定的な発言をしている。
研究[3]
本山博はクンダリニー覚醒の客観的な物理データを得るための研究を行ったと称している。その結果AMI(経路=臓器機能測定器)とチャクラマシーン(生体エネルギー測定器)と呼ばれる2つの測定器を発明し、ある程度のデータを得ることが出来たと称している。
ヨーガの教義では、生命エネルギーは「ナディ」と呼ばれる通路を通り人間の身体を流れると主張している。(チャクラはナディ上のセンターである。)また漢方医学の鍼灸では、経絡や「ツボ」と呼ばれる。本山は研究の結果、ヨーガと漢方に伝わるそれらの概念が同じものであるという結論に達した。同様に中国の気の概念とインドのプラーナの概念も同じ生命エネルギーを指すとした。本山によればナディ=経絡の正体は、皮膚の表皮の下の間質液が流れる通路である。また本山は、経絡上のツボに電圧をかけて間質液のパラメータを測定すると、その経絡が関係している内臓機能が測定できることを発見したと称している。これによりチャクラの活性度も測定できると言い張っている。以上がAMIの内容であると主張している。
チャクラマシーンは、被験者の身体の生体エネルギーの物理データ(電場、磁場、光など)と生理データ(脳波、脈波、呼吸など)を同時に測定するものである。本山はこの測定機により、通常の被験者とヨガの行者や超能力派などの比較測定実験を多数行った。その結果、それらの被験者が発した電場や光などには歴然とした違いが見られたと主張している。あくまで本人の主張のみであり、科学的な検証は一切行われていない。
備考
- カリフォルニア人間科学大学院大学は小規模である等の理由によりカリフォルニア州における第三者評価機関の認定は受けていない、非認定大学である。しかしながらカリフォルニア州政府の認可を受けた州政府認可大学院である。このため、IARPのホームページでは米国カリフォルニア州公認の大学院大学と記載されている[要出典]。
- 哲学者の湯浅泰雄は本山のもとでクンダリニー・ヨーガを学んだことがある[要出典]。
- 本山はクンダリニー覚醒の経験者であり、覚醒時に体が宙に浮いたことがある、と言う。[4]
- 他にも国際健康科学会会長、日本ホリステイック医学協会顧問、デンタルホリステイック医学協会顧問、日本ストレス学会幹事などの肩書を持つ。
- 博士論文は1963年12月に『宗教経験の世界』として出版され、後に『超感覚的なものとその世界』と改題、改版された。ユネスコは当書を哲学部門優良図書に挙げた。[要出典]。
- 本山はクンダリニー覚醒により起こる現象を詳細に報告した。例を挙げれば光体験や体外離脱、エクスタシーや超能力の発現などである。立花隆や研究者ケネス・リングはこうした現象は臨死体験で起こる現象と共通点が多いと指摘している。[5]
訳書
- C・W・リードビーター著 本山博 湯浅泰雄(共訳) 『チャクラ』 平河出版社、1979年3月
- 呂巌著 本山博訳 『太乙金華宗旨―道教 長寿養生法』宗教心理学研究所、1964年
共著
- 本山博、渡部昇一『霊の研究人生の探究』 致知出版社、2007年2月
- 本山博、小田晋、萩生田千津子、中嶋宏『健康と霊性 - WHO(世界保健機関)の問題提起に答えて』 宗教心理出版、2001年4月
- 橋本健、本山博 『超能力入門 - 自分でできる超能力開発法』 池田書店、1986年07月
- 遠藤順子、八城政基、小田晋、村上和雄、本山博 『良心の復権 - 21世紀における良心の諸問題』 宗教心理出版、2000年3月
- 安永祖堂、本山一博、本山博、影山教俊、船井幸雄、稲盛和夫、小田晋、桐島洋子 『私が生きて・掴んで・実践したもの - 講演集・宗教とは何か』 宗教心理出版、1999年2月
- 本山キヌヱ、本山博 『玉光神社教祖自叙伝』 宗教心理学研究所、 1975年
- 船井幸雄、高木善之、岸根卓郎、本山博 『「地球村」に生きる!』 ビジネス社、1995年5月8日
- 本山博、船井幸雄、青木宏之 共著 『超人鼎談 気の人間 気の人生 気の経営』 東洋経済、1992年2月。
宗教心理学研究所出版部及び、宗教心理出版の出版物
- ジョージ・W. ミーク 『死後の世界と魂の成長』
- J・B・ライン 『超心理学概説』
参考文献
- 本山博 『自分でできる超能力ヨガ - 四週間で身につくトレーニング法』 宗教心理出版、1992年12月。
- 本山博、船井幸雄、青木宏之 共著 『超人鼎談 気の人間 気の人生 気の経営』 東洋経済、1992年2月。
- 立花隆 『臨死体験』 文藝春秋、1994年。(のち文庫)
関連項目
- クンダリニー
- ヨーガ
- 気功
- 超心理学
- チャクラ
- 高橋周七
- イツァク・ベントフ(英語: Itzhak Bentov) - 本山と双璧をなすクンダリニー・ヨーガの研究者
- J・B・ライン - デューク大学にてラインの薫陶を受けた[6]。
- 高崎勝次
- 余島清光
- 本山キヌエ - 養母
- 臨死体験
- オーラ
- 経絡
- 漢方医学
- 気
- プラーナ