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日本では、[[北海道]]においては[[夏鳥]]として飛来し、それ以外の地域では[[留鳥]]として生息する。[[琉球諸島]]に生息するのは、亜種の'''リュウキュウオオコノハズク'''(''O. l. pryeri'')である。
日本では、[[北海道]]においては[[夏鳥]]として飛来し、それ以外の地域では[[留鳥]]として生息する。[[琉球諸島]]に生息するのは、亜種の'''リュウキュウオオコノハズク'''(''O. l. pryeri'')である。
== 形態 ==
== 形態 ==
体長は約24cmで、翼を広げた幅は約57cm。[[コノハズク]]と似ているがやや大きい。体色は褐色、灰色、黒色の複雑で細かい斑で、後ろ側に灰白色の斑がある。目は色である。
体長は約24cmで、翼を広げた幅は約57cm。[[コノハズク]]と似ているがやや大きい。体色は褐色、灰色、黒色の複雑で細かい斑で、後ろ側に灰白色の斑がある。目は色である。


== 生態 ==
== 生態 ==

2015年9月9日 (水) 05:01時点における版

オオコノハズク
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フクロウ目 Strigiformes
: フクロウ科 Strigidae
: Otus
: オオコノハズク
O. lempiji
学名
Otus lempiji
(Horsfield, 1821)
英名
Sunda Scops-owl
亜種

リュウキュウオオコノハズク O.l.pryeri

オオコノハズク(大木葉木菟、学名Otus lempiji)はフクロウ目フクロウ科の鳥である。

分布

ロシア東部の沿海州からサハリン、中国東部、東南アジアに分布する。北方で生息する個体は、冬期は南方へ渡る。

日本では、北海道においては夏鳥として飛来し、それ以外の地域では留鳥として生息する。琉球諸島に生息するのは、亜種のリュウキュウオオコノハズク(O. l. pryeri)である。

形態

体長は約24cmで、翼を広げた幅は約57cm。コノハズクと似ているがやや大きい。体色は褐色、灰色、黒色の複雑で細かい斑で、後ろ側に灰白色の斑がある。目は橙色である。

生態

平地から山地の林に住み、秋冬には雑木林や竹林の中で数羽集まっていることがある。夜行性で、ネズミなどの哺乳類鳥類昆虫などを捕食する。

繁殖期に雄は「ウォッウォ」「ポ ポ ポ」と続けてやや甲高い声で鳴くほか、地鳴きとして「ミャ~オ」と猫のような声も発する。

保全状態評価

亜種 リュウキュウオオコノハズク Otus lempiji pryeri

関連項目