「スノーホワイト (2012年の映画)」の版間の差分
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スノーは牢から連れ出される一瞬の隙を突いて逃れ、闇の森へと逃げこむ。闇の森はラヴェンナの魔力が通じないため、森に詳しい猟師のエリックが借り出される。エリックは妻を失った悲しみから自棄的生活を送っていたが、ラヴェンナは死んだ妻を蘇らせると嘘の約束で強引にエリックを従わせる。 |
スノーは牢から連れ出される一瞬の隙を突いて逃れ、闇の森へと逃げこむ。闇の森はラヴェンナの魔力が通じないため、森に詳しい猟師のエリックが借り出される。エリックは妻を失った悲しみから自棄的生活を送っていたが、ラヴェンナは死んだ妻を蘇らせると嘘の約束で強引にエリックを従わせる。 |
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エリックは難なく闇の森でスノーを捕らえるが、ラヴェンナの嘘は露見し、スノーの懇請も受けスノーの逃亡に手を貸し共に追われる身となる。スノーは逃避行の中で小人達と出会い、聖獣から祝福を受け、 |
エリックは難なく闇の森でスノーを捕らえるが、ラヴェンナの嘘は露見し、スノーの懇請も受けスノーの逃亡に手を貸し共に追われる身となる。スノーは逃避行の中で小人達と出会い、聖獣から祝福を受け、協力を受けるようになる。そして幼馴染のウィリアムとの再会を果たす。だが女王はある朝ウィリアムに化けてスノーに近づき、毒りんごで呪いをかけスノーは倒れる。 |
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スノーは本来の目的地であるハモンド公の城に遺体として運ばれ、葬儀が行われる。エリックが守りきれなかったことを謝りながらスノーの遺体に接吻をすると呪いは解かれ、スノーは蘇生する。 |
スノーは本来の目的地であるハモンド公の城に遺体として運ばれ、葬儀が行われる。エリックが守りきれなかったことを謝りながらスノーの遺体に接吻をすると呪いは解かれ、スノーは蘇生する。 |
2015年1月26日 (月) 10:50時点における版
スノーホワイト | |
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Snow White & the Huntsman | |
マーローズ・サンドでのロケの様子 | |
監督 | ルパート・サンダース |
脚本 |
ホセイン・アミニ イヴァン・ドーハーティ |
原作 |
グリム兄弟 『白雪姫』 |
製作 |
ジョー・ロス サム・マーサー パラク・パテール |
出演者 |
クリステン・スチュワート シャーリーズ・セロン クリス・ヘムズワース サム・クラフリン イアン・マクシェーン |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
撮影 | グレッグ・フレイザー[1] |
編集 |
コンラッド・バフ ニール・スミス |
製作会社 | ロス・フィルムズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2012年6月1日 2012年6月15日 |
上映時間 | 127分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $170,000,000[2] |
興行収入 |
$155,136,755[2] $396,397,203 [2] 17.1億円[3] |
次作 | Snow White 2 (仮) |
『スノーホワイト』(原題:Snow White & the Huntsman)は、グリム童話『白雪姫』を原作とした、ルパート・サンダース監督、ホセイン・アミニとイヴァン・ドーハーティ脚本による2012年公開のダークファンタジー映画。アメリカ合衆国では2012年6月1日に劇場公開された。本作を三部作の1作目とすることを予定している[4]。
日本では2012年6月15日に劇場公開された。観客動員数は29万人を突破し、週末興行成績は約3億7000万円にして超え初登場第1位を獲得している[5]。
ストーリー
マグナス王と王妃エレノアの一人娘スノーホワイト(以下スノー)は国中から愛されている心の美しい少女。だがある日母エレノアは急逝し、マグナス王は謎の軍勢との戦闘後、囚われていた女性ラヴェンナを助ける。その美しさに心を奪われたマグナス王は、ラヴェンナを新しいお妃に迎える。だがラヴェンナの正体は邪悪な魔女で、王を暗殺し、魔軍を引き込み国を乗っ取ってしまう。ラヴェンナは鏡の精の助言に従い、生き残りの王族も皆殺しにしたが、スノーだけは秘密裏に監禁し生かし続ける。 ラヴェンナの悪政と呪いによって、王国はまたたく間に荒廃し、闇に閉ざされてしまう。
数年後、いつものようにラヴェンナが鏡に「この世でいちばん美しい者は?」と質問すると、スノーが自分より美しく育ったこと、スノーにラヴェンナの命を奪う力があること、ただしスノーの心臓をラヴェンナが掴めばラヴェンナの美と魔力は永遠となることなどを知らされる。 スノーは牢から連れ出される一瞬の隙を突いて逃れ、闇の森へと逃げこむ。闇の森はラヴェンナの魔力が通じないため、森に詳しい猟師のエリックが借り出される。エリックは妻を失った悲しみから自棄的生活を送っていたが、ラヴェンナは死んだ妻を蘇らせると嘘の約束で強引にエリックを従わせる。
エリックは難なく闇の森でスノーを捕らえるが、ラヴェンナの嘘は露見し、スノーの懇請も受けスノーの逃亡に手を貸し共に追われる身となる。スノーは逃避行の中で小人達と出会い、聖獣から祝福を受け、協力を受けるようになる。そして幼馴染のウィリアムとの再会を果たす。だが女王はある朝ウィリアムに化けてスノーに近づき、毒りんごで呪いをかけスノーは倒れる。
スノーは本来の目的地であるハモンド公の城に遺体として運ばれ、葬儀が行われる。エリックが守りきれなかったことを謝りながらスノーの遺体に接吻をすると呪いは解かれ、スノーは蘇生する。 戦いは避けられないと悟ったスノーホワイトはハモンド公とその民を説得し、自ら鎧を纏ってラヴェンナ討伐へと向かう。 ラヴェンナは篭城し弓隊や投石で応戦するが、小人たちが潜入して城門を開き、スノーの軍は城内へ進む。スノーはラヴェンナとの対決で追い詰められるが、隙を突き短剣で心臓を刺すとラヴェンナはまたたくまに憔悴し滅んだ。
登場人物
- スノーホワイト
- マグナス王と王妃エレノアの一人娘。
- 邪悪な女王ラヴェンナ
- 永遠の若さと美貌を求める魔女。長い時を生き続けている。他の女達からの精気を吸い容姿を維持できる。スノーホワイトの心臓を狙う。名前の由来は不法な利益を司る女神・ラウェルナから。
- 猟師エリック
- 最愛の妻を喪った悲しみから酒浸りの日々を過ごしていたが、スノーホワイトを助け、ラヴェンナを倒す事に加勢する。
- ウィリアム王子
- ハモンド公の一人息子。スノーの幼馴染。
- フィン
- ラヴェンナの弟。姉を敬愛し、姉のためにスノーを追う。最後はエリックに倒され絶命する。
- ハモンド公爵
- マグナス王の家臣、王国内の一領主。ラヴェンナによるクーデター以後は領地に壁を築き、逃げ延びた民衆を保護している。
- マグナス王
- スノーホワイトの父。
- 王妃エレノア
- スノーホワイトの母。
- 鏡男
- 鏡の精
- グレタ
- 王城に連れてこられた女囚。
- ラヴェンナの母
- ラヴェンナに美貌と守護の魔法を与え、征服者達へ復讐するよう仕向ける
- アンナ
- 湖の岸にある村の長
- ビース
- 小人達のリーダー
- ミューア
- 小人の長老。真実を見抜く不思議な力を持っている。
- ゴート
- 小人。比較的大柄で気が荒い
- ニオン
- 小人。比較的大柄で妖精の歌が嫌い。痛風持ち。
- デューア
- 小人。コルとペアの斥侯役。
- コル
- 小人。デューアとペアの斥侯役。喘息持ち。
- クワート
- 小人。ミューアの息子。笛や歌が得意。
- ガス
- 最年少の小人。バイオリンを弾く。スノーを一目で好きになる。
キャスト
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役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
スノーホワイト | クリステン・スチュワート[6][7] | 坂本真綾 |
ラヴェンナ | シャーリーズ・セロン | 小雪[8] |
エリック | クリス・ヘムズワース[6][7] | 椎名桔平[8] |
ウィリアム | サム・クラフリン | 浪川大輔 |
フィン | サム・スプルエル | 咲野俊介 |
ハモンド公爵 | ヴィンセント・リーガン | 大塚芳忠 |
マグナス | ノア・ハントリー | 西凜太朗 |
エレノア | リバティー・ロス | 林真里花 |
鏡男 | クリストファー・オービ | 大塚明夫 |
グレタ | リリー・コール | 小島幸子 |
ラヴェンナの母 | アナスタシア・ヒレ | 勝生真沙子 |
アンナ | レイチェル・スターリング | 五十嵐麗 |
ビース | イアン・マクシェーン | 山路和弘 |
ミューア | ボブ・ホスキンス | 大塚周夫 |
ゴート | レイ・ウィンストン | 菅生隆之 |
ニオン | ニック・フロスト[9] | 茶風林 |
デューア | エディ・マーサン | 山野井仁 |
コル | トビー・ジョーンズ | 高木渉 |
クワート | ジョニー・ハリス | 佐々木睦 |
ガス | ブライアン・グリーソン | 魚建 |
スノーホワイト(幼少時) | ラフィー・キャシディー | |
ラヴェンナ(幼少時) | イジー・メイクル・スモール | |
ウィリアム(幼少時) | ザビエル・アトキンス | 園崎未恵 |
フィン(幼少時) | エリオット・リーヴ | 長良真里 |
※その他の日本語吹き替え:下山田綾華/小島敏彦/志村知幸/長谷川俊介/烏丸祐一/武田幸史/新田英人/後藤光祐
日本語版制作スタッフ
- 演出:宇出喜美
- 字幕翻訳:古田由紀子
- 吹替翻訳:栗原とみ子
- 調整:兼子芳博
- 録音:スタジオT&T、サウンドインスタジオ
- ダビングスタジオ:東京テレビセンター
- 制作担当:高橋正浩、吉永紘朗(ニュージャパンフィルム)
- プロデューサー:石田聡子、渡辺英幸、安達佳孝、三樹祐太(東宝東和)
スタッフ
- 監督:ルパート・サンダーズ(長編映画監督デビュー作)
- 製作:ジョー・ロス、サム・マーサー
- 製作総指揮:グロリア・ボーダース、パラク・パテル
- 脚本:ホセイン・アミニ、ジョン・リー・ハンコック 、エバン・ダーカティ
- 撮影:グレッグ・フレイザー
- 美術:ドミニク・ワトキンス
- 衣装デザイン:コリーン・アトウッド
- 編集:コンラッド・バフ、ニール・スミス
- 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作
キャスティング
プロデューサーは白雪姫役にはあまり有名ではない俳優を考慮し、ライリー・キーオ、フェリシティ・ジョーンズ、ベラ・ヒースコート、アリシア・ヴィカンダーを候補に挙げた。この考えはクリステン・スチュワートとダコタ・ファニングが候補に挙がっているという噂でなくなった[10]。2011年3月4日、共同プロデューサーのパラク・パテールのツイートにより、クリステン・スチュワートに出演交渉がなされていることが確定的となった[11]。また、シャーリーズ・セロンが演じるラヴェンナ役は、当初ウィノナ・ライダーにオファーされていた[12]。ジョニー・デップは猟師のエリックの役を断っていた。また、ユニバーサルはヴィゴ・モーテンセンとも交渉していたが、最終的に断られた[13]。さらにヒュー・ジャックマンへもオファーされたが、断られた[14]。2011年、『マイティ・ソー』に主演したクリス・ヘムズワースが猟師役に決まったと報じられた[15]。
撮影
主要撮影はイギリスで行われている[16]。母がクイーンズランド州出身のオーストラリア人であるクリステン・スチュワートは、クリス・ヘムズワースとの撮影は「信じられないほど落ち着く」と語っている[17]。 「オーストラリア人は特有の性格を持っているっていうけど、彼はそれを具現化したような人なの」「本当にスマートだし、とても情熱的で、でも面白いし、騒々しいときもあるわ。」「彼のアクセント(オーストラリア訛り)は面白い。私はいつも彼を真似しようとするけど、全然出来ないの!」「私はこの映画の劇中ではイギリス英語を使用しているけど、オーストラリア英語より簡単よ!」と述べている[18]。
その他
主演のクリステン・スチュワートとルパート・サンダース監督の情事が発覚、交際中のスチュワートとロバート・パティンソンの関係に大きな危機が訪れたとの報道がなされた[19]。
キャッチコピー
- 「おとぎ話は終わった。今、新たなる「白雪姫」伝説が始まる!」
- 「この夏、世界は初めて出会う。戦う白雪姫と—。」
ノベライズ
- 『スノーホワイト』(竹書房〈竹書房映画文庫〉、2012年5月31日発売) ISBN 978-4-81-244932-5
- 著作:リリー・ブレイク、エヴァン・ドハーティ、ジョン・リー・ハンコック、ホセイン・アミニ
- 日本語版翻訳:富永晶子
DVD/Blu-ray
2012年10月17日にジェネオン・ユニバーサルよりDVD(GNBF-1307)と3枚組セットしたBlu-ray Disc(GNXF-1023)が同時発売された[20]。DVDは劇場公開版のみ収録しており、ブルーレイディスクには130分のエクステンデッド・バージョンが収録されている。
- DVD映像音声特典
- ヘンテコな連中:ドワーフたち
- 監督/ルパート・サンダース、視覚効果監修/セドリック・ニコラス=トロヤン、共同編集/ニール・スミスによる本編音声解説
- Blu-ray映像音声特典
- マイシーンズ
- U-CONTROL
- 新たなる伝説の誕生
- おとぎ話の再構築
- 王国の住民たち
- 「スノーホワイト」の魔法
- 王国の裏側:セット探索ツアー(王の中庭、城周辺の村、ハモンド公爵城の野営地、ラヴェンナ女王の玉座、ラヴェンナ女王の鏡の間)
- 監督/ルパート・サンダース、視覚効果監修/セドリック・ニコラス=トロヤン、共同編集/ニール・スミスによる本編音声解説
関連作品
参考文献
- ^ Dallas, Sam. “Cinematographer Greig Fraser about to start filming Snow White and the Huntsman”. IF.com. 2011年8月2日閲覧。
- ^ a b c “Snow White and the Huntsman” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年9月14日閲覧。
- ^ 2012年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ Breznican, Anthony (2011年7月1日). “Trilogy planned for Kristen Stewart and Charlize Theron's 'Snow White and the Huntsman' -- EXCLUSIVE”. Entertainment Weekly. 2011年7月1日閲覧。
- ^ “映画「スノーホワイト」日本でも女性に人気!興行成績初登場1位で大ヒットスタート”. TV LIFE (2012年6月19日). 2012年7月22日14:24閲覧。
- ^ a b “We are pleased to confirm the Snow White and the Huntsman cast will be Kristen Stewart, Charlize Theron, Chris Hemsworth and Sam Claflin”. Twitter. 2011年7月25日閲覧。
- ^ a b “The epic action-adventure Snow White and the Huntsman starring Kristen Stewart, Charlize Theron, Chris Hemsworth & Sam Claflin opens 6/1/12!”. Twitter. 2011年7月25日閲覧。
- ^ “Nick Frost is the Final Dwarf in 'Snow White and the Huntsman'”. 2011年7月25日閲覧。
- ^ "Kristen Stewart: 'Snow White And The Huntsman' Casting Talks". The Huffington Post. Retrieved 2011-07-25.[リンク切れ]
- ^ "Kristen is Officially Playing 'Snow White'". BlogSpot.com. Retrieved 2011-07-25.
- ^ "'Snow White' Lands Julia Roberts As Evil Queen, So How Does She Stack Up Against Charlize Theron?". MoviesBlog.MTV.com. Retrieved 2011-07-25.
- ^ Labrecque, Jeff (2011年3月26日). “Viggo Mortensen dumps Snow White ... for Superman?”. Entertainment Weekly. 2011年3月28日閲覧。
- ^ “Hugh Jackman no longer in talks for 'Snow White'”. InsideMovies.EW.com. 2011年4月14日閲覧。
- ^ "'Thor' Star Chris Hemsworth Eyeing 'Huntsman' Role In Universal's Snow White Saga". Deadline.com. Retrieved 2011-07-25.
- ^ “Kristen Stewart looks all worked out as she continues to film Snow White And The Huntsman”. Dailymail.co.uk. 2011年11月10日閲覧。
- ^ “Kristen Stewart comfortable to be filming with Australian actor Chris Hemsworth in Snow White and the Huntsman”. dailytelegraph.com.au (2011年11月16日). 2011年11月16日閲覧。
- ^ “Kristen Stewart comfortable to be filming with Australian actor Chris Hemsworth in Snow White and the Huntsman”. dailytelegraph.com.au (2011年11月16日). 2011年11月16日閲覧。
- ^ ぴあニュース (2012-07-28 08-01). “クリステン・スチュワート、『スノーホワイト』の監督との情事が発覚”. 猿渡由紀. 朝日新聞デジタル. 2012年7月28日17:54閲覧。
- ^ “ジェネオン、「スノーホワイト」をBD化し10/17に発売”. ファイル・ウェブ編集部. ファイル・ウェブ (2012年8月17日). 2012年9月1日13:44閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
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- Snow White and the Huntsman - Rotten Tomatoes(英語)
- Snow White and the Huntsman - Box Office Mojo(英語)
- Snow White and the Huntsman - Metacritic(英語)