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2006年4月21日 (金) 12:27時点における版

アーミン・ミューラー=スタールアルミーン・ミュラー=シュタールArmin Mueller-Stahl,1930年12月17日-)はドイツの俳優。 現在はロシア領になっているプロイセンティルジットで生まれる。ティーンエイジャーの頃はヴァイオリンを弾いていたが、20歳頃、東ドイツにおいて俳優に転進。

音楽教師などで生計を立てながら東ベルリンで70年代後半まで舞台で活躍した。穏和で知的な個性を買われ、東ドイツ時代は人気俳優として鳴らし、80作をこえる映画にも出演。

映画と舞台の両方で活躍するが、政府のブラックリストに載ったため、1980年に西ドイツに移住した。

反体制運動に加担しキャリアを断たれてから2年後、俳優業を再開。ミニシアター的な作品が多かったが、1982年の『ベロニカ・フォスのあこがれ』、1984年の『ドイツの恋』で世界的に名が知られるようになった。また、ミヒャエル・エンデの有名小説の映像化『モモ』において、灰色の集団の首領役で登場。高圧的な存在感を残す。一方で『わが心のボルチモア』では柔和な役どころで映画ファンの感動を呼び、以後はハリウッドをはじめメジャー作品でも活躍。1992年『マイセン幻影』ではベルリン国際映画祭主演男優賞を授賞した。続く『シャイン』のアカデミー助演男優賞ノミネートで、国際的名優としての地位を確かなものとしている。

代表作に『くたばれアマデウス!』、『KAFKA/迷宮の悪夢』、『T-REX』、『13F』などがある。


主な出演作品