「ハルパー」の版間の差分

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==神話==
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[[ギリシア神話]]において[[ヘルメス]]の武器として度々登場する。
[[ギリシア神話]]において[[ヘルメス]]の武器として度々登場する。


鍛冶神[[ヘパイストス]]が鍛造した[[アダマント]]のハルパーは、天空神[[ウーラノス|ウラヌス]]の去勢、巨人[[アルゴス]]の暗殺、英雄[[ペルセウス]]の[[メドゥーサ]]討伐などに使用された。
鍛冶神[[ヘパイストス]]が鍛造した[[アダマント]]のハルパーは、天空神[[ウーラノス|ウラヌス]]の去勢、巨人[[アルゴス]]の暗殺、英雄[[ペルセウス]]の[[メドゥーサ]]討伐などに使用された。

2014年12月17日 (水) 22:06時点における版

ハルパーを持つクロノス

ハルパーギリシア語: ἅρπη)は、古代ギリシアで使用されていた刀剣の一種。ハルペー(英語: Harpe)と表記される場合もある。

刀身がのように大きく湾曲した形状をしており、刃は内側にある。主な使用法は、湾曲した刃を引っ掛けて力任せに切り落とす。

神話

ギリシア神話においてヘルメースの武器として度々登場する。

鍛冶神ヘパイストスが鍛造したアダマントのハルパーは、天空神ウラヌスの去勢、巨人アルゴスの暗殺、英雄ペルセウスメドゥーサ討伐などに使用された。

このハルパーは、たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮したといわれている。