「スラップスティック (バンド)」の版間の差分

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[[2007年]][[2月4日]]に恵比寿天窓.switchにて他界した曽我部・鈴置両名の追悼コンサートが行われた<ref name="cinematopics" />。
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2013年9月13 - 16日まで[[天王洲銀河劇場]]でリメンバーコンサートを開催。[[バナナフリッターズ]]、[[水島裕 (声優)|水島裕]]、[[冨永みーな]]、[[松野太紀]]、[[野島 (声優)|野島健児]]が日替わりゲストとして登場した<ref>[http://news.mynavi.jp/news/2013/05/09/198/ 三ツ矢雄二、古谷徹らによる伝説のバンド"スラップスティック"が集結ライブ | マイナビニュース]</ref>。
2013年9月13 - 16日まで[[天王洲銀河劇場]]でリメンバーコンサートを開催。[[バナナフリッターズ]]、[[水島裕 (声優)|水島裕]]、[[冨永みーな]]、[[松野太紀]]、[[野島健児 (声優)|野島健児]]が日替わりゲストとして登場した<ref>[http://news.mynavi.jp/news/2013/05/09/198/ 三ツ矢雄二、古谷徹らによる伝説のバンド"スラップスティック"が集結ライブ | マイナビニュース]</ref>。


== メンバー ==
== メンバー ==

2014年11月3日 (月) 03:30時点における版

スラップスティック
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 1977年 - 1986年2007年
レーベル ポニーキャニオン
メンバー 野島昭生ギターベース
古川登志夫(ギター)
古谷徹ドラムス
三ツ矢雄二キーボード
旧メンバー 神谷明(ベース)
曽我部和恭(ギター)
鈴置洋孝(キーボード)

スラップスティック


スラップスティックは、1977年から1986年に活動した[1]、人気声優5人によって結成された日本のバンド。『意地悪ばあさんのテーマ』『クックロビン音頭』(『ぼくパタリロ!』エンディングテーマ)で知られる。(下記参照)

概要

羽佐間道夫が「役者の特質を生かしてやったらどうか」と提案されたことがきっかけで結成[2]、羽佐間はエグゼクティブプロデューサーとして名前を連ねている。サウンドプロデュースは森雪之丞が担当し、大瀧詠一かまやつひろしすぎやまこういち所ジョージ、弾厚作(加山雄三)など著名な作家が楽曲を提供した[3]。メンバーの所属事務所はバラバラだったが、バンドに関するプロモートはムーブマンが行っていた[4]

曲目はグループサウンズコミックソングなど多彩な曲構成[3]

1977年に結成され、テレビドラマ『ふしぎ犬トントン』にバンド単位でゲスト出演し、ラジオ番組を持ち『レッツゴーヤング』など多様なテレビ番組に出演。年間二枚のアルバムリリースと、それに合わせて東京と名古屋でニューイヤーのサマーの年間二回のコンサートを行っていた[4]

それぞれバンドとは別に、メンバー各個人のソロアルバムのリリース、番組主題歌や挿入歌などを歌ったりしており、本業の声優としても忙しく、バンド単位での活動はスケジュール調整が難しかった。レコーディングも、コーラス部分などは、それぞれが自分のパートだけ個別に収録していた[4]

1986年まで活動を続けたが、自然消滅のような時期が判然としない休眠状態に入るような形で解散となった[4]

解散後、音源はCD化されずにいたが、2006年3月15日にCD12枚、ライブDVD1枚のBOXセットとして初CD化された[3]

2007年2月4日に恵比寿天窓.switchにて他界した曽我部・鈴置両名の追悼コンサートが行われた[1]

2013年9月13 - 16日まで天王洲銀河劇場でリメンバーコンサートを開催。バナナフリッターズ水島裕冨永みーな松野太紀野島健児が日替わりゲストとして登場した[5]

メンバー

  • 野島昭生(サイドギター→ベース):リーダー[4]
  • 曽我部和行(後に曽我部和恭と改名)(リードギター)
  • 古川登志夫(サイドギター)
  • 古谷徹(ドラム)
  • 神谷明(ベース):アルバムが全て神谷明脱退後のリリースにより、厳密には神谷の演奏や歌声は未収録[3]
  • 三ツ矢雄二(キーボード)1979 - 1984年、2007年、2013年:神谷脱退により加入[3]
  • 鈴置洋孝(キーボード)1984 - 1986年:三ツ矢脱退により加入[3]

ディスコグラフィー

アルバム

  • 人気声優五人衆スラップスティック
  • Be caution with Slapstick /スラップスティックに気をつけろ
  • Wait! Slapstick /青春恋愛論
  • トロピカル
  • モロGS
  • GSチック
  • GS伝説
  • Take me to boathouse /ボートハウスへ連れてって
  • コバルト・ムーン
  • DO YOU REMENBER? /直線回帰
  • Best of Slapstick
  • '84 NEW YEAR LIVE-グッバイ雄二-
  • SLAPSTICK GRAFFITI

シングル

脚注

  1. ^ a b スラップスティック追悼ライブ -曽我部和恭・鈴置洋孝を偲んで-- CINEMA TOPICS ONLINE
  2. ^ 「Break Out」(2012年2月10日)の番組概要ページ - TVトピック検索
  3. ^ a b c d e f 伝説の声優バンド「スラップスティック」、結成29年目でついにCD-BOX発売 | マイナビニュース
  4. ^ a b c d e 2013.8「スラップスティック リメンバーコンサート」によせて〜今は亡き 曽我部和行・鈴置洋孝 両君に捧ぐ〜(古川登志夫 OFFICIAL WEB SITE)
  5. ^ 三ツ矢雄二、古谷徹らによる伝説のバンド"スラップスティック"が集結ライブ | マイナビニュース

外部リンク