「ヴォードヴィル」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
出典の明記タグの貼付 |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2014年10月}} |
|||
'''ヴォードヴィル'''または、'''ボードビル'''('''vaudeville''')とは、[[アメリカ合衆国|米国]]においての[[舞台]]での[[踊り]]、[[歌]]、[[手品]]、[[漫才]]などのショー・ビジネスのことである。ヴォードヴィルを演じる者は'''ヴォードヴィリアン'''('''Vaudevillian''')と呼ばれる。 |
'''ヴォードヴィル'''または、'''ボードビル'''('''vaudeville''')とは、[[アメリカ合衆国|米国]]においての[[舞台]]での[[踊り]]、[[歌]]、[[手品]]、[[漫才]]などのショー・ビジネスのことである。ヴォードヴィルを演じる者は'''ヴォードヴィリアン'''('''Vaudevillian''')と呼ばれる。 |
||
2014年10月27日 (月) 11:11時点における版
ヴォードヴィルまたは、ボードビル(vaudeville)とは、米国においての舞台での踊り、歌、手品、漫才などのショー・ビジネスのことである。ヴォードヴィルを演じる者はヴォードヴィリアン(Vaudevillian)と呼ばれる。
米国におけるヴォードヴィル(イギリスでのミュージック・ホールに該当する)は、初期サイレント映画の歴史の中で重要な位置を占めている。
トーマス・エジソンは最初の映画の題材のいくつかにヴォードヴィルの見せ物を取り上げている。また、ヴォードヴィルやミュージック・ホールのための演芸場は、映画を観客に見せるための最初の公共の場所(巡回公演もその一つ)であった。
ヴォードヴィルやミュージック・ホールのための出し物をフィルムに記録することは、初期映画にとって重要な要素であった。ヴォードヴィルやミュージック・ホールには他の人気のあった劇場とともに、多くの演者(見せ物師)がいたからである。
チャーリー・チャップリンやバスター・キートン、ローレル&ハーディ、マルクス兄弟、ジミー・デュランテといった、1910年代から20年代のスラップスティック・サイレント・コメディの有名なスターたちは、ヴォードヴィルやミュージック・ホールに出演したのちに映画産業に入った。
そして彼らはヴォードヴィルの伝統をトーキーの時代になっても続けていった。しかし、結果的に映画はヴォードヴィルという形態を衰滅させた主要な要因であった。