「グアルーリョス国際空港」の版間の差分
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2014年9月20日 (土) 11:30時点における版
グアルーリョス国際空港 Aeroporto Internacional de São Paulo/Guarulhos–Governador André Franco Montoro São Paulo/Guarulhos–Governador André Franco Montoro International Airport | |||||||||||||||
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ターミナル1 | |||||||||||||||
IATA: GRU – ICAO: SBGR | |||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||
空港種別 | 官民共用 | ||||||||||||||
運営者 | Infraero | ||||||||||||||
所在地 | グアルーリョス | ||||||||||||||
供給都市 | サンパウロ | ||||||||||||||
ハブ空港とする 航空会社 | ゴル航空 TAM航空 | ||||||||||||||
標高 | 750 m / 2,459 ft | ||||||||||||||
座標 | 南緯23度26分08秒 西経046度28分23秒 / 南緯23.43556度 西経46.47306度座標: 南緯23度26分08秒 西経046度28分23秒 / 南緯23.43556度 西経46.47306度 | ||||||||||||||
ウェブサイト | Infraero GRU GRU Airport | ||||||||||||||
地図 | |||||||||||||||
ブラジル国内での空港位置
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滑走路 | |||||||||||||||
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統計 (2011年) | |||||||||||||||
利用者数 | 29,964,108 | ||||||||||||||
離発着数 | 270,601 | ||||||||||||||
貨物取扱量 | 465,256 | ||||||||||||||
グアルーリョス国際空港(ポルトガル語: Aeroporto Internacional de Guarulhos)とは、ブラジル連邦共和国サンパウロにある国際空港。
概要
コンゴニャス国際空港やヴィラコッポス国際空港と並ぶサンパウロの主要空港の1つで、24時間運営されているブラジルのハブ空港である。サンパウロ北東部に隣接する自治体グアルーリョスのクンビーカ地域(サンパウロ中心部から約25km)に1985年1月に開港した。
2010年7月現在、世界各国の40社の定期便(旅客便のみ)が乗り入れており、オセアニアを除く全大陸の28カ国の100を超える都市との間に定期旅客便が就航している。2007年の年間乗降客数は18,795,596人で世界第36位。
歴史
開港までのいきさつ
グアルーリョス国際空港の開港前までは、ブラジル最大の都市であるサンパウロは世界各国から多くの訪問者が訪れるにもかかわらず、市内中心部からわずか8キロに位置し利便性が高いものの、1,940メートルと1,435メートルという大型ジェット機の着陸が不可能な滑走路しか持たず、そのために国内線とアルゼンチンやウルグアイ、ボリビアなどの近隣諸国との近距離国際線の路線しか運航することができないコンゴニャス国際空港しか存在していなかった。
なお、サンパウロ近郊で長距離国際線にも対応する本格的な国際空港は、市内より100キロ近く離れたカンピーナス市にあり、バスで2時間近くかかるヴィラコッポス国際空港しかなかった。このため、エールフランスや日本航空、パンアメリカン航空やルフトハンザ・ドイツ航空などのボーイング707やダグラスDC-8、コンベア880などの大型機で運航する諸外国の航空会社は、距離の遠さと利便性の低さには目をつぶりヴィラコッポス国際空港に乗り入れていた。
これに対し、当時のブラジルのフラッグ・キャリアであるヴァリグ・ブラジル航空の中長距離国際線は、ヴィラコッポス国際空港ではなく、3,000メートル級の滑走路を2本持つリオ・デ・ジャネイロのガレオン国際空港を発着地として運行されていた。
この場合、中長距離国際線でサンパウロへ向かうには、ガレオン国際空港で一旦VASP航空やクルゼイロ航空のボーイング727やボーイング737で運航されている連絡便に乗り継いでコンゴニャス国際空港へ向かうという、手間も時間もかかる経路を取らざるを得ないため、パンアメリカン航空やエールフランス、日本航空などのいくつかの航空会社は、ヴィラコッポス国際空港とガレオン国際空港の両方の空港に乗り入れ、連絡バスや連絡便を用意することで乗客に選択肢を与えていた。しかしいずれにしても、サンパウロに中長距離国際線で訪れる乗客は、手間も時間もかかる経路を取ることを余儀なくされていた。
開港
この様な状況下で、旅客の利便性の向上を高めるために1960年代から近郊への新空港建設の必要性が叫ばれていたこともあり、1970年代に入り新空港をサンパウロ北東部に隣接するグアルーリョスのクンビーカ地域にあるブラジル空軍基地を拡張して建設することに決まった。その後建設が開始され、1985年1月20日に開港した。
開港以降、貨物便を除く長距離国際線の殆どがグアルーリョス国際空港に移った他、1990年代にはブエノスアイレスやモンテビデオ、ラパス線などのコンゴニャス国際空港を発着する近距離国際線も全てグアルーリョス国際空港に移った。
現在
現在はオセアニア以外の全大陸と世界各都市を直行便で結ぶブラジルを代表する空港であり、ゴル航空やヴァリグ・ブラジル航空、TAM航空をはじめとする複数のブラジルの航空会社のハブ空港でもあり、ブラジル各都市を相互に結ぶハブ空港の役割もある(ただし、ブラジル内各都市の行先や時刻によっては、連絡バスでサンパウロ市内にあるコンゴニャス国際空港に行って乗り換える場合もある)。その役割から、ブラジルの全航空輸送量の30%をこの空港が担っている。
2007年7月にコンゴニャス国際空港で発生したTAM航空3054便オーバーラン事故の影響を受けて、一部の中型ジェット機の同空港への乗り入れが制限されその多くが乗り入れ先をグアルーリョス国際空港に変更したことで、グアルーリョス国際空港の輸送量が今後ますます増加することが予想される。
その上、近年国際線需要が急増していることから2008年の暫定運営開始、2010年の完成を目指して第3、第4ターミナルの建設が進んでいる他、貨物需要の急増などを受けて第3滑走路の建設も計画されている。また2010年で開港から25年を迎えることから、第1、第2ターミナルの近代化改修や、滑走路や誘導路の再舗装工事が行われている。
2014年にブラジルワールドカップが開催されるため、世界各国からブラジルの一つの玄関口となる当空港も需要の増加が見込まれ、エールフランスは大会開催時に保有しているA380型機の当空港への乗り入れを計画していたが2014年2月にブラジル航空当局が空港の飛行場基準を調査したところ国際民間航空機関(ICAO)の定めるA380型機の運航基準となる飛行場基準コードFの規定を満たせてない可能性があり、改修工事の目途も立たないことから当局は大会期間中の同型機の同空港への就航は認可しない方針であることが分かった[4]。
名称
公式名称
公式名称は「Aeroporto Internacional de São Paulo/Guarulhos – Governador André Franco Montoro」(サン・パウロ/グアルーリョス – アンドレ・フランコ・モントーロ知事国際空港)であるが、一般的には所在地名の「グアルーリョス空港」や「クンビッカ空港」と呼ばれている。
コード
サンパウロのIATA都市コードは「SAO」であるが、IATA空港コードはサンパウロの国内線専用空港であるコンゴニャス国際空港の「CGH」と区別する為に「GRU」を使用している。
ターミナルビル
ターミナルビルは大きく2つある他、貨物兼用のターミナルが存在する。ターミナル1と2はそれぞれA-Dまでの4つのウイング(ASA)に分かれている。なお、ターミナル1と2は連絡通路でつながっており、外に出ることなく行き来が出来る。また近年の乗客数の急増に対応して新しくターミナル3の建設が行われている他、ターミナル4の建設計画もある。
ターミナル1
ターミナル2
- ウイングC:ゴル航空、ヴァリグ・ブラジル航空などブラジルの航空会社
- ウイングD:アメリカン航空、ルフトハンザ航空などのブラジル以外の外国航空会社
ターミナル内施設
- カフェ(コーヒーショップ)
- フードコート
- レストラン
- ファストフードレストラン
- 免税店(制限エリア)
- 洋服店(ラコステ、ギャップなど)
- 宝石店
- 土産物店
- 書店
- コンビニエンスストアー(到着階)
- 上級クラスラウンジ(制限エリア)
- クレジットカード会員用ラウンジ(アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど)
- 手荷物一時預かり所(到着階)
- 銀行(窓口業務)
- ATM(ブラデスコ銀行やサンタンデール銀行、各クレジットカードなど)
- 両替商
- 政府観光局観光案内所
- バス停
- レンタカー(ハーツやエイビスなど)
- 駐車場
定期乗り入れ航空会社
旅客便
航空会社 | 目的地 | ターミナル |
---|---|---|
アルゼンチン航空 | ブエノスアイレス/ホルヘ・ニューベリー、ブエノスアイレス/エセイサ | 1A |
アルゼンチン航空 運航は アウストラル航空 |
ブエノスアイレス/ホルヘ・ニューベリー | 1A |
アエロメヒコ航空 | メキシコ・シティ 季節運航: カンクン |
1A |
エールフランス | パリ/シャルル・ド・ゴール | 1A |
アリタリア航空 | ローマ/フィウミチーノ | 1A |
アビアンカ航空 | ボゴタ | 1A |
ブリティッシュ・エアウェイズ | ロンドン/ヒースロー | 1A |
クバーナ航空 | ハバナ | 1A |
イベリア航空 | マドリード | 1A |
KLMオランダ航空 | アムステルダム | 1A |
大韓航空 | ロサンゼルス、ソウル/仁川(ロサンゼルス経由) | 1A |
シンガポール航空 | バルセロナ、シンガポール(バルセロナ経由) | 1A |
TAME | キト | 1A |
ユナイテッド航空 | シカゴ/オヘア、ヒューストン、ニューヨーク/ニューアーク、ワシントン/ダレス | 1A |
TAM航空 | 国内線 : アラカジュ、ベレン、ベロオリゾンテ/コンフィンス、ボア・ヴィスタ、ブラジリア、カンポ・グランデ、クイアバ、クリティーバ/アフォンソ・ペーナ、フロリアノーポリス、フォルタレザ、フォス・ド・イグアス、ゴイアニア、イリェウス、ジョアンペソア、ジョインヴィレ、ロンドリーナ、マセイオ、マナウス、ナタール、ナヴェガンテス、ポルト・アレグレ、ポルト・セグーロ、レシフェ、リベイラン・プレト、リオブランコ、リオデジャネイロ/ガレオン、サルヴァドール・ダ・バイーア、サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト、サン・ルイス、ヴィトーリア 南米 : ブエノスアイレス/エセイサ、カラカス、リマ、モンテビデオ、ロサリオ [2014年1月1日就航予定]、サンディアゴ・デ・チレ 中米 : メキシコ・シティ 北米 : マイアミ、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ、オーランド ヨーロッパ : フランクフルト、ロンドン/ヒースロー、マドリード、ミラノ/マルペンサ、 パリ/シャルル・ド・ゴール |
1B |
アビアンカ・ブラジル航空 | 国内線 : ベロオリゾンテ/コンフィンス、ブラジリア、カンポ・グランデ、シャペコ、クイアバ、クリティーバ/アフォンソ・ペーナ、フロリアノーポリス、フォルタレザ、ジュアゼイロ・ドゥ・ノルチェ、ナタール、パッソ・フンド、ペトロリナ、ポルト・アレグレ、レシフェ、リオデジャネイロ/ガレオン、サルヴァドール・ダ・バイーア | 1B |
中国国際航空 | 北京/首都(マドリード経由)、マドリード | 1B |
エチオピア航空 | アディスアベバ(ロメ経由)、ロメ | 1B |
TAMメルコスール | アスンシオン、ブエノスアイレス/エセイサ、シウダー・デル・エステ | 1B |
ゴル航空 | 国内線 : アラカジュ、ベレン、ベロオリゾンテ/コンフィンス、ブラジリア、カンポ・グランデ、カシアス・ド・スル、クイアバ、クリティーバ/アフォンソ・ペーナ、フロリアノーポリス、フォルタレザ、フォス・ド・イグアス、ゴイアニア、イリェウス、ジョアンペソア、ロンドリーナ、マカパ、マセイオ、マナウス、マリンガ、ナタール、ナヴェガンテス、ペトロリナ、ポルト・アレグレ、ポルト・セグーロ、ポルト・ヴェーリョ、レシフェ、リベイラン・プレト、リオブランコ、リオデジャネイロ/ガレオン、リオデジャネイロ/サントス・ドゥモン、サルヴァドール・ダ・バイーア、サン・ルイス、テレジーナ、ヴィトーリア 南米 : アスンシオン、ブエノスアイレス/ホルヘ・ニューベリー、ブエノスアイレス/エセイサ、コルドバ、モンテビデオ、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ/ビルビル カリブ海諸島 : サントドミンゴ 北米 : オーランド(サントドミンゴ経由) |
2C |
ゴル航空 運航は ヴァリグ・ブラジル航空 |
国内線 : リオデジャネイロ/ガレオン 南米 : カラカス カリブ海諸島 : アルバ、バルバドス、プンタ・カナ(カラカス経由) |
2C |
デルタ航空 | アトランタ、デトロイト、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ | 2C |
エア・カナダ | トロント | 2D |
アメリカン航空 | ダラス/フォートワース、ロサンゼルス [2013年12月16日就航予定][5]、マイアミ、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ | 2D |
アビアンカ・ペルー航空 | リマ | 2D |
ボリビアーナ航空 | コチャバンバ、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ/ビルビル | 2D |
コパ航空 | パナマシティ | 2D |
エミレーツ航空 | ドバイ | 2D |
エティハド航空 | アブダビ | 2D |
ラン航空 | サンディアゴ・デ・チレ | 2D |
ラン・アルヘンティナ航空 | ブエノスアイレス/ホルヘ・ニューベリー、ブエノスアイレス/エセイサ | 2D |
ラン・コロンビア航空 | ボゴタ | 2D |
ラン・ペルー航空 | リマ | 2D |
ルフトハンザドイツ航空 | フランクフルト、ミュンヘン | 2D |
カタール航空 | ブエノスアイレス/エセイサ、ドーハ | 2D |
南アフリカ航空 | ヨハネスブルグ | 2D |
スイスインターナショナルエアラインズ | チューリッヒ | 2D |
TAAGアンゴラ航空 | ルアンダ | 2D |
TAP ポルトガル航空 | リスボン、ポルト | 2D |
ターキッシュ エアラインズ | ブエノスアイレス/エセイサ、イスタンブール/アタテュルク | 2D |
USエアウェイズ | シャーロット | 2D |
アズールブラジル航空 運航は TRIP航空 |
国内線 : アラサトゥバ、アラシャ、バウル/アリャールヴァ、ベレン、ベロオリゾンテ/コンフィンス、ベロオリゾンテ/パンプーリャ、ブラジリア、カンピーナス/ヴィラコッポス、カスカーフェル、クリスーマ、クイアバ、クリティーバ/アフォンソ・ペーナ、フォス・ド・イグアス、ゴベルナドール・バラダレス、イパチンガ、ジョインヴィレ、ロンドリーナ、マナウス、マリリア、マリンガ、ポルト・アレグレ、ポルト・ヴェーリョ、プレジデンチ・プルデンチ、レシフェ、レゼンジ、リオブランコ、リオデジャネイロ/サントス・ドゥモン、ロンドノーポリス、サルヴァドール・ダ・バイーア、サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト、ウベルランジア、バルジニャ、ヴィトーリア | 4 |
パッサレード航空 | 国内線 : クイアバ、ゴイアニア、パルマス、リベイラン・プレト、サルヴァドール・ダ・バイーア、サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト、トレス・ラゴアス、ウベルランジア、ヴィトリア・ダ・コンキスタ | 4 |
エア・ヨーロッパ | マドリード [2013年12月16日就航予定][6] | 未定 |
BQB航空 | モンテビデオ [2013年12月2日就航予定][7] | 未定 |
ロイヤル・エア・モロッコ | カサブランカ [2013年12月9日就航予定][8] | 未定 |
貨物便
航空会社 | 目的地 |
---|---|
ABSA貨物航空 | ベレン、フォルタレザ、マナウス、レシフェ |
リオ航空 | ブラジリア、マナウス、レシフェ、リオデジャネイロ/ガレオン、サルヴァドール・ダ・バイーア |
トータル航空 | ベロオリゾンテ/コンフィンス、クリティーバ/アフォンソ・ペーナ、フロリアノーポリス、フォルタレザ、ポルト・アレグレ、サルヴァドール・ダ・バイーア |
就航都市
国内線
- ブラジル
- アラカジュ、ベレン、ベロオリゾンテ、ボア・ヴィスタ、ブラジリア、カンポ・グランデ、クイアバ、クリティーバ、フロリアノーポリス、フォルタレザ、フォス・ド・イグアス、ゴイアニア、イリェウス、ジョアンペソア、ジョインヴィレ、ロンドリーナ、マセイオ、マナウス、ナタール、ナヴェガンテス、ポルト・アレグレ、ポルト・セグーロ、レシフェ、リベイラン・プレト、リオブランコ、リオデジャネイロ、サルヴァドール・ダ・バイーア、サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト、サン・ルイス、ヴィトーリア、シャペコ、ジュアゼイロ・ドゥ・ノルチェ、パッソ・フンド、ペトロリナ、カシアス・ド・スル、マカパ、マリンガ、ポルト・ヴェーリョ、テレジーナ、アラサトゥバ、アラシャ、バウル、カスカーフェル、クリスーマ、ゴベルナドール・バラダレス、イパチンガ、、マリリア、プレジデンチ・プルデンチ、レゼンジ、ロンドノーポリス、ウベルランジア、バルジニャ、パルマス、トレス・ラゴアス、ヴィトリア・ダ・コンキスタ
国際線
- 南アメリカ
- 中央アメリカ
- カリブ海諸島
- 北アメリカ
- ヨーロッパ
- アフリカ
- 中東
- アジア
アクセス
空港アクセスは現在、リムジンバス、タクシー、グアルーリョス市に行く市内バスのみで、鉄道によるアクセスは整備されていないが、鉄道は現在地下鉄のBrás駅直通のアクセス鉄道(Expresso Aeroporto)を計画中であり2014年までには完成する見込みである。また、他にも各航空会社がサンパウロ市内にあるコンゴニャス国際空港発着便に接続する乗客の為の無料シャトルバスを運行している。
空港からサンパウロ市街へ向かう際に通過する高速道路の一つに、かつて「トラバリャドーレス」(Rodovia dos Trabalhadores-正式名称:サンパウロ州道SP-070号線)という名称で呼ばれていた道路がある。しかし1994年のF1サンマリノGPでアイルトン・セナがレース中に事故死した後、セナの功績を称える為に現在は「アイルトン・セナ高速道路(Rodovia Ayrton Senna)」に名称変更された。
リムジンバス
- コンゴニャス国際空港
- ヘプブリカ広場(Praça da República)
- チエテバスターミナル(Terminal Rodoviário Tietê)
- パウリスタ大通り・アウグスタ通り近辺主要ホテル循環(Circuito dos Hoteis Paulista/Augusta)
- エルドラド・ショッピングセンター(Shopping Eldorado)
- バハフンダバスターミナル(Terminal Rodoviário Barra Funda)
市内バス
- タツアペー地下鉄駅ショッピングセンター(Shopping Metrô Tatuapé)
- グアルーリョス市内
タクシー
タクシーは2種類あり、前もってターミナル到着ロビー車寄せにあるカウンターで行先を告げて、あらかじめ決められた料金の切符を購入(アメリカン・エキスプレスやVISAなどのクレジットカード払いが可能)した後に乗車する「ラジオタクシー」と、通常通りのタクシーメーターによる後払いのタクシーがある。なお、ラジオタクシーには荷物が多い乗客向けのミニバンタイプやバンタイプも用意されている。
ホテル
空港敷地内にホテルは無いものの、空港周辺にマリオットやベストウェスタンなど複数の国際チェーンの大規模ホテルが存在している。ただし、空港周辺には草原しかないため、どこに行くにも車による移動を要する。
関連項目
脚注
- ^ “Infraero Statistics for the Airport” (ポルトガル語). Infraero. 2012年1月22日閲覧。
- ^ “空港公式サイト” (ポルトガル語). Infraero. 2012年1月22日閲覧。
- ^ “Lista de aeródromos públicos” (ポルトガル語). ANAC. 2012年1月22日閲覧。
- ^ サンパウロにA380就航はダメ グアルーリョス国際空港が基準満たず
- ^ “American Airlines Launches Codeshare Agreement with TAM Airlines” (2013年8月15日). 2013年8月16日閲覧。
- ^ Ricci, Joël (2013年5月25日). “Air Europa s’envole vers Sao Paulo en décembre” (French). Air Journal. オリジナルの2013年5月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ “BAB Airlines to start A320 Service to Chile / Brazil from December 2013”. Airline Route (2013年10月3日). 2013年10月14日閲覧。
- ^ “Royal Air Maroc Moves Forward Sao Paulo Service Launch to early-Dec 2013”. Airline Route. (2013年8月16日) 2013年8月16日閲覧。
外部リンク
- São Paulo/Guarulhos-International Airport (公式サイト、英語)