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'''ポンド'''({{Lang-nl|pond}})、'''パウンド'''({{Lang-en|pound}})は、いくつかの国で使用される[[通貨]]の[[単位]]である。代表的なものは[[イギリス]]の[[スターリング・ポンド|UKポンド]]。漢字では'''磅'''があてられている。
'''ポンド'''({{Lang-nl|pond}})、'''パウンド'''({{Lang-en|pound}})は、いくつかの国で使用される[[通貨]]の[[単位]]である。代表的なものは[[イギリス]]の[[スターリング・ポンド|UKポンド]]。漢字では'''磅'''があてられている。{{template:要出典|date=2014年7月}}


[[ポンド (質量)|ポンド]]という名称は質量の単位にもあるが、通貨のポンドは、かつて1[[トロイポンド]]の高純度の[[銀]]を通貨の単位として使用していたことに由来する。質量のポンドと同じく、[[ラテン語]]で重さを表す pondus が語源。
[[ポンド (質量)|ポンド]]という名称は質量の単位にもあるが、通貨のポンドは、かつて1[[トロイポンド]]の高純度の[[銀]]を通貨の単位として使用していたことに由来する。質量のポンドと同じく、[[ラテン語]]で重さを表す pondus が語源。

2014年7月17日 (木) 00:08時点における版

ポンドオランダ語: pond)、パウンド英語: pound)は、いくつかの国で使用される通貨単位である。代表的なものはイギリスUKポンド。漢字ではがあてられている。[要出典]

ポンドという名称は質量の単位にもあるが、通貨のポンドは、かつて1トロイポンドの高純度のを通貨の単位として使用していたことに由来する。質量のポンドと同じく、ラテン語で重さを表す pondus が語源。

ポンドはかつては "libra" という名称(ラテン語天秤の意味でもある)であったことから、UKポンドをはじめ多くのポンドの通貨記号は "L" の筆記体からきた "£" である。記号を互いに区別するため、£ のあと(まれに前)に国名の略記をつける。たとえば、キプロス・ポンドは £C となる(ただし、イギリスの場合は sterling の略の stg をつける)。£ はイタリア・リラにも使用されていた(イタリアでは現在はユーロが使われている)。

現行通貨

ポンドを通貨単位とする国および地域は以下の通りである。

以下の地域で使用されるポンドは、イギリス・ポンドと同等の価値を持つ。

アイルランドでも、かつてはポンドを通貨単位としていた(アイルランド・ポンド)。アイルランドのポンドは「プント」ともいう。この通貨は1928年Saorstát poundという名前で発行され、1979年までイギリス・ポンドと等価であった。アイルランドでは1999年ユーロに切り換えられた。また、オーストラリアニュージーランド南アフリカでもかつてポンドを通貨単位としていた。マルタでは、1983年に通貨の名称をポンド(マルタ・ポンド)からマルタ・リラに変更し、さらにこれも2008年1月からユーロに切り替えられた。

廃止された通貨

関連項目