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|金 = 11億6860万7500円<br />(内訳)<br />3億8685万9000円(中央競馬)<br />7億4600万円(地方競馬)<br />3574万8500円(日本国外)<br />(300,000[[アメリカ合衆国ドル|ドル]])
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'''ヴァーミリアン''' (''{{Lang|en|Vermilion}}'') とは[[日本]]の[[競走馬]]である。おもな勝ち鞍は[[川崎記念]]2勝、[[JBCクラシック]]3連覇、[[ジャパンカップダート]]、[[東京大賞典]]、[[フェブラリーステークス]]、[[帝王賞]]で、JRA認定のGI/JpnI9勝は日本競馬史上最多である。馬名(朱色)は母[[スカーレットレディ]]からの連想による。クラブ法人[[サンデーレーシング]]の所有馬で、募集価格は2400万円(40口)。
'''ヴァーミリアン''' (''{{Lang|en|Vermilion}}'') とは[[日本]]の[[競走馬]]である。おもな勝ち鞍は[[川崎記念]]2勝、[[JBCクラシック]]3連覇、[[チャンピオンズカップ (中央競馬)|ジャパンカップダート]]、[[東京大賞典]]、[[フェブラリーステークス]]、[[帝王賞]]で、JRA認定のGI/JpnI9勝は日本競馬史上最多である。馬名(朱色)は母[[スカーレットレディ]]からの連想による。クラブ法人[[サンデーレーシング]]の所有馬で、募集価格は2400万円(40口)。


== 戦績 ==
== 戦績 ==
=== 2歳(2004年) ===
=== 2歳(2004年) ===
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[[2004年]][[10月10日]]、[[京都競馬場|京都競馬]]の新馬戦でデビュー。[[武豊]]を鞍上に迎え、上がり33秒8の末脚で2着に3馬身半の差をつけ楽勝。以降2戦続けて2着となるも、4戦目の[[ホープフルステークス (中央競馬)|ラジオたんぱ杯2歳ステークス]]では[[シックスセンス (競走馬)|シックスセンス]]や[[ローゼンクロイツ (競走馬)|ローゼンクロイツ]]、[[アドマイヤジャパン]]を交わし[[重賞]]初勝利を飾る。これが評価され2歳時のレーティングは108が与えられた。


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次走は[[ダイオライト記念]]に向かったが、ここでも武豊が[[タイムパラドックス (競走馬)|タイムパラドックス]]に騎乗したため、[[内田博幸]]が騎乗、前年覇者[[パーソナルラッシュ]]らを相手に6馬身差で快勝した。[[幸英明]]を鞍上に迎えた次走の[[東海ステークス]]は、1.8倍の1番人気に支持されたが、虫歯によりカイバ喰いが落ち21kgも馬体重を減らし、さらにレース中に[[心房細動]]を発症し最下位の13着に敗れてしまった。目標であった[[帝王賞]]は回避するしかなく、馬体回復のため夏場をはさんでの休養に入る。


秋は[[ジャパンカップダート]]に出走、フェブラリーステークス以来となるクリストフ・ルメールが騎乗、久々のレースや前走の大敗などということもあり9番人気と評価は低かったが、[[アロンダイト (競走馬)|アロンダイト]]の4着とまずまずの結果を残す。続いて前年中止となってしまった名古屋グランプリに出走、2着ムーンバレイに直線だけで6馬身もの差をつける圧勝で、地方交流競走3連勝を収めた。
秋は[[チャンピオンズカップ (中央競馬)|ジャパンカップダート]]に出走、フェブラリーステークス以来となるクリストフ・ルメールが騎乗、久々のレースや前走の大敗などということもあり9番人気と評価は低かったが、[[アロンダイト (競走馬)|アロンダイト]]の4着とまずまずの結果を残す。続いて前年中止となってしまった名古屋グランプリに出走、2着ムーンバレイに直線だけで6馬身もの差をつける圧勝で、地方交流競走3連勝を収めた。


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2014年6月8日 (日) 23:59時点における版

ヴァーミリアン
2007年12月29日 大井競馬場
欧字表記 Vermilion
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2002年4月10日(22歳)
抹消日 2010年12月19日
エルコンドルパサー
スカーレットレディ
母の父 サンデーサイレンス
生国 日本の旗 日本北海道早来町
生産者 ノーザンファーム
馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 石坂正栗東
厩務員 久保卓也
競走成績
生涯成績 34戦15勝
(内訳)
19戦5勝(中央競馬
13戦10勝(地方競馬
2戦0勝(日本国外)
獲得賞金 11億6860万7500円
(内訳)
3億8685万9000円(中央競馬)
7億4600万円(地方競馬)
3574万8500円(日本国外)
(300,000ドル)
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ヴァーミリアン (Vermilion) とは日本競走馬である。おもな勝ち鞍は川崎記念2勝、JBCクラシック3連覇、ジャパンカップダート東京大賞典フェブラリーステークス帝王賞で、JRA認定のGI/JpnI9勝は日本競馬史上最多である。馬名(朱色)は母スカーレットレディからの連想による。クラブ法人サンデーレーシングの所有馬で、募集価格は2400万円(40口)。

戦績

2歳(2004年)

2004年10月10日京都競馬の新馬戦でデビュー。武豊を鞍上に迎え、上がり33秒8の末脚で2着に3馬身半の差をつけ楽勝。以降2戦続けて2着となるも、4戦目のラジオたんぱ杯2歳ステークスではシックスセンスローゼンクロイツアドマイヤジャパンを交わし重賞初勝利を飾る。これが評価され2歳時のレーティングは108が与えられた。

3歳(2005年)

クラシック街道を歩むこととなった3歳春はスプリングステークスで始動、2番人気に推されるも直線まったく伸びを見せず14着に大敗、続く皐月賞京都新聞杯も共に12着と惨敗し陣営は日本ダービー出走を断念、秋に備えて休養に入る。しかし再起を図った秋初戦の神戸新聞杯でも10着とスランプは変わらなかった。

ここで芝に見切りをつけ、半兄サカラートが実績を残すダートに路線を転向、エニフステークスに出走することとなった。レースは道中2番手を進み、直線追いすがるドンクールにハナ差競り勝ち久々の勝利を飾ると、続く彩の国浦和記念では楽な手応えで先行すると直線だけでハードクリスタルに3馬身差をつけ圧勝。この勢いで名古屋グランプリに駒を進めるものの、大雪による開催中止の憂き目に合う。

4歳(2006年)

年明け初戦の平安ステークスは名古屋グランプリの中止による調整不足や道中落鉄といったトラブルもあったが、中団から鋭く脚を伸ばし2着に入る。その後フェブラリーステークスでは主戦騎手の武豊がカネヒキリに騎乗したため、クリストフ・ルメールが騎乗したが5着に終わった。

次走はダイオライト記念に向かったが、ここでも武豊がタイムパラドックスに騎乗したため、内田博幸が騎乗、前年覇者パーソナルラッシュらを相手に6馬身差で快勝した。幸英明を鞍上に迎えた次走の東海ステークスは、1.8倍の1番人気に支持されたが、虫歯によりカイバ喰いが落ち21kgも馬体重を減らし、さらにレース中に心房細動を発症し最下位の13着に敗れてしまった。目標であった帝王賞は回避するしかなく、馬体回復のため夏場をはさんでの休養に入る。

秋はジャパンカップダートに出走、フェブラリーステークス以来となるクリストフ・ルメールが騎乗、久々のレースや前走の大敗などということもあり9番人気と評価は低かったが、アロンダイトの4着とまずまずの結果を残す。続いて前年中止となってしまった名古屋グランプリに出走、2着ムーンバレイに直線だけで6馬身もの差をつける圧勝で、地方交流競走3連勝を収めた。

5歳(2007年)

実績による距離適性からフェブラリーステークスではなく、ドバイワールドカップを目標に川崎記念から始動した。地方馬の代表格で前年の覇者アジュディミツオーとの一騎打ちが予想され、単勝では1番人気に支持される。レースはやや出遅れながらすぐに好位に取り付くと逃げるアジュディミツオーを追いかける形で進み、4コーナーから直線の入り口にかけてアジュディミツオーに並びかけるや否や直線で一気に突き放し、最後は6馬身差をつける圧勝でJpnI(GI)初制覇となった。2分12秒9の勝ち時計は良馬場としては破格のもので、エスプリシーズが稍重で記録したレコードに0.1秒差に迫るものであった。

この後ドバイワールドカップに選出され、7頭立てと頭数は少ないものの前年のエクリプス賞年度代表馬に輝いたインヴァソールやそのインヴァソールに唯一土をつけた無敗の快速馬ディスクリートキャットらが出走するハイレベルなメンバーが揃った。ヴァーミリアンは厳しいペースの中を3・4番手で進み4コーナーまで互角の争いを見せたものの直線で一気に離され、勝ったインヴァソールから15馬身差の4着に敗れた。レースでの消耗が激しかったことから帰国後は長期休養に入ることになった。8月11日に発表されたJPNサラブレッドランキングの2007年度上半期において115ポンド(Intermediate)の評価を得た。

国内復帰戦は10月31日第7回JBCクラシック。ドバイ以来ちょうど7ヶ月ぶりとなる出走であったが川崎記念圧勝などの実績から前年のJBCマイル覇者であるブルーコンコルドに続く2番人気となる。これまで先行して押し切るパターンが多かったが、道中は7番手あたりにつけ、直線に向くとインを一気に突き抜け、2着フリオーソに4馬身差の圧勝で見事JpnI(GI)2勝目を飾った。

さらに、第8回ジャパンカップダートに出走。前走の勝ちっぷりから単勝2.3倍の1番人気に支持された。レースは前半1000m通過58秒9のハイペースを中団から進み、3角あたりから持ったままで徐々に進出、直線も余裕の手応えで外に持ち出すと、内を突いて粘りこみを図るフィールドルージュを鋭く差しきり、従来のタイムを1秒3縮める2分6秒7のコースレコードで勝利した。奇しくも前年のアロンダイトと同じ石坂調教師、そしてエルコンドルパサー産駒によるジャパンカップダート連覇でもあった。

11月29日に発表された重賞・オープン特別競走レーティングでは、118ポンドの高評価を得た。その後、第53回東京大賞典に出走。圧倒的1番人気に支持されるなか、最後の直線で先頭に立つとそのまま差を広げ4馬身差の圧勝。JBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典を同一年に制覇し秋ダート三冠を達成するという史上初の快挙を成し遂げた。

6歳(2008年)

1月30日に行われる川崎記念に出走予定であったが、1月27日の追い切り後に右飛節炎による熱発を発症したため翌28日に大事をとって出走を取り消した。そのため2月24日のフェブラリーステークスをステップに3月29日のドバイワールドカップに向かうことになり、1月30日には2年連続でドバイワールドカップの選出馬となったことが発表された。

そして、フェブラリーステークスでは、距離や川崎記念の取消の影響などが心配されたが、直線で素早く先頭に並びかけて後続を突き放し、1 3/4馬身差で見事に勝利を収めた。3月15日に同じくドバイミーティングへの選出馬となり遠征する3頭と共に出国した。レースでは好スタートを切るものの、道中やや後方での競馬となり、最後の直線では見せ場なく失速し、最下位の12着に終わった。なおレース直前に今まで使用していた蹄鉄の日本のタイワ製トゥシューズレースを禁止されるという事態に見舞われていた。その後は遠征馬3頭と共に4月3日関西国際空港に到着し、三木ホースランドパークでの輸入検疫後は放牧に出された。

復帰緒戦、11月3日園田競馬場で行われた第8回JBCクラシックに出走。1番人気の支持に見事応え、同レースの連覇を飾った。

12月7日阪神競馬場に舞台が移ったジャパンカップダートに連覇を目指して出走、主戦騎手の武豊が2週間前の京都競馬で落馬負傷したため、岩田康誠に乗り替わりとなった。前走より馬体重が12kg増えた状態でレースがスタート、道中は後方待機策を取り、直線で外から追い出し、先行するカネヒキリを懸命に追いかけたが届かず、さらにメイショウトウコンにも最後はかわされて3着となり、国内で2年ぶりの黒星を喫した。鞍上が主戦の武豊に戻った東京大賞典でも再びカネヒキリの前に2着に敗れた。

7歳(2009年)

第55回東京大賞典(2009年12月29日)

2009年の初戦は連覇がかかったフェブラリーステークス、2番人気に支持されたが、速い流れに対応できず6着に敗れた。この敗戦は武がヴァーミリアンに騎乗した国内レースで初めて連対を外したレースである。

2009年6月24日大井競馬場での帝王賞に出走。カネヒキリ故障不在であったこともあり、1番人気に推され、レースは先行から最後の直線でフリオーソの追撃を振り切ると楽々と3馬身差で快勝。これで、テイエムオペラオーなどに並ぶ国内最多タイのGI(JpnI)7勝目を挙げた。また、ドウカンヤシマに並ぶ6年連続重賞勝利を達成した。

2009年11月3日名古屋競馬場でのJBCクラシックにおいて、アドマイヤドンに続く史上2頭目の3連覇を達成すると同時に、国内最多記録を塗りかえるGI・JpnI競走8勝目を飾った。

GI・JpnI9勝目を狙ってジャパンカップダートに出走、中団待機も直線で伸び切れず8着に終わった。

12月29日、再びGI・JpnI9勝目を狙って東京大賞典に出走した。スタートから前の方で走ったが、同様に走ったサクセスブロッケンのハナ差の2着に終わり、2009年を終えた。

8歳(2010年)

2010年の初戦は三度GI・JpnI9勝目を狙った川崎記念。逃げ粘るフリオーソをクビ差で差し切りコースレコード勝ち。GI・JpnI9勝目となった。連覇がかかった帝王賞ではサクセスブロッケンに次ぐ2番人気に推されたが、見せ場なくフリオーソの9着に敗れた。GI・JpnI10勝目を狙ったジャパンカップダートでは道中馬群の中団を追走したが4コーナーの入口でズルズルと後退、ダートでの自己最低着順となる14着に終わった。これを受けて陣営が協議した結果、「年齢による衰えが隠せなくなった」として現役引退を決定した[1]。同年12月18日に阪神競馬場で引退式が行われた。

ヴァーミリアンが保持する記録

7年連続重賞勝ち

ヴァーミリアンは、2歳から8歳まで7年連続でJRA認定の重賞を勝利した。これは史上最多である。2位は、6年連続のドウカンヤシマフリオーソ

GI/JpnI 9勝

ヴァーミリアンは、JRAの認定するGI/JpnIを9勝しており、これはエスポワールシチーと並んで日本競馬史上最多である。3位は、7勝のシンボリルドルフテイエムオペラオーディープインパクトアドマイヤドンブルーコンコルドカネヒキリ

ダート競走獲得賞金額1位

ヴァーミリアンは、ダート賞金1,116,310,500円を稼ぎ、これは史上最高額である。2位は、977,865,000円を稼いだタイムパラドックス

同一GI/JpnI3連覇(タイ記録)

JBCクラシックでの同一GI/JpnIの3連覇は前述のアドマイヤドン、マイルチャンピオンシップ南部杯でのブルーコンコルドと並んで最長。

競走成績

年月日 競馬場 競走名 人気 倍率 着順 距離 タイム 3F 騎手 勝ち馬/(2着馬)
2004 10. 10 京都 2歳新馬 2人 2.8 1着 芝1800m(良) 1:51.8 (33.8) 武豊 (アウトオブサイト)
10. 30 京都 萩S OP 1人 1.5 2着 芝1800m(良) 1:48.7 (35.1) 武豊 テイエムヒットベ
11. 27 京都 京都2歳S OP 3人 3.1 2着 芝2000m(良) 2:04.9 (33.6) 武豊 ローゼンクロイツ
12. 25 阪神 ラジオたんぱ杯2歳S GIII 2人 4.5 1着 芝2000m(良) 2:03.5 (33.7) 武豊 (ローゼンクロイツ)
2005 3. 20 中山 スプリングS GII 2人 2.9 14着 芝1800m(良) 1:49.6 (37.1) 北村宏司 ダンスインザモア
4. 17 中山 皐月賞 GI 7人 22.4 12着 芝2000m(良) 2:00.4 (35.1) M.デムーロ ディープインパクト
5. 7 京都 京都新聞杯 GII 3人 9.8 12着 芝2200m(稍) 2:14.6 (37.2) 吉田稔 インティライミ
9. 25 阪神 神戸新聞杯 GII 8人 71.2 10着 芝2000m(良) 2:01.0 (37.1) 福永祐一 ディープインパクト
10. 15 京都 エニフS OP 3人 10.8 1着 ダ1800m(稍) 1:49.7 (36.8) 武豊 (ドンクール)
11. 30 浦和 彩の国浦和記念 GII 1人 1.6 1着 ダ2000m(良) 2:06.8 (38.1) 武豊 ハードクリスタル
2006 1. 22 京都 平安S GIII 2人 4.2 2着 ダ1800m(良) 1:50.2 (35.3) 武豊 タガノゲルニカ
2. 19 東京 フェブラリーS GI 3人 6.3 5着 ダ1600m(良) 1:35.8 (36.8) C.ルメール カネヒキリ
3. 15 船橋 ダイオライト記念 GII 1人 1.7 1着 ダ2400m(良) 2:34.9 (38.1) 内田博幸 パーソナルラッシュ
5. 21 中京 東海S GII 1人 1.8 13着 ダ2300m(良) 2:28.5 (41.3) 幸英明 ハードクリスタル
11. 25 東京 ジャパンCダート GI 9人 20.0 4着 ダ2100m(良) 2:09.0 (36.7) C.ルメール アロンダイト
12. 20 名古屋 名古屋グランプリ GII 1人 1.4 1着 ダ2500m(良) 2:44.3 (38.1) C.ルメール ムーンバレイ
2007 1. 31 川崎 川崎記念 JpnI[2] 1人 1.7 1着 ダ2100m(良) 2:12.9 (38.3) C.ルメール アジュディミツオー
3. 31 UAE ドバイワールドC GI 4着 ダ2000m 2:02.6 C.ルメール Invasor
10. 31 大井 JBCクラシック JpnI 2人 3.2 1着 ダ2000m(良) 2:04.8 (37.5) 武豊 フリオーソ
11. 24 東京 ジャパンCダート GI 1人 2.3 1着 ダ2100m(良) R2:06.7 (36.2) 武豊 フィールドルージュ
12. 29 大井 東京大賞典 JpnI 1人 1.3 1着 ダ2000m(不) 2:03.2 (36.3) 武豊 (フリオーソ)
2008 2. 24 東京 フェブラリーS GI 1人 2.4 1着 ダ1600m(良) 1:35.3 (35.9) 武豊 ブルーコンコルド
3. 29 UAE ドバイワールドC GI 12着 ダ2000m 武豊 Curlin
11. 3 園田 JBCクラシック JpnI 1人 1.9 1着 ダ1870m(良) R1:56.7 (36.8) 武豊 サクセスブロッケン
12. 7 阪神 ジャパンCダート GI 1人 2.2 3着 ダ1800m(良) 1:49.3 (36.2) 岩田康誠 カネヒキリ
12. 29 大井 東京大賞典 JpnI 1人 1.6 2着 ダ2000m(良) 2:04.5 (35.0) 武豊 カネヒキリ
2009 2. 22 東京 フェブラリーS GI 2人 4.1 6着 ダ1600m(稍) 1:35.1 (35.6) 武豊 サクセスブロッケン
6. 24 大井 帝王賞 JpnI 1人 1.6 1着 ダ2000m(不) 2:03.6 (36.1) 武豊 (フリオーソ)
11. 3 名古屋 JBCクラシック JpnI 1人 1.3 1着 ダ1900m(良) 2:00.2 (36.7) 武豊 マコトスパルビエロ
12. 6 阪神 ジャパンCダート GI 2人 3.7 8着 ダ1800m(良) 1:51.1 (37.6) 武豊 エスポワールシチー
12. 29 大井 東京大賞典 JpnI 1人 2.0 2着 ダ2000m(良) 2:05.9 (36.9) 武豊 サクセスブロッケン
2010 1. 27 川崎 川崎記念 JpnI 1人 1.3 1着 ダ2100m(良) R2:12.7 (36.8) 武豊 (フリオーソ)
6. 30 大井 帝王賞 JpnI 2人 3.8 9着 ダ2000m(稍) 2:05.3 (39.6) 福永祐一 フリオーソ
12. 5 阪神 ジャパンCダート GI 4人 9.2 14着 ダ1800m(稍) 1:52.1 (39.1) 武豊 トランセンド

※タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

種牡馬時代

北海道勇払郡安平町社台スタリオンステーションにて種牡馬となっており[3]、初年度の種付け料は50万円(216頭に種付け。2011年の社台SS種付頭数としては4位)[4]、初年度産駒は2014年に競走馬デビューとなる予定。

2013年11月30日ブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動。2014年からは同地で種牡馬生活を送る[5]

2014年5月15日門別競馬第7競走・JRA認定フレッシュチャレンジでエンターザスフィアが産駒初勝利をあげた。

血統表

ヴァーミリアン血統ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5×4×4=15.63%、Special・Lisadell 5×5×4=12.50%) (血統表の出典)

* エルコンドルパサー
1995 黒鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr.Prospector Raise A Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
* サドラーズギャル
Saddlers Gal
1989 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Glenveagh Seattle Slew
Lisadell

スカーレットレディ
1995 黒鹿毛
* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
母の母
スカーレットローズ
1987 栗毛
* ノーザンテースト
Northern Taste
Northern Dancer
Lady Victoria
* スカーレットインク Crimson Satan
Consentida F-No.4-d


脚注

  1. ^ ヴァーミリアン引退…史上最多GI9勝 サンケイスポーツ 2010年12月8日閲覧
  2. ^ 施行当時はGIであったが、2007年3月28日にJpnIに遡及変更された。
  3. ^ ヴァーミリアン号が競走馬登録抹消 引退式の模様 - JRA公式サイト 2010年12月18日閲覧
  4. ^ 【2011年度の種付頭数】~社台スタリオンステーション編 - 馬市.com - 2011年9月5日閲覧
  5. ^ ヴァーミリアンがブリーダーズ・スタリオン・ステーションへ移動”. 競走馬のふるさと案内所 (2013年12月4日). 2013年12月8日閲覧。

外部リンク