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2014年3月3日 (月) 10:10時点における版

パシラ地区の位置
1989年頃のパシラ東地区

パシラ(フィンランド語: Pasilaスウェーデン語: Böle)は、フィンランド首都ヘルシンキ中心部の北側に位置する地区で、アルッピラ地区とは南側で、セントラルパーク(Keskuspuisto)とは西側でヴァリッラ地区とは東側でそれぞれ接している。

パシラ地区は東側と西側が広大な操車場で隔てられ、パシラ地区の中心部は現在、ヘルシンキ市当局の下都市開発計画が進められている。 スポーツコンサートが行われるハートウォールアリーナが2つの鉄道路線の分岐点近くにある。

パシラ東地区(Itä-Pasila)は商業地区となっていてパシラ駅の他ホリデーイン(Holiday Inn hotel)、ヘルシンキファエアセンターなどのホテルコンベンションセンターが立地する。東地区には3,500人が居住しており、ほとんどの建物は1970年代に建てられたものである。文教施設では、ヘルシンキビジネスカレッジやハーガヘリア大学が立地する。

パシラ西地区(Länsi-Pasila)は1980年代に開発され、主に住宅地区となっておりおよそ4,500人が居住している。西地区の住宅群は赤いレンガが外壁に使われている。フィンランドの国営放送局であるフィンランド国営放送民放局のMTV3がこの地区の北側に立地している。ヘルシンキでの居住地好感度調査で94あるヘルシンキの地区内ではパシラ西地区は74位、パシラ東地区は92位であった。

パシラ地区の開発が進む前は古い木造の住宅群が立地しており、パシラ地区一帯は「木のパシラ」(Puu-Pasila)と呼ばれていたが、現在でも少数の木造の家屋が建っている。

地区データ

  • 面積 4.29km²
  • 人口 8,127人(2004年1月1日現在)
  • 人口密度 1,894人/km²