「セーラー服反逆同盟」の版間の差分
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*当初は1クールのみの放映予定であったが、予想外の好視聴率により2クールに延長された。また、これまで同枠は[[ロート製薬]]単独提供で放送されていたが、これ以後ロート社を含む複数スポンサーが付くことになった(スポンサー読みは全て30秒だったので「ご覧のスポンサー」の扱いだった)。 |
*当初は1クールのみの放映予定であったが、予想外の好視聴率により2クールに延長された。また、これまで同枠は[[ロート製薬]]単独提供で放送されていたが、これ以後ロート社を含む複数スポンサーが付くことになった(スポンサー読みは全て30秒だったので「ご覧のスポンサー」の扱いだった)。 |
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*当時既に人気アイドルだった中山美穂は、このドラマと、同時期に撮影および放送が始まった主演の青春ドラマ『[[な・ま・い・き盛り]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])とを掛け持ちしていた。『な・ま・い・き盛り』のほうにウェイトを置いていた中山は『セーラー服反逆同盟』への出演場面は少なく、「薔薇を投げるシーン(バンク)」のみの回やスケジュールの過密化で出演していない回も存在した。中山と仙道敦子のW主演が売り文句だったが、実質仙道がメインとなっていた。これは中山が当時多く演じていたスケバン役に辟易していたのも手伝っていた。 |
*当時既に人気アイドルだった中山美穂は、このドラマと、同時期に撮影および放送が始まった主演の青春ドラマ『[[な・ま・い・き盛り]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])とを掛け持ちしていた。『な・ま・い・き盛り』のほうにウェイトを置いていた中山は『セーラー服反逆同盟』への出演場面は少なく、「薔薇を投げるシーン([[バンクシステム|バンク]])」のみの回やスケジュールの過密化で出演していない回も存在した。中山と仙道敦子のW主演が売り文句だったが、実質仙道がメインとなっていた。これは中山が当時多く演じていたスケバン役に辟易していたのも手伝っていた。 |
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*中山と仙道はその後、[[TBSテレビ|TBS]]のドラマ『卒業』(1990年放送)でもどちらも主演格で共演した。 |
*中山と仙道はその後、[[TBSテレビ|TBS]]のドラマ『卒業』(1990年放送)でもどちらも主演格で共演した。 |
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*この枠(月曜夜7時半)でドラマが放送されたのは、[[1964年]][[6月]] - [[8月]]に放送された[[讀賣テレビ放送|YTV]]制作の海外ドラマ『[[ブラボー火星人]]』以来22年振り。国産ドラマとしては、[[1960年]][[2月]] - [[5月]]放送の『[[鉄人28号|鉄人28号(ドラマ版)]]』以来、26年ぶりのことだった。 |
*この枠(月曜夜7時半)でドラマが放送されたのは、[[1964年]][[6月]] - [[8月]]に放送された[[讀賣テレビ放送|YTV]]制作の海外ドラマ『[[ブラボー火星人]]』以来22年振り。国産ドラマとしては、[[1960年]][[2月]] - [[5月]]放送の『[[鉄人28号|鉄人28号(ドラマ版)]]』以来、26年ぶりのことだった。 |
2014年2月11日 (火) 04:33時点における版
セーラー服反逆同盟 | |
---|---|
ジャンル | 学園ドラマ |
企画 |
梅澤勝哉 小泉英二 |
脚本 |
二色ひとし 日暮裕一 大川俊道 園田英樹 |
監督 |
江崎実生 帯盛迪彦 藤田保行 |
出演者 |
中山美穂 仙道敦子 |
オープニング | A-JARI「SHADOW OF LOVE」 |
製作 | |
プロデューサー | 佐藤丈 |
制作 |
日本テレビ ユニオン映画 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1986年10月13日‐1987年3月23日 |
放送時間 | 月曜日19:30 - 20:00 |
放送分 | 30分 |
回数 | 23 |
ドラマ |
『セーラー服反逆同盟』(セーラーふくはんぎゃくどうめい)は、日本テレビ(毎週月曜日19:30 - 20:00、JST)で1986年10月13日から1987年3月23日まで放送されていた日本のテレビドラマ。ユニオン映画制作。主演は中山美穂と仙道敦子。
2005年には全話収録のDVD-BOX仕様で映像ソフト化がなされた。また、TOKYO MXにて2012年9月8日深夜2:30より放送が行われている。
概要
かつての進学校・黒鳥学園高校にのさばる校長一派を倒すため、暗い過去と秘密を持った少女達が“セーラー服反逆同盟”を結成、白いセーラー服にド派手なメークで素顔を隠し学園を救うために、悪に立ち向かう青春アクションドラマ。
登場人物
セーラー服反逆同盟
反逆同盟のメンバーは、第18話まではユミ・ルリ・ケイだったが、第19話終盤でミホが正式に加わり、新反逆同盟となる(ミホが反逆同盟のコスチュームに身を包むのは第20話から)。ただし、名乗る時などは反逆同盟のままで変更は無い。
- 高坂 ユミ(たかさか ユミ)
- 演 - 仙道敦子
- 反逆同盟のリーダー的存在で成績優秀、スポーツ万能の優等生。4歳の時、児童虐待で母親に殺されかけた過去を持ち、胸にはその時に出刃包丁によって付けられた切り傷が古傷として残っている。その後、空手有段者の叔父の下で育ったため、空手の腕は折り紙付き。母親を連れ去った男たちの羽織に入っていた「黒鳥」の紋章を手がかりに、同じ「黒鳥」の紋章を持つ黒鳥学園に福岡県立大隈高校から転入。武器は叔父から貰った鎖付きの皮手袋と身体そのもの(例えば皮手袋を装着した拳によるパンチ攻撃等)。
- 弓削 ルリ(ゆげ ルリ)
- 演 - 山本理沙
- 反逆同盟の一員。勝気な性格でユミとよく対立するが、根は人情家で情に脆い。武器は(普通の鉛筆の)芯の代わりに大針を仕込んだ鉛筆。
- 渋川 ケイ(しぶかわ ケイ)
- 演 - 後藤恭子
- 反逆同盟の一員で普段はおとなしいが、怒らせると一番恐い。真面目で純粋なため、騙され易い。武器はスカーフに仕込んだ樹脂製の鎖。ユミとルリの仲裁役。ルリには「おケイ」と呼ばれている。
- 山縣 ミホ(やまがた ミホ)
- 演 - 中山美穂
- 理事長の娘ではあるが、内心は黒鳥学園の現体制を嫌い、前理事長の頃の学園を愛しており、たびたび旧理事長室に足を運ぶ。強引に乗っ取りを企てた父親を憎んでいるものの憎み切れず、苛立ちを感じており、反逆同盟がピンチの時には、爆発する赤いバラを投げて陰ながら助太刀を続けていた。親友・香織が父親の陰謀に巻き込まれて殺されたため、怒りを抑えきれなくなり、反逆同盟の一員となる。
同盟の仲間
- 合田 雄太(ごうだ ゆうた)
- 演 - 南渕一輝
- 反逆同盟の情報収集役でドジだが憎めない男子生徒。中学時代に自分をいじめていた相手を見返すために黒鳥学園に転入した。ユミに惚れている。ユミとミホには「合田くん」、ルリとケイからは「雄太」と呼ばれている。
学園関係者
- 牧野
- 演 - 山本紀彦(第1・2話)
- 2年A組担任。悪の巣窟と化した学園を正常化すべく、ルリたちと反逆同盟の結成を計画していたが、校長たちの指示を受けた高沢に抹殺される。
- 北島
- 演 - 宮田州(第3話)
- 柔道部顧問。暴力教師でかなり陰湿な性格。
- ケーシー片岡
- 演 - ハント・ケーシー(第4話)
- 英語教師。ミホの家庭教師も務めていた。盲目を装い、詩を利用した催眠術で生徒たちの洗脳を企てた。
- 亀井(事務長)
- 演 - 椎谷建治(第5話)
- 雲野と結託して強盗事件を起こす。厳密にいうと学園に対して不利益を働いており敵の手先とは言い難い。最後は免職になったものと思われる。
- オードリー・ベーカー
- 演 - エブリン・ベニュー(第10話)
- 片岡の後任の英語教師(正確には教師ではない)。実は反逆同盟抹殺のため校長に雇われたカード使いの刺客。
- 立川 正太郎
- 演 - 丹古母鬼馬二(第12話)
- 亀井の後任事務長。寄付金集めのために女子生徒を売春クラブに売り飛ばし、金を稼ぐ。戦闘時には白いアメフトユニフォームにヘルメットという姿に変身する。反逆同盟に倒された後、「本校の名誉を著しく傷つけた」との理由で免職になる。その人事は校内の掲示板に貼り出され生徒たちの喝采を浴びた。
- 悪田 脳水
- 演 - 三谷昇(第13話)
- 化学部顧問。過去に殺害した生徒を使って人体蘇生実験を行う。隻眼である。
- 佐伯 一八
- 演 - 安岡力也
- 体育教師。牧野の死後、2年A組の担任になる。パワーファイターで頭を使うのは苦手であるが、篭城した生徒をウナギを焼く煙で誘い出そうとするなど小細工をすることはある。手にした竹刀は仕込み剣(最終回で真剣が抜かれた)。生徒達には絶対的存在として振舞おうとするものの、恩師にお漏らししたことをバラされたり、体育教師なのにカナヅチだったりと散々である。
- 九条 栄
- 演 - 竹中直人
- 黒鳥学園の変態教師。正確な職位は不明だが幹部級の地位にある。声色を使い分け多重人格者を思わせる狡猾な男。言葉の語尾に「~ざんがしょ」と言う。
- B計画のためのテストケースとして、発信機付きのブレスレットで生徒の行動をモニター、夜間に外出している者を配下の生徒に逮捕させていた。反逆同盟に追い詰められた際には多重人格の演技で惑わそうとしたが通じず、ユミのパンチでKOされた。
- 真下 豊子
- 演 - 中島はるみ
- 黒鳥学園教頭で艶っぽく高圧的。校長の愛人的立場にあり、校長を尻に敷いている。
- 馬場 志津夫
- 演 - 藤岡重慶
- 黒鳥学園校長。葉巻を愛用するヤクザの親分的風体。
- 葉室 加寿子
- 演 - 奈美悦子
- ミホの義母で理事長夫人。実はユミの母親であり、ユミを殺そうとして古傷を付けた張本人。現黒鳥学園の事実上のトップで、学園をエリート養成校「白鳥学園」として作り変え、OBを各界に送り込むことで国家の支配を達成せんとする通称「B計画」の中核的存在。
- 秘書
- 演 - 銀粉蝶(第22・23話)
- 加寿子の秘書であり、B計画の遂行には手段を選ばず、常にポーカーフェイスで何を考えているのかわからない冷酷非情な女。表向きは加寿子の命令に従っているものの、ユミを殺せずにいた加寿子の後ろからユミを殺そうとするなど、ある意味一番の悪人。
- 山縣 祐一郎
- 演 - 南原宏治
- 黒鳥学園理事長。ミホを庇って交通事故にあったため車椅子生活をしている。心臓病を患っており、時々発作が起きる。
- 岩清水
- 演 - 大杉漣(第19話)
- 山縣理事長の秘書。理事長の命令で教育連盟爆破を計画。
- 東条 又一郎
- 演 - 黒部進(第20話)
- 学園理事。加寿子の片腕としてB計画を推進。
2年A組生徒
- 藤沢亜紀 - 藤尾亜紀
- 麻理 - 瓜生麻理
- まゆみ - 森田まゆみ
- 博子 - 森口博子
- 岡本章子 - 岡谷章子
- ちえみ - 立原ちえみ
- 佐川武 - 真矢武
- 田辺航 - 渡辺航
- 山口 - 山本義明
- 森口 - 細川明
- 椎名梢
- 山本茂利
- 日向明夫
- 水野勝章
- ナレーター - 中村友美
ゲスト
- 第1話
- ユミの叔父
- 演 - 愛川欽也(特別出演)
- 福岡に住んでいる。母の手掛かりを追って、いつかは自分の元を去るであろうと覚悟しつつも、ユミを引き取り育てながら、武道を教えてきた。
- 高沢
- 演 - 森一馬(第2話)
- 生徒会指導部を率いる指導部長。学園のワル達も震え上がる実力者らしいが、反逆同盟の前では赤子同然であった。
- 第5話
- 小宮
- 演 - 奥村公延
- 創立以来、学園に勤める用務員。ルリと親しい。奪われた金の代償に亀井に自殺を強要される。
- 雲野
- 演 - 清水宏
- 金融会社「スコヤカローン」社長。亀井と共謀して学園の金を強奪。
- 第7話
- 西村
- 演 - 益富信孝
- 麻薬密売人。村川を脅して病院から麻薬を盗み出させたが、麻薬を持ち逃げした村川の息子・祐介をさらう。
- 第8話
- 広田 信一
- 演 - 深見博
- 佐伯の教え子で天龍組若頭。ツッパリ4人組を利用して対立している組長を殺害。
- 第9話
- 豹藤 史朗
- 演 - 古角謙弥
- 元黒鳥学園教師でウェイター。ふられた腹いせに思いを寄せていた女子生徒たちを襲う変質者。
- 第12話
- 藤沢亜紀の父
- 演 - ジェリー藤尾
- 娘の成績で呼び出され、父兄会の席で親子喧嘩してしまう。藤沢亜紀を演じる藤尾亜紀はジェリー藤尾の娘であり、第12話のみ親子共演となった。また、この作品の主題歌を歌っているA-JARIの藤尾領はジェリー藤尾の親戚である。
- 椎名梢の母
- 演 - 南田洋子
- 父兄会で立川に寄付金を要求され小切手で支払う。
- 日向明夫の父
- 演 - 水野晴郎
- 父兄会で立川に寄付金を要求されカードで支払う。
- 第13話
- 美咲 涼子
- 演 - 速水典子
- 妹の不審な死と学園が関係しているのではという疑問から、元オリンピック代表という立場を利用し、水泳の特別コーチとして学園に潜入。
- 第14話
- 岩崎 涼子
- 演 - 若葉しをり
- 福岡県立大隈高校のマラソン選手で、ユミの後輩。上原に万引きの濡れ衣を着せられ自殺してしまう。
- 上原 三郎
- 演 - 堀田真三
- 九条の友人のカメラマン。学園の依頼で涼子の万引きをでっち上げる。
- 第17話
- 田崎 健悟
- 演 - 片桐竜次
- 自称ルポライター。ニセ反逆同盟を唆して宝石を強奪。
- 第18話
- 吉川 マキ
- 演 - 楠トシエ
- 佐伯の小学校時代の恩師でオーストラリアの石油成金。遠縁の娘・まなみに遺産を譲るため帰国。
- 金坂
- 演 - うえだ峻
- 佐伯の友人の弁護士。ニセ者のまなみを仕立て、吉川の遺産横取りを計画。
- 大男
- 演 - 新海丈夫
- 金坂の手下で、怪力の持ち主。
- 第19話
- 西島 香織
- 演 - 田村奈美
- ブロードウェイを目指すミホの友人。理事長の陰謀に巻き込まれ殺害される。
スタッフ
- 企画 - 梅沢勝哉(NTV)、小泉英二
- プロデュース - 佐藤丈
- プロデュース補 - 安倍夏彦
- 協力プロデュース - 安西一人
- 脚本 - 二色ひとし、日暮裕一、大川俊道、園田英樹
- 監督 - 江崎実生、帯盛迪彦、藤田保行
- 音楽 - 大谷和夫
- 撮影 - 内田安夫
- 照明 - 嶋田宣代士
- 美術 - 坂口岳玄
- 録音 - 井家真紀夫(映広音響)
- 選曲 - 関谷行雄(映広音響)
- 効果 - 脇坂孝行
- 整音 - 山本逸美(映広音響)
- 大道具 - 美建興業
- MA - 映広
- スタジオ - 国際放映
- 現像 - IMAGICA
音楽
- 戦闘シーンでも流された。なおA-JARIは15話でカメオ出演している。
- 挿入歌
- 仙道敦子「Don't Stop Lullaby」(ハミングバード)
- 山本理沙「Lonely Lion」(バップ)
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 1986年10月13日 | 悪の巣、黒鳥学園! | 日暮裕一 | 江崎実生 |
第2話 | 1986年10月20日 | 熱き! 4人の誓い | ||
第3話 | 1986年10月27日 | 反抗は地獄への道 | 二色ひとし | |
第4話 | 1986年11月 | 3日死神が呼んでいる | 大川俊道 | |
第5話 | 1986年11月10日 | 学園、幽霊現わる! | 二色ひとし | |
第6話 | 1986年11月17日 | 真夜中の処刑遊戯! | 大川俊道 | |
第7話 | 1986年11月24日 | 危ない少年仕掛人! | 日暮裕一 | 帯盛迪彦 |
第8話 | 1986年12月 | 1日ツッパリ候補生! | ||
第9話 | 1986年12月 | 8日パソコン逆転計画! | 大川俊道 | |
第10話 | 1986年12月15日 | 赤いバラの死闘! | 二色ひとし | |
第11話 | 1986年12月22日 | カケフ君危機一髪! | 藤田保行 | |
第12話 | 1987年 | 1月 5日落ちこぼれ名門高校(秘)作戦! | 日暮裕一 | |
第13話 | 1987年 | 1月12日水着がいっぱい! 学園騒動 | 大川俊道 | |
第14話 | 1987年 | 1月19日フォーカスの罠! | 日暮裕一 | 帯盛迪彦 |
第15話 | 1987年 | 1月26日プッツン気分! 初恋しちゃった | 園田英樹 | |
第16話 | 1987年 | 2月 2日翼の折れた天使 | 大川俊道 | |
第17話 | 1987年 | 2月 9日にせ者現わる! 汚れた白い制服 | 二色ひとし 日暮裕一 | |
第18話 | 1987年 | 2月16日20億円の夢! シンデレラ騒動 | 日暮裕一 | |
第19話 | 1987年 | 2月23日白い制服を着たミホ同盟加入! | 大川俊道 | |
第20話 | 1987年 | 3月 2日ミホ大活躍! 学園の計画粉砕! | ||
第21話 | 1987年 | 3月 9日ミホ怒り爆発! バラ投げさえる | 園田英樹 | |
第22話 | 1987年 | 3月16日ミホ危機一髪! 血まみれの決闘 | 日暮裕一 | |
最終話 | 1987年 | 3月23日さようなら! 仲間達 涙の別れ |
決め台詞
第6話までは☆、第7話からは★の箇所で「何者だ、貴様らは!?」など、悪役の台詞が入る。なお、第7話からは決め台詞にリバーブがかかっている。
- ☆
- ルリ「闇の中で、のさばり続ける悪党ども!」
- ケイ「てめえら(相手が一人の時は「てめえ」)のようなワルは許せねえ!」
- ユミ「天に代わって成敗する!」
- ★
- ミホ(第20話~)「純潔と燃える正義の…」
- 全員「セーラー服反逆同盟!」
エピソード
- 当初は1クールのみの放映予定であったが、予想外の好視聴率により2クールに延長された。また、これまで同枠はロート製薬単独提供で放送されていたが、これ以後ロート社を含む複数スポンサーが付くことになった(スポンサー読みは全て30秒だったので「ご覧のスポンサー」の扱いだった)。
- 当時既に人気アイドルだった中山美穂は、このドラマと、同時期に撮影および放送が始まった主演の青春ドラマ『な・ま・い・き盛り』(フジテレビ)とを掛け持ちしていた。『な・ま・い・き盛り』のほうにウェイトを置いていた中山は『セーラー服反逆同盟』への出演場面は少なく、「薔薇を投げるシーン(バンク)」のみの回やスケジュールの過密化で出演していない回も存在した。中山と仙道敦子のW主演が売り文句だったが、実質仙道がメインとなっていた。これは中山が当時多く演じていたスケバン役に辟易していたのも手伝っていた。
- 中山と仙道はその後、TBSのドラマ『卒業』(1990年放送)でもどちらも主演格で共演した。
- この枠(月曜夜7時半)でドラマが放送されたのは、1964年6月 - 8月に放送されたYTV制作の海外ドラマ『ブラボー火星人』以来22年振り。国産ドラマとしては、1960年2月 - 5月放送の『鉄人28号(ドラマ版)』以来、26年ぶりのことだった。
- 反逆同盟が着用した白いセーラー服は視聴者にプレゼントされた。
漫画版
- 漫画版『セーラー服反逆同盟』は1986年11月より1987年4月までの半年間に渡り『少年キャプテン』(徳間書店刊)に連載された。これは同名テレビドラマとのタイアップにより掲載されたものであり、『スケバン刑事』などと違い、特に漫画の方が原作というわけではない(話数も6話と短く、内容も幾分異なる)。原作はドラマの脚本も書いている二色ひとしで作画は戸国美穂(水縞とおる)。少年キャプテンコミックス、その後大都社からも復刊されたが、現在はともに絶版。
日本テレビ系列 月曜19:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
セーラー服反逆同盟
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