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** [[2月]] - ソーコー株式会社の全事業(人工芝の製造販売、ゴルフ練習場の設計施工などの土木工事業、プラスチック家庭用品の製造販売等)の営業権を譲受。同年4月にソーコー株式会社の全事業を受け継ぐアイリスソーコー株式会社にて事業開始。
** [[2月]] - ソーコー株式会社の全事業(人工芝の製造販売、ゴルフ練習場の設計施工などの土木工事業、プラスチック家庭用品の製造販売等)の営業権を譲受。同年4月にソーコー株式会社の全事業を受け継ぐアイリスソーコー株式会社にて事業開始。
** [[12月]] - グループ会社の株式会社オーヤマが、宮城県内の[[ホームセンター]]「[[ダイシン]]」を運営する株式会社ダイシン(本社:仙台市[[泉区 (仙台市)|泉区]])を完全子会社化したと発表<ref>[http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081202t12028.htm] 河北新報社・2008年12月2日</ref>(その後宮城野区に本社を移し2009年7月にアイリスプラザに吸収合併、同社のダイシンカンパニーとなる)。
** [[12月]] - グループ会社の株式会社オーヤマが、宮城県内の[[ホームセンター]]「[[ダイシン]]」を運営する株式会社ダイシン(本社:仙台市[[泉区 (仙台市)|泉区]])を完全子会社化したと発表<ref>[http://web.archive.org/20081204115402/www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081202t12028.htm] 河北新報社・2008年12月2日</ref>(その後宮城野区に本社を移し2009年7月にアイリスプラザに吸収合併、同社のダイシンカンパニーとなる)。
* [[2009年]](平成21年)
* [[2009年]](平成21年)
** 1月 - 関連会社のアイリスチトセ株式会社から店舗什器事業を譲受。
** 1月 - 関連会社のアイリスチトセ株式会社から店舗什器事業を譲受。

2014年1月27日 (月) 20:30時点における版

アイリスオーヤマ株式会社
IRIS OHYAMA Inc.
アイリスオーヤマ本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
980-8510
宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1
設立 1971年昭和46年)4月
業種 その他製品
法人番号 3370001006799 ウィキデータを編集
事業内容 生活用品の企画、製造、販売
代表者 代表取締役社長 大山健太郎
資本金 650億円
売上高 単体1100億円
連結2500億円(2013年3月期)
純資産 550億円(2011年3月現在株主資本)
従業員数 2610名(2013年1月現在)
決算期 3月末
主要株主 オーヤマ 52.1%
大山健太郎 30.7%
大山富生 3.8%
主要子会社 #関連会社参照
関係する人物 大山森佑(創業者)
外部リンク http://www.irisohyama.co.jp/
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アイリスオーヤマ株式会社は、宮城県仙台市青葉区に本社をおく、主に家庭用プラスチック製品の製造・販売をおこなう企業である。

会社概要

大阪府東大阪市で大山森佑が創業したプラスチック製品の町工場・大山ブロー工業社を、1964年(昭和39年)に父・森佑の急逝に伴い、現社長の大山健太郎がわずか19歳で引き継ぐ。1971年(昭和46年)に法人化し、大山ブロー工業株式会社に改組、1989年平成元年)に本拠地を政令指定都市に移行間もない仙台市に移転し、1991年(平成3年)に現社名に改称している。その後、家庭用の半透明収納ケースが爆発的にヒットしたこともあり、大きく会社を成長させ、ホームセンターなどに様々な製品を納入している[1]

家庭用プラスチック製品の製造販売で、圧倒的強さを誇る。業界では国内最大手に位置し、2006年度には、売上高747億円に対して経常利益89億円と、利益率は極めて高い。

現在の製造品種は、プラスチック製品を主に、収納インテリア用品、ガーデニング用品、ペット用品、日用品家具など。グループ企業は、日本国内4社、中国3社、アメリカ2社、ヨーロッパ1社、韓国1社。

仙台市に本拠を構えるプロスポーツチームとも結び付きが強く、2004年(平成16年)よりベガルタ仙台のメインスポンサーとしてユニフォームの胸部分に会社ロゴを入れている(ちなみに、前年までは背中部分にロゴを入れていた)。また、2009年(平成21年)からは東北楽天ゴールデンイーグルスのスポンサーとして、ユニフォームの左胸部分に会社ロゴを入れた。

2012年8月には、旧仙台三和ビルディングを全面リニューアルしたアイリス青葉ビルが開業し、オフィスフロア(5階~8階)内にはグループ会社のオーヤマの事務所が入居するほか、地下1階には旧店舗からの移転により、アイリス製品も扱う「シンプルスタイル仙台店」が入居している。

沿革

  • 1958年(昭和33年)4月 - 先代・大山森佑が大阪府東大阪市で大山ブロー工業社を創業
  • 1964年(昭和39年)7月 - 大山健太郎が代表者に就任
  • 1971年(昭和46年)4月 - 大山ブロー工業株式会社を設立
  • 1981年(昭和56年)1月 - ガーデニング用品発売
  • 1987年(昭和62年)1月 - ペット用品発売
  • 1988年(昭和63年)1月 - 収納用品発売
  • 1989年平成元年)
    • 2月 - 日用品発売
    • 10月 - 事務用品発売
    • 12月 - 本社を大阪府東大阪市から仙台市に移転
  • 1991年(平成3年)9月 - 社名をアイリスオーヤマ株式会社に変更
  • 1992年(平成4年)3月 - 角田I.T.P完成
  • 1993年(平成5年)3月 - 本社・新社屋完成
  • 2001年(平成13年)9月 - 経営破綻したチトセ株式会社の再建スポンサーとして、同社の営業譲渡を受ける(現:アイリスチトセ株式会社)。
  • 2005年(平成17年)10月 - シャープと共同開発したペットと暮らす家庭向け空気清浄機を発売(2006年10月にはペットと暮らす家庭向け加湿空気清浄機を発売)。
  • 2006年(平成18年)3月 - 新日鐵グループのニッテツ・ファイン・プロダクツ株式会社のカイロ事業の営業権を譲り受け、グループ会社のアイリス・ファインプロダクツ株式会社にて使い捨てカイロ事業に進出(2007年10月には脱酸素剤事業の営業権もアイリス・ファインプロダクツ株式会社へ事業譲受)。
  • 2007年(平成19年)
    • 1月 - マスク事業へ進出。
    • 10月 - シンヨー化成株式会社を子会社化。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月 - ソーコー株式会社の全事業(人工芝の製造販売、ゴルフ練習場の設計施工などの土木工事業、プラスチック家庭用品の製造販売等)の営業権を譲受。同年4月にソーコー株式会社の全事業を受け継ぐアイリスソーコー株式会社にて事業開始。
    • 12月 - グループ会社の株式会社オーヤマが、宮城県内のホームセンターダイシン」を運営する株式会社ダイシン(本社:仙台市泉区)を完全子会社化したと発表[2](その後宮城野区に本社を移し2009年7月にアイリスプラザに吸収合併、同社のダイシンカンパニーとなる)。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月 - 関連会社のアイリスチトセ株式会社から店舗什器事業を譲受。
    • 8月 - LED電球「ECOLUX(エコルクス)」を発売し、LED照明事業に進出。
  • 2010年(平成22年)
    • 5月 - 家具製造メーカーのホウトクに対するTOBが成立したと発表、翌月に完全子会社化。
    • 11月 - LED電球「ECOLUX」に業界初のプラスチックボディタイプを追加発売。
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
    • 8月 - 仙台三和ビルディングを改装した「アイリス青葉ビル」を開業。
    • 11月 -
      • LEDシーリングライト 高効率タイプの発売を機に、LED照明のブランド名を「ECOHiLUX(エコハイルクス)」に変更。
      • 業界初となる配線工事不要で2品同時調理ができる据置型の2口IHクッキングヒーターを発売。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月 - 株式会社舞台ファームとの共同出資により、精米事業の会社となる舞台アグリイノベーション株式会社を設立。

工場・支店・営業所

関連会社

スポンサー番組

スポンサーは、原則として全国ネット番組のみであり、宮城県ローカル番組のレギュラー提供番組は無い。大阪発祥の企業であるため、大阪製作の番組のスポンサーになることが多い。かつては「JCBクラシック仙台」(6月第1週の日曜日放送)の最終日の番組提供も行っていたが、仙台放送フジテレビ系列全国ネットであり、ローカル番組の提供は今のところ無い(2006年は6月4日夕方4時5分~5時40分まで放送)。 2006年8月は、自社製シュレッダーによる幼児の指切断事故[3]のため提供クレジットを自粛し、お詫び及び交換を促すCMに差し替えられていたが、同年9月より通常のTVCM放映を再開している。

現在

過去

脚注

  1. ^ TBS系「がっちりマンデー」・2011年7月3日放送分
  2. ^ [1] 河北新報社・2008年12月2日
  3. ^ シュレッダーによる指切断事故相次ぐ ウィキニュース・2006年8月24日

関連項目

外部リンク