「プリティ・メイズ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
UmaPhoto (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
編集の要約なし
7行目: 7行目:
| Background = band
| Background = band
| Alias =
| Alias =
| Origin = {{DEN}}<br />[[ヴァイレ県]] [[ホセンス]]
| Origin = {{DEN}}<br />[[ヴァイレ県]] [[ホセンス]]
| Genre = [[ヘヴィメタル]]
| Genre = [[ヘヴィメタル]]
| Years_active = [[1981年]] -
| Years_active = [[1981年]] -

2013年11月25日 (月) 12:14時点における版

プリティ・メイズ
Pretty Maids
出身地  デンマーク
ヴァイレ県 ホーセンス
ジャンル ヘヴィメタル
活動期間 1981年 -
レーベル CBSレコード
コロムビア・レコード
マサカー・レコード
Frontiers Records
公式サイト prettymaids.dk
メンバー ケン・ハマー (ギター)
ロニー・アトキンス (ボーカル)
アラン・チカヤ (ドラムス)
モルテン・サンダゲル (キーボード)
レネ・シェイズ (ベース)
旧メンバー ピート・コリンズ (ギター)
ジョン・ダロウ (ベース)
アラン・オーウェン (キーボード)
リック・ハンソン (ギター)
エンジェル・シュライファー (ギター)
リッキー・マークス (ギター)
マイケル・ファスト (ドラムス)
ケン・ジャクソン (ベース)

プリティ・メイズPretty Maids)は、デンマーク出身のヘヴィメタルバンドである。

バンドリーダーのケン・ハマーがシン・リジィレインボー 等のフリークであり曲にも影響が見られる。またデンマークという地域性から、北欧メタルジャーマンメタル両方の良さを併せ持つ。

デビュー当初は6人編成(Vo、ツインギター、Bass、Key、Dr)であり、ハロウィンと並んでメロディック・パワー・メタルの先駆けとも言える雰囲気を持っていた。アルバム2、3作目ではアメリカを意識したポップな曲調であったが、4人編成(Vo、Gu、Bass、Dr)となった4作目以降では正統派メタルと言える曲調となっている。

またカバー曲がアルバムに収められる事が多いが、ヒット作「PLEASE DON'T LEAVE ME」を始めとして非常に上質なアレンジを見せる。

バイオグラフィー

  • 1981年、ケン・ハマーを中心に結成される。その後オーディション等を経て、ケン・ハマー、ロニー・アトキンス、ピート・コリンズ、ジョン・ダロウ、アラン・オーウェン、フィル・ムーアヘッドの6人編成のバンドとして活動を開始する。
  • 1983年、ミニアルバム『PRETTY MAIDS』にてデビュー。
  • 1984年、ピート・コリンズが個人的理由で脱退、ジョン・ダロウが解雇され、リック・ハンソン、アラン・ディロングが加入。
初フルレンスアルバム『RED, HOT AND HEAVY』をリリース。その後リック・ハンソンが解雇され、ピート・コリンズが復帰。
  • 1986年、ピート・コリンズが再び脱退。
  • 1987年、2ndアルバム『FUTURE WORLD』をリリース。その後エンジェル・シュライファーが加入するも脱退。
  • 1988年、リッキー・マークスが加入。
  • 1990年、3rdアルバム『JUMP THE GUN』をリリース。ディープ・パープルロジャー・グローヴァーをプロデューサーに迎え、アメリカ進出を視野に入れたポップ色の強い音作りとなった。しかしレコード会社のサポートが受けられず、予定されていたディープ・パープルとの合同ツアーも実現されなかった。
『JUMP THE GUN』リリース前にアラン・オーウェンが家庭的事情で脱退している。
同年、ミニアルバム『IN SANTA’S CLAWS』リリース。
その後リッキー・マークス、フィル・モア、アラン・ディロンが脱退。
  • 1991年、マイケル・ファスト、ケン・ジャクソンが加入し4人編成となる。
4thアルバム『SIN-DECADE』リリース。原点であるヘヴィな音作りに戻った内容であり、更にこの中に収められたジョン・サイクスのカバー「PLEASE DON'T LEAVE ME」が大ヒットとなる。しかしカバー曲が最大のヒットとなった事が以後バンドへの重荷となっていく。
  • 1992年、ミニアルバム『OFFSIDE』、1993年フルアルバム『STRIPPED』をリリース。両盤ともいわゆるアンプラグド作品である。
  • 1994年、5thアルバム『SCREAM』をリリース。
  • 1995年、ライブ盤『SCREAMIN’ LIVE』リリース。
  • 1997年、6thアルバム『SPOOKED』リリース。
  • 1998年、ベスト盤『THE BEST OF...BACK TO BACK』リリース。
  • 1999年、7thアルバム『ANYTHING WORTH DOING IS WORTH OVERDOING』リリース。
  • 2000年、8thアルバム『CARPE DIEM』リリース。
  • 2002年、9thアルバム『PLANET PANIC』リリース。その後プロモーション会社が倒産、ケン・ハマーが心臓病を患うなど問題多発し活動停止状態となる。しかしその中でも本国でのライブ活動は継続しており、2003年にはライブ盤『ALIVE AT LEAST』をリリース。
  • 2005年、マイケル・ファストが脱退。アラン・チカヤが加入。
  • 2006年、10thアルバム『WAKE UP TO THE REAL WORLD』をリリースし復活。
  • 2010年、11thアルバム『PANDEMONIUM』をリリース。アルバムの完成と同時に1991年からベースを担ってきたケン・ジャクソンが脱退する。後任はKING DIAMONDなどで活躍してきたハル・パティノ。また、久しく空席だったパーマネント・キーボード・プレイヤーとしてモーテン・サンダガーが加入。
  • 2011年、4月にハル・パティノが脱退。5月に後任のレニー・シェイズが加入。
  • 2012年、ライブ盤『IT COMES ALIVE - MAID IN SWITZERLAND』リリース。

メンバー

  • ケン・ハマー(Ken Hammer) <Gt> (1981-)
バンドのリーダー的存在であり、作詞作曲の中心。
  • ロニー・アトキンス(Ronnie Atkins) <Vo> (1981-)
結成当初からのメンバー。
  • アラン・チカヤ(Allan Tschicaja) <Dr> (2005-)
ロイヤル・ハント、KINGDOME COME
  • モーテン・サンダガー (Morten Sandager) <Key> (2006-)
  • レネ・シェイズ (René Shades) <Bass> (2011-)

元メンバー

  • ピート・コリンズ(Pete Collins) <Gu> (1981-1986)
  • ジョン・ダロウ(John Darrow) <Bass> (1981-1984)
  • アラン・オーウェン(Alan Owen) <Key> (1981-1990)
  • フィル・ムーアヘッド(Phil Moorhead) <Dr> (1981-1990)
  • アラン・ディロング(Allan Delong) <Bass> (1984-1990)
  • リック・ハンソン(Rick Hanson) <Gu> (1984-1987)
  • エンジェル・シュライファー(Angel G Schleifer) <Gu> (1987)
元 MADMAX、SINNER
CD制作には関わっていないが、『FUTURE WORLD』PVには出演している。
脱退後はBONFIRE、DEMON DRIVE、CHARADE
  • リッキー・マークス(Ricky Marx) <Gu> (1987-1990)
  • マイケル・ファスト(Michel Fast) <Dr> (1991-2005)
  • ドミニク・ゲイル(Dominic Gale) <key> (1992-1999)
立場的にはサポート・メンバー。1992年のライブでベース・ソロを披露したこともある。
  • ケン・ジャクソン(Kenn Jackson) <Bass> (1991-2010)

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

  • RED, HOT AND HEAVY (1984)
  • FUTURE WORLD (1987)
  • JUMP THE GUN (1990)
  • SIN-DECADE (1992)
  • STRIPPED (1993) アンプラグド
  • SCREAM (1994)
  • SPOOKED(1997)
  • ANYTHING WORTH DOING IS WORTH OVERDOING (1999)
  • CARPE DIEM (2000)
  • PLANET PANIC (2002)
  • WAKE UP TO THE REAL WORLD (2006)
  • PANDEMONIUM (2010)

ライブ・アルバム

  • SCREAMIN' LIVE (1995)
  • ALIVE AT LEAST (2003) デビュー20周年記念盤
  • IT COMES ALIVE - MAID IN SWITZERLAND (2012) 2CD+DVDの3枚組 なお「MAID IN〜」は原文ママ。

ベスト・アルバム

  • THE BEST OF...BACK TO BACK (1998)

ミニ・アルバム

  • PRETTY MAIDS (1983) デビュー盤
  • IN SANTA'S CLAWS (1990)
  • OFFSIDE (1992) アンプラグド

外部リンク