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'''バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ'''({{lang-en|FIVB World Grand Champions Cup}})は、[[国際バレーボール連盟]]主催の[[バレーボール]]の国際大会である。日本国内での通称は'''グラチャン'''。
'''バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ'''({{lang-en|FIVB World Grand Champions Cup}})は、[[国際バレーボール連盟]]主催の[[バレーボール]]の国際大会である。日本国内での通称は'''グラチャン'''。


北中米南米、ヨーロッパ、アジア各大陸チャンピオン4チーム<ref>2013年大会の場合、大陸出場枠(4枠=当年の各[[大陸選手権 (バレーボール)|大陸選手権]]の優勝国)は、前年の[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるバレーボール競技|ロンドン五輪]]の最終順位(その上位4大陸が該当)で決定された ([http://www.jva.or.jp/world/wgcc2013/outline/ 2013年大会概要 - 日本バレーボール協会])</ref>。
北中米南米・欧州・アジア各大陸チャンピオン4チーム<ref>2013年大会の場合、大陸出場枠(4枠=当年の各[[大陸選手権 (バレーボール)|大陸選手権]]の優勝国)は、前年の[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるバレーボール競技|ロンドン五輪]]の最終順位(その上位4大陸が該当)で決定された ([http://www.jva.or.jp/world/wgcc2013/outline/ 2013年大会概要 - 日本バレーボール協会])</ref>と、会場国日本、及び[[国際バレーボール連盟]]推薦チームの合計6チームが、戦い世界一を決定する

と会場国日本、及び[[国際バレーボール連盟]]推薦チームの合計6チームが戦い世界一を決定する。グラチャンがスタートしたのは[[1993年]]で、4年に1度([[オリンピックバレーボール競技|オリンピック]]の翌年)[[日本]]で開催される。
グラチャンがスタートしたのは[[1993年]]で、4年に1度([[オリンピックバレーボール競技|オリンピック]]の翌年)[[日本]]で開催される。


== 概要 ==
== 概要 ==

2013年11月13日 (水) 01:31時点における版

ワールドグランドチャンピオンズカップ
開始年 1993
主催 国際バレーボール連盟
チーム数 男女とも6チーム
前回優勝 男子:ブラジルの旗 ブラジル
女子:イタリアの旗 イタリア
公式サイト
FIVB
テンプレートを表示

バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ英語: FIVB World Grand Champions Cup)は、国際バレーボール連盟主催のバレーボールの国際大会である。日本国内での通称はグラチャン

北中米・南米・欧州・アジアの各大陸チャンピオン4チーム[1]と、会場国日本、及び国際バレーボール連盟推薦チームの合計6チームが、戦い世界一を決定する。

グラチャンがスタートしたのは1993年で、4年に1度(オリンピックの翌年)日本で開催される。

概要

世界三大大会オリンピック世界選手権ワールドカップ)と比較すると出場チーム数は6と少ないものの、グラチャンを含めて世界四大大会と呼ぶこともある[2]

グラチャンは低迷した日本チームが世界のチームに挑戦するというコンセプトの大会としてスタートした。日本の著名芸能人が大会を盛り上げており、イベント的な要素も強い。

また、オリンピック世界選手権ワールドカップと比べて歴史が浅い大会のため、大幅なルール改正のための試験大会として位置付けられることもある。実際に1997年の大会では、リベロ制が導入された初の国際大会であった。また各セット25分経過後に、ラリーポイント制になるという、25分併用ルールが導入されたが、不評であったためそれ以降の大会では使われなかった。

1993年の大会ではTUBEのヴォーカル前田亘輝が大会テーマソングを歌った。この大会ではライジングプロダクション(現ヴィジョンファクトリー)のユニットMAXが大会テーマソングを歌い大会を盛り上げた。 2001年の大会はウッチャンナンチャンのウリナリ!!が大会のサポーターを務めた。2005年の大会はジャニーズ事務所の若手ユニット「KAT-TUN」が応援プロデューサーを担当。中継や関連番組のMCを担当する他、セット間の応援パフォーマンスなどを手がけた。2009年の大会はスペシャルサポーターにイモトアヤコ、大会テーマソングをEXILEが担当した。2013年の大会も引き続きイモトがスペシャルサポーターを務め、大会テーマソングを倖田來未が担当する。

大会マスコット

大会マスコットはグラちゃん1993年の第1回大会から登場している。鳥をモチーフとしておりバレーボールから頭と足を突き破った状態になっている。このマスコットはバレーボールの持つスピード感、躍動感をイメージして作られた。2001年大会までは手はボールの中に隠れていたが、2005年大会では手も描かれるようになった。

競技方式

出場枠

ワールドグランドチャンピオンズカップに出場できるのは全部で6カ国で、以下のように選出される。

  • 開催国 - 1カ国(毎回日本が開催国)
  • 大陸選手権 - 4カ国
  • 国際バレーボール連盟推薦チーム - 1カ国 (女子は1997年より4開催連続で韓国)

試合形式

大会は6チームによる1回戦総当り戦による勝敗数で順位を決定する。

歴代大会結果

男子

開催
1位 優勝 2位 準優勝 3位 4位 5位 6位
1993
詳細
日本の旗 イタリアの旗 イタリア ブラジルの旗 ブラジル キューバの旗 キューバ 日本の旗 日本 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 大韓民国の旗 韓国
1997
詳細
日本の旗 ブラジルの旗 ブラジル00 オランダの旗 オランダ00 キューバの旗 キューバ 中華人民共和国の旗 中国 日本の旗 日本 オーストラリアの旗 オーストラリア
2001
詳細
日本の旗 キューバの旗 キューバ ブラジルの旗 ブラジル ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア 大韓民国の旗 韓国 日本の旗 日本 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
2005
詳細
日本の旗 ブラジルの旗 ブラジル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イタリアの旗 イタリア 日本の旗 日本 エジプトの旗 エジプト 中華人民共和国の旗 中国
2009
詳細
日本の旗 ブラジルの旗 ブラジル キューバの旗 キューバ 日本の旗 日本 ポーランドの旗 ポーランド イランの旗 イラン エジプトの旗 エジプト
2013
詳細
日本の旗

女子

開催
1位 優勝 2位 準優勝 3位 4位 5位 6位
1993
詳細
日本の旗 キューバの旗 キューバ 中華人民共和国の旗 中国 ロシアの旗 ロシア 日本の旗 日本 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペルーの旗 ペルー
1997
詳細
日本の旗 ロシアの旗 ロシア キューバの旗 キューバ ブラジルの旗 ブラジル 中華人民共和国の旗 中国 日本の旗 日本 大韓民国の旗 韓国
2001
詳細
日本の旗 中華人民共和国の旗 中国 ロシアの旗 ロシア 日本の旗 日本 ブラジルの旗 ブラジル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 大韓民国の旗 韓国
2005
詳細
日本の旗 ブラジルの旗 ブラジル00 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 中華人民共和国の旗 中国 ポーランドの旗 ポーランド 日本の旗 日本 大韓民国の旗 韓国
2009
詳細
日本の旗 イタリアの旗 イタリア ブラジルの旗 ブラジル00 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国 日本の旗 日本 大韓民国の旗 韓国 タイ王国の旗 タイ
2013
詳細
日本の旗

日本における放送体制

脚注

  1. ^ 2013年大会の場合、大陸出場枠(4枠=当年の各大陸選手権の優勝国)は、前年のロンドン五輪の最終順位(その上位4大陸が該当)で決定された (2013年大会概要 - 日本バレーボール協会
  2. ^ ワールドグランドチャンピオンズカップ2013(グラチャンバレー2013) 大会特設ページを開設! - 日本バレーボール協会

関連項目

外部リンク