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#: [[2001年世界水泳選手権|世界水泳福岡2001]]大会公式テーマソング。世界水泳で使用されて以降、[[テレビ番組]]のスポーツ(特に[[水泳]])の企画などでこの曲が使用されることが多い。『[[ミュージックステーション]]SP』のアゲうたランキング(盛り上がる曲ランキング)、夏うたランキングでも上位をマークした。
#: [[2001年世界水泳選手権|世界水泳福岡2001]]大会公式テーマソング。世界水泳で使用されて以降、[[テレビ番組]]のスポーツ(特に[[水泳]])の企画などでこの曲が使用されることが多い。『[[ミュージックステーション]]SP』のアゲうたランキング(盛り上がる曲ランキング)、夏うたランキングでも上位をマークした。
#: [[LIVE-GYM]]では、ほぼ欠かさない定番曲である<ref>2013年現在、演奏されなかったライブは[[B'z LIVE in なんば|2006年のプレミアムライブ]]、「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」の一部会場、「[[LIVE-GYM#2008年|B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"]]」のみ。リリース以降、B'zとしてのライブがなかった2004年を除けば、毎年演奏していることになる。</ref>。2002年以降からライブで演奏される際はエンディングのアレンジが変更されており、ラストの「ウルトラソウル!ハイ!」を3回、又は4回繰り返し、その際に観客を含めて一緒にジャンプすることが定番となっている。
#: [[LIVE-GYM]]では、ほぼ欠かさない定番曲である<ref>2013年現在、演奏されなかったライブは[[B'z LIVE in なんば|2006年のプレミアムライブ]]、「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」の一部会場、「[[LIVE-GYM#2008年|B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"]]」、「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」(ホール公演)の一部会場のみ。リリース以降、B'zとしてのライブがなかった2004年を除けば、毎年演奏していることになる。</ref>。2002年以降からライブで演奏される際はエンディングのアレンジが変更されており、ラストの「ウルトラソウル!ハイ!」を3回、又は4回繰り返し、その際に観客を含めて一緒にジャンプすることが定番となっている。
#: [[ミュージック・ビデオ]]は、バンドが[[東急ホテルズ|羽田東急ホテル]](現在は閉館・解体済)のプールの水上で演奏しているというもの。撮影時期は2月で、1カットずつ撮り終わったらすぐに近くにある巨大ストーブの前に飛んで行ったという。稲葉は、最初はロングコート、途中から半袖のシャツになる。
#: [[ミュージック・ビデオ]]は、バンドが[[東急ホテルズ|羽田東急ホテル]](現在は閉館・解体済)のプールの水上で演奏しているというもの。撮影時期は2月で、1カットずつ撮り終わったらすぐに近くにある巨大ストーブの前に飛んで行ったという。稲葉は、最初はロングコート、途中から半袖のシャツになる。
#: サビの最後の「ウルトラソウル(ハイ!)」というフレーズは、当初の松本の作曲の段階では存在していなかった(稲葉によると「(サビのラストは)もっと流れて行くような感じだった」とのこと)<ref name="msta">[[テレビ朝日]]系『ミュージックステーション』[[2013年]][[6月14日]][[オンエア]]の出演時より</ref>。その後アレンジを進めていくうちに、作詞を担当している稲葉から「タイトルは『ultra soul』でどう?」という話を聞いた松本は、「そのフレーズはイケる!」と感じ、「その部分はみんなで言わなきゃダメでしょ」という思いでサビのラストを現在のフレーズに変更した<ref name="msta" />。
#: サビの最後の「ウルトラソウル(ハイ!)」というフレーズは、当初の松本の作曲の段階では存在していなかった(稲葉によると「(サビのラストは)もっと流れて行くような感じだった」とのこと)<ref name="msta">[[テレビ朝日]]系『ミュージックステーション』[[2013年]][[6月14日]][[オンエア]]の出演時より</ref>。その後アレンジを進めていくうちに、作詞を担当している稲葉から「タイトルは『ultra soul』でどう?」という話を聞いた松本は、「そのフレーズはイケる!」と感じ、「その部分はみんなで言わなきゃダメでしょ」という思いでサビのラストを現在のフレーズに変更した<ref name="msta" />。

2013年10月28日 (月) 15:05時点における版

B'z > 作品リスト > ultra soul
ultra soul
B'zシングル
初出アルバム『GREEN (#1)』
B面 スイマーよ2001!!
ROCK man
リリース
規格 マキシシングル
録音 2000年11月12月
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル Rooms RECORDS
作詞・作曲 稲葉浩志(全作詞)
松本孝弘(全作曲)
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 2001年3月度月間3位(オリコン)
  • 2001年4月度月間4位(オリコン)
  • 2001年度年間11位(オリコン)
  • 登場回数23回(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    RING
    2000年
    ultra soul
    2001年
    GOLD
    (2001年)
    テンプレートを表示

    ultra soul』(ウルトラ・ソウル)は、日本音楽ユニットB'zの31作目のシングル

    概要

    3曲とも打ち込みを多用したポップス路線の楽曲となっている。収録曲それぞれの曲間がほとんど存在せず、全曲が1つの作品としてまとめられている。

    このシングルから3rd beatが収録されるようになった。

    B'zが21世紀に発売したシングルの中では初動・累計共に最高の売上を記録しており、17thシングル「love me, I love you」以来、約6年ぶりにオリコンチャート2週連続1位を獲得した。

    収録曲

    1. ultra soul (3:39)
      世界水泳福岡2001大会公式テーマソング。世界水泳で使用されて以降、テレビ番組のスポーツ(特に水泳)の企画などでこの曲が使用されることが多い。『ミュージックステーションSP』のアゲうたランキング(盛り上がる曲ランキング)、夏うたランキングでも上位をマークした。
      LIVE-GYMでは、ほぼ欠かさない定番曲である[1]。2002年以降からライブで演奏される際はエンディングのアレンジが変更されており、ラストの「ウルトラソウル!ハイ!」を3回、又は4回繰り返し、その際に観客を含めて一緒にジャンプすることが定番となっている。
      ミュージック・ビデオは、バンドが羽田東急ホテル(現在は閉館・解体済)のプールの水上で演奏しているというもの。撮影時期は2月で、1カットずつ撮り終わったらすぐに近くにある巨大ストーブの前に飛んで行ったという。稲葉は、最初はロングコート、途中から半袖のシャツになる。
      サビの最後の「ウルトラソウル(ハイ!)」というフレーズは、当初の松本の作曲の段階では存在していなかった(稲葉によると「(サビのラストは)もっと流れて行くような感じだった」とのこと)[2]。その後アレンジを進めていくうちに、作詞を担当している稲葉から「タイトルは『ultra soul』でどう?」という話を聞いた松本は、「そのフレーズはイケる!」と感じ、「その部分はみんなで言わなきゃダメでしょ」という思いでサビのラストを現在のフレーズに変更した[2]
      レコーディングの際、アコースティックギターの音は当初とずれていたが、「逆にこれが良い」という判断になりそのまま採用されている。
      プロ野球埼玉西武ライオンズ内野手片岡易之が登場曲として使用。
      笑っていいとも!月曜日のコーナー「ウルトラソウル選手権」のBGMに1番のサビ部分だけが使用されている。
      テレビ朝日系列ミュージックステーションでは、「LOVE PHANTOM」「今夜月の見える丘に」「愛のバクダン」と並んで、一番演奏された回数が多い楽曲である。
    2. スイマーよ2001!! (3:27)
      世界水泳福岡2001に合わせて製作された、「スイマーよ!!」のリメイクバージョン。アレンジが変更されている他、新たに歌詞が追加、変更されている。
    3. ROCK man (3:49)
      「ultra soul」と同時期に製作された。曲名の「ROCK man」とは、岩(英語でROCK)のように頑固な(石頭の)男という意味で用いられており、ゲームキャラクターの『ロックマン』とは一切関係がない。
      ベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』ではファン投票23位となり、アルバムに初収録された。この他、『感動ファクトリー・すぽると!』のテーマ曲集にも収録されている。

    「ultra soul」のバージョン違い

    バージョン違いとして、以下のものがある。

    • ultra soul 〜Splash Style〜
      次作32ndシングル「GOLD」の2nd beat。初めはアコースティックギターをメインとしたアレンジで始まり、曲が進むに連れてオリジナルとほぼ同じ曲調になる。
    • ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)
      12thアルバム『GREEN』収録。ギターソロなどが異なるバージョン。
    • Ultra Soul
      iTunes Music Storeで国外限定配信のミニ・アルバム『B'z』収録。2005年に改めて再録したバージョンで、原曲とは異なり生音重視のアレンジになり、ギターソロも変更されている。ちなみに、ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure II"』発売時(2005年)に、iTunes Music Storeにて一時ダウンロード可能な状態になっていたことがある。[3]
    • ultra soul 2011
      18thアルバム『C'mon』に収録。近年のLIVE-GYMで演奏されるアレンジに近い。世界水泳上海2011の番組テーマソングに起用された[1]
    • Ultra Soul (E)
      (実際のタイトルは2007年の「Ultra Soul」と同じであるが、ここでは区別するためB'zのファンクラブの会報誌「Be with」91号にて紹介された「Ultra soul (E)」と記載する。)
      2012年リリースの配信限定アルバム『B'z』に収録。タイトルの「(E)」はEnglishの頭文字で、英語詞になっている。アレンジは「ultra soul 2011」に近い。
      2011年8月31日のリンキン・パークが主催した震災復興支援ライブ「Music for Relief LIVE」での演奏が初披露である[4]

    「ultra soul」の作詞メモ

    2005年に『うたばん』に出演した際、稲葉自筆の作詞メモを公開。お宝鑑定をしたところ、250万円という値が付き、稲葉本人も驚いていた。 鑑定師の前野重雄曰く、作詞時の稲葉の迷いが見えたところが良かったらしい。特に曲名に迷った形跡が見られ、「ultra soul」以外に「super soul」「iron soul」等とメモされていた。なお、資源節約とのことで、歌詞は「New Message」の歌詞が印刷された紙の裏側に書かれており。余談ではあるが、次に松本の所有していたギター(レスポール チェリーサンバースト 1959年製)に作詞メモの8倍の2000万円もの値段が付いてしまう。SMAP中居正広に「稲葉さん、負けちゃいましたね」とイジられ、稲葉は苦笑いしていた。

    タイアップ

    参加ミュージシャン

    収録アルバム

    関連項目

    脚注

    1. ^ 2013年現在、演奏されなかったライブは2006年のプレミアムライブ、「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」の一部会場、「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」、「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」(ホール公演)の一部会場のみ。リリース以降、B'zとしてのライブがなかった2004年を除けば、毎年演奏していることになる。
    2. ^ a b テレビ朝日系『ミュージックステーション』2013年6月14日オンエアの出演時より
    3. ^ 現在はダウンロード不可能。誤配信と思われる。
    4. ^ B’zがLAで叶えた「ねがい」