「岡山県総合グラウンド陸上競技場」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
m プロジェクト‐ノート:サッカークラブでの議論に基づく改名 using AWB
→‎ギャラリー: サポーターの写真を見栄えのする物に変更しました
152行目: 152行目:
Image:Momotaro_std.jpg|正面入口。2010年2月まで付けられていた「桃太郎スタジアム」の愛称が見える
Image:Momotaro_std.jpg|正面入口。2010年2月まで付けられていた「桃太郎スタジアム」の愛称が見える
Image:Momotaro stadium main stand.JPG|メインスタンド
Image:Momotaro stadium main stand.JPG|メインスタンド
Image:Supporter of Fagiano Okayama.JPG|バックスタンド。ファジアーノのサポーターの応援席となっている。
Image:Fagiano Okayama Supporter 2011.05.04.JPG|バックスタンド。ファジアーノのサポーターの応援席となっている。
Image:Momotaro stadium 3.JPG|大型映像装置
Image:Momotaro stadium 3.JPG|大型映像装置
Image:Momotaro stadium looked at from the south.JPG|公園南側からスタジアムを臨む
Image:Momotaro stadium looked at from the south.JPG|公園南側からスタジアムを臨む

2013年10月25日 (金) 13:10時点における版

岡山県総合グラウンド > 岡山県総合グラウンド陸上競技場
岡山県総合グラウンド陸上競技場
kankoスタジアム
メインスタンド
岡山県総合グラウンド陸上競技場の位置（岡山県内）
岡山県総合グラウンド陸上競技場
施設情報
所在地 岡山県岡山市北区いずみ町2-1-11
位置 北緯34度40分50.37秒 東経133度55分10.69秒 / 北緯34.6806583度 東経133.9196361度 / 34.6806583; 133.9196361座標: 北緯34度40分50.37秒 東経133度55分10.69秒 / 北緯34.6806583度 東経133.9196361度 / 34.6806583; 133.9196361
開場 1957年
拡張 2003年5月[1]
所有者 岡山県
運用者 一般社団法人岡山県総合協力事業団
グラウンド 天然芝（106 m × 72 m）
ピッチサイズ 105 m × 68 m
照明 2基
大型映像装置 スーパーカラービジョン
設計者 東畑建築事務所[1]
ドーンデザイン研究所[1]
建設者 竹中工務店・アイサワ工業・蜂谷工業JV[1]
まつもとコーポレーション・重藤組JV[1]
日本技研建設[1]
九電工・中央電気JV[1]
新日本空調・五洋工業JV[1]
三晃空調・インテック共和JV[1]
旧称
岡山県総合グラウンド陸上競技場（-2010年2月）
使用チーム、大会
ファジアーノ岡山（Jリーグ）
山陽女子ロードレース
川崎製鉄水島サッカー部（-1994年）
第17回国民体育大会（1962年）
第60回国民体育大会（2005年）
収容人員
20,000人
アクセス
#アクセスを参照。

岡山県総合グラウンド陸上競技場（おかやまけんそうごう－りくじょうきょうぎじょう）は、岡山県岡山市北区いずみ町の岡山県総合グラウンド内にある陸上競技場。球技場としても使用される。施設は岡山県が所有し、一般社団法人岡山県総合協力事業団が指定管理者として運営管理を行っている。

なお、岡山市北区に本社を置く菅公学生服が命名権（ネーミングライツ）を取得しており、2010年3月1日から「kankoスタジアム」（略称「カンスタ」）の呼称を用いている（後述）[2]。なお、愛称は桃太郎スタジアム（ももたろうスタジアム）である。

日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟するファジアーノ岡山のホームスタジアムとして知られるほか、ジャパンラグビートップリーグなどの試合、各種陸上競技の大会・記録会及び全国大会県予選・選考会などが開催される。

概要

第17回国民体育大会（1962年）の会場として1957年に竣工、陸上競技を中心に全県規模の大会に多く使用されてきた。

第60回国民体育大会（晴れの国おかやま国体、2005年）の主会場として使用することを目的に2001年3月から全面的な改築を開始、2003年5月に竣工した[1]。トータルデザインは地元岡山市出身のプロダクトデザイナー水戸岡鋭治（ドーンデザイン研究所）が担当した[1]。

2005年の国体開催計画当初は、近接する岡山武道館建設時に発掘された津島遺跡が1971年に国の史跡に指定されていたため、岡山市古都南方（上道駅と大多羅駅の中間付近）の用地に建設予定であったが、県の財政難で当競技場の改修に計画を変更した経緯がある。そのため、遺跡を保護する目的で、建物を鉄骨基盤にして軽量化を図った他、遺跡から発掘された調度品と県内のスポーツ選手の資料を集めた展示コーナー「遺跡&スポーツミュージアム」を併設し、2008年度に津島遺跡が復元された。また、環境を考慮してスタジアム周辺の樹木は伐採せず、そのまま保存している。

沿革

  • 1955年 山口県との誘致合戦の末に国民体育大会の開催が決定。その後、陸軍練兵場跡地にプール・体育館・球技場等と共に建設が始まる
  • 1957年 開場
  • 2001年3月 改築工事着工。
  • 2003年5月 竣工、岡山県総合グラウンド陸上競技場の愛称が岡山県に伝わる童話にちなみ「桃太郎スタジアム」になる
  • 2010年3月 ネーミングライツで「kankoスタジアム」に名称変更

施設設備

  • 日本陸上競技連盟第1種公認
  • 陸上用トラック：400m×9レーン（全天候舗装）
  • 天然芝フィールド：106m×72m
  • 雨天走路（バックスタンド下に設置）
  • 大型映像装置（スーパーカラービジョン）
  • ナイター設備：照明塔2基・メインスタンド庇先端部投光器(1,500Lx)
  • 収容人員：20,000人(メインスタンド約8,200人、バックスタンド約7,400人、コーナースタンド=芝生席)
  • 太陽光発電を採用

補助グラウンド

  • 陸上用トラック：400m×8レーン（全天候舗装）
  • 天然芝フィールド：106m×72m

施設命名権

2009年11月19日、岡山市北区に本社を置く尾崎商事（当時。現商号：菅公学生服）が命名権を取得した（2010年3月1日から5年間、年額1,000万）[3][4]。2010年3月1日より、「kankoスタジアム」（略称「カンスタ」）の呼称を用いている

行事

陸上競技

  • 4月
    • 県陸上記録会（国体選手選考会）
  • 5月
    • 県高校総体備前地区予選会
    • 県障害者スポーツ大会
    • 中国四国学生陸上競技対校選手権大会
  • 6月
    • 県高校総体（全国高校総体県予選会・国体選手選考会）
    • 県中学生陸上競技選手権大会（国体選手選考会）
    • 県陸上競技選手権大会（国体選手選考会）
  • 7月
    • 岡山県学童陸上フェスティバル
    • 県中学校総体（全日本中学校予選会）
    • 通信陸上岡山大会（国体選手選考会）
  • 8月
    • 中国五県対抗陸上競技選手権大会
    • 県高校陸上競技選手権大会
  • 9月
    • 県ジュニア陸上競技選手権大会
  • 10月
    • 岡山陸上カーニバル
  • 11月
    • 県学童陸上競技大会
    • 県中学校秋季陸上競技大会
  • 12月

以上、岡山陸上競技協会HP（2011年度）より抜粋

サッカー・その他

過去に行われた主なイベント

アクセス

電車

  • JR岡山駅西口から北へ徒歩約20分（約1.5 km）[5]。

バス

  • JR岡山駅東口・7番乗り場から岡電バス・中鉄バス 津高台団地行、国立病院行、免許センター行、「岡山大学筋」で下車[5]。
  • JR岡山駅西口・22番乗り場から岡電バス、岡山理科大学行「岡山放送前」で下車[5]。
  • 岡山駅西口から岡山大学方面へ徒歩約15分。

自動車

その他

  • ファジアーノはホームゲーム開催時に北長瀬駅前の臨時駐車場から無料シャトルバスを運行している。
詳細は「ファジアーノ岡山公式サイト」を参照

岡山県総合グラウンド内のその他施設

ギャラリー

  • 正面入口。2010年2月まで付けられていた「桃太郎スタジアム」の愛称が見える
    正面入口。2010年2月まで付けられていた「桃太郎スタジアム」の愛称が見える
  • メインスタンド
    メインスタンド
  • バックスタンド。ファジアーノのサポーターの応援席となっている。
    バックスタンド。ファジアーノのサポーターの応援席となっている。
  • 大型映像装置
    大型映像装置
  • 公園南側からスタジアムを臨む
    公園南側からスタジアムを臨む
  • メインスタンド側からフィールドを臨む
    メインスタンド側からフィールドを臨む
  • 公園内に復元された津島遺跡
    公園内に復元された津島遺跡

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 「岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム」『近代建築社』2004年1月。 
  2. ^ Kankoは旧尾崎商事時代の2013年7月まで使用されていたブランド名を使用している（現在のブランド名はKANKO）。
  3. ^ "岡山県総合グラウンド陸上競技場のネーミングライツ取得について" (Press release). 菅公学生服株式会社. 19 November 2009. 2013年8月29日閲覧。
  4. ^ 県総合グラウンド陸上競技場に係る命名権者の決定 (PDF) 岡山県土木部都市計画課 2009年11月19日
  5. ^ a b c d e アクセス 公式サイト 2013年7月21日閲覧

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、岡山県総合グラウンド陸上競技場に関連するカテゴリがあります。
先代
八橋陸上競技場
（秋田市） 		国民体育大会
主競技場
岡山国体 (1962年) 		次代
県営陸上競技場
（山口市）
先代
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
（熊谷市） 		国民体育大会
主競技場
晴れの国おかやま国体 		次代
ユニバー記念競技場
（神戸市）
▲…フットボール（球技）専用スタジアム
※…2024年シーズンのリーグ公式戦開催予定なし（登録のみ）
J1
J2
J3
その他
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=岡山県総合グラウンド陸上競技場&oldid=49527547」から取得