「おうふう」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
2行目: | 2行目: | ||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
創業者は[[及川篤二]](2010年没)。[[國學院大學]]出身で、学生時代に、南雲堂桜楓社として創業し、のちに桜楓社として独立する。南雲堂が発祥母胎となる出版社ということになる。創業期に、中西進著『万葉集の比較文学的研究』を刊行、昭和45年、学士院賞を受賞した。 |
創業者は[[及川篤二]](2010年没)。[[國學院大學]]出身で、学生時代に、南雲堂桜楓社として創業し、のちに桜楓社として独立する。[[南雲堂]]が発祥母胎となる出版社ということになる。創業期に、中西進著『万葉集の比較文学的研究』を刊行、昭和45年、学士院賞を受賞した。 |
||
南雲堂から独立した出版社としては英潮社がある。 |
南雲堂から独立した出版社としては英潮社がある。 |
2013年9月20日 (金) 10:02時点における版
おうふうは、東京都千代田区にある出版社で、国語学や国文学などに関する著作を刊行している学術出版社。旧社名の桜楓社でも知られている。桜楓社という社名は、日本大学の国文学者・鈴木知太郎がつけた。
概要
創業者は及川篤二(2010年没)。國學院大學出身で、学生時代に、南雲堂桜楓社として創業し、のちに桜楓社として独立する。南雲堂が発祥母胎となる出版社ということになる。創業期に、中西進著『万葉集の比較文学的研究』を刊行、昭和45年、学士院賞を受賞した。
南雲堂から独立した出版社としては英潮社がある。
資料集的な書籍よりも、著者の研究を研究書として世に出すということをあくまで大きな柱としていた。及川氏にすすめられて単著を書き上げ、それが評価された学者は多い。
双文社、ひつじ書房、翰林書房などは桜楓社から独立した出版社である。
会社情報
- 所在地 - 東京都千代田区猿楽町1-3-1
- 資本金 - 4900万円
沿革
主な出版物
著作集
- 松前健著作集(全12巻・別巻1)
- 青木生子著作集(全12巻)
- 吉田精一著作集(全25巻・別巻2)
- 櫻井満著作集(全10巻・別巻1)
- 菅野雅雄著作集(全6巻・別冊1)
辞典・事典
- 『日本民俗語大辞典』
- 『和歌文学辞典』
- 『古事記事典』
- 『上代文学研究事典』
- 『近代作家研究事典』
その他
- 『源氏物語別本集成』、『源氏物語別本集成 続』
関連項目
- 出版人
- 学術出版
- 国語・国文学図書総目録刊行会
- 言語学出版社フォーラム
- 日本の出版社一覧
- 南雲堂
- ブレーン出版
- 白帝社
- ひつじ書房
- 翰林書房
- 双文社出版
- 学術賞
- 学士院賞
- 西沢爽
- 臼田甚五郎
- 中西進
- 風巻景次郎
外部リンク
- 公式サイト
- 「日本伝統音楽研究センター所報6号」 - 中西進氏が及川氏に本を書いてくれと言われた経緯の記述アリ