「ドイツ公共放送連盟」の版間の差分
SantoshBot (会話 | 投稿記録) m r2.7.3) (ロボットによる 追加: kk:ARD |
m r2.7.2) (ロボットによる: カテゴリ変更 ko:ARD (방송사)→ko:ARD |
||
62行目: | 62行目: | ||
[[it:ARD]] |
[[it:ARD]] |
||
[[kk:ARD]] |
[[kk:ARD]] |
||
[[ko:ARD |
[[ko:ARD]] |
||
[[ku:ARD]] |
[[ku:ARD]] |
||
[[la:ARD]] |
[[la:ARD]] |
2012年12月26日 (水) 18:40時点における版
形態 | 放送 ラジオ, テレビ・オンライン |
---|---|
国 | ドイツ |
視聴可能 |
国内 国際 |
開局 | 1950年6月5日 |
公式サイト | www.ard.de |
ドイツ公共放送連盟 (ドイツ語: Arbeitsgemeinschaft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland 略称:ARD(アー・エル・デー)) は、ドイツの公共放送。ドイツ国内にある9つの地方公共放送団体とともにテレビ・ラジオ放送のネットワークを構成し、その中で“ErstesDeutschesFernsehen”(第1ドイツテレビ)という放送局を運営する。尚、実際には短縮した名称の"Das Erste"(第一)が使われている。
ドイツではナチス時代に世論操作にメディアを利用した反省から、第二次大戦後、連邦政府は放送に介入してはならないこととなり、放送は各州が所管することとなっている。
受信料制度を採用しており、徴収された6割がARDに、残りの4割がもう一つの公共放送局であるZDF(ツェット・デー・エフ、第2ドイツテレビ)に分配される。2005年度からの年間受信料は204.36ユーロと、約5%値上げとなる。ARDとZDFは制作費の高騰などを理由に12%以上の引き上げを申請したが、一部の州の反対に遭い抑えられた格好である。なお広告放送も行っているが、1日に20分以内でかつ、午後8時までと厳しい規制が掛けられており、総収入の数%に留まっている。
日本ではNHK BS1で毎週日曜日の朝8時台に、ニュース番組「tagesschau」(ターゲスシャウ:現地土曜日夜8時放映分)を通訳つきで放送している。なお平日朝に同チャンネルで放送されるZDFのニュース番組「heute」(ホイテ:毎夜7時放送)が何らかの事情で放送できない場合やニュースの速報性が重視される場合、代わりに「tagesschau」が放送される。
ドイツの地方放送団体
- バイエルン放送(BR、Bayerischer Rundfunk) バイエルン州:本部ミュンヘン
- ヘッセン放送(HR、Hessischer Rundfunk) ヘッセン州:本部フランクフルト
- 中部ドイツ放送(MDR、Mitteldeutscher Rundfunk) ザクセン=アンハルト州、テューリンゲン州、ザクセン州:本部ライプツィヒ
- 北ドイツ放送(NDR、Norddeutscher Rundfunk ) ニーダーザクセン州、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ハンブルク都市州:本部ハンブルク
- ラジオブレーメン(RB、Radio Bremen) ブレーメン都市州:本部ブレーメン
- ベルリン・ブランデンブルク放送(RBB、Rundfunk Berlin-Brandenburg) ベルリン都市州、ブランデンブルク州:本部ポツダム
- ザールラント放送(SR、Saarländischer Rundfunk) ザールラント州:本部ザールブリュッケン
- 南西ドイツ放送(SWR、Südwestrundfunk) ラインラント=プファルツ州、バーデン=ヴュルテンベルク州:マインツ、バーデンバーデン、シュトゥットガルトの3都市に本部を置く。
- 西ドイツ放送(WDR、Westdeutscher Rundfunk) ノルトライン=ヴェストファーレン州:本部ケルン
各地方放送団体は、ARD (Das Erste)、ZDFに次ぐ第三の地方向け公共テレビチャンネルなども運営している。またバイエルン放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団といった専属の放送オーケストラや合唱団などを抱え、音楽面でも重要な役割を果たしている団体が多い。
主要な番組
- Tagesschau
- ハラルド・シュミット(社会派コメディー)
外部リンク
- ARD(ドイツ語版)
- Tagesschau(過去数年分の「tagesschau」を動画で視聴できる。ドイツ語・英語に加え、在住移民が多いトルコ語にも対応)
- Das ARD-Radio-Feature (ラジオフィーチャー)