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2006年2月14日 (火) 10:36時点における版
バルムンク (Balmung)は、ニーベルンゲンの歌に登場する剣。
幅広で、黄金の柄には青い宝玉が埋め込まれ、鞘は金色の打紐で巻き上げた宝剣である。
北欧神話のグラム、ニーベルングの指輪のノートゥングに相当する。
本来はニーベルンゲン族の宝だったが、財宝の分配を巡って争ったジークフリートが奪い取り、ニーベルンゲン族を斬り捨てるのに使う。
その後、ジークフリートの愛剣として、数々の軍功を挙げた。
ジークフリートが暗殺された後、ハーゲンはニーベルンゲンの財宝をライン川に沈めるが、バルムンクだけはとっておき、自分の剣とした。
その後、ハーゲンを捕らえたクリームヒルトは、バルムンクでハーゲンの首を刎ね、夫の復讐を果たした。