「マンガ日本経済入門」の版間の差分
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2012年12月19日 (水) 08:44時点における版
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『マンガ日本経済入門』（マンガにほんけいざいにゅうもん）は、1986年11月に日本経済新聞社から出版された石ノ森章太郎作の経済学習漫画。
第33回（昭和62年度）小学館漫画賞と第17回(1988年)日本漫画家協会賞大賞の受賞作とで、アニメ化もされた。
漫画
全4巻で、全巻ハードカバーの描き下ろし。発行部数は全4巻通計で200万部。1巻から3巻の合計で1987年の年間ベストセラーの4位を記録し、学習漫画は子供向けというそれまでの常識を覆す大人向けの学習漫画という新ジャンルを開拓して出版界のトピックにもなった。本作のヒットに便乗して、様々な事象を解説する大人向けの情報漫画や解説漫画が発売される流行も生じた[1][2]。
各巻ごとに独立した設定で扱う主題も登場人物も異なる。『マンガ日本経済入門』では商社マン、以下各巻では銀行員、国際会計事務所の会計士、経済企画庁の官僚と国会議員らを中心に話が展開する。
1巻は石ノ森章太郎名義で発表されたが、石ノ森は作画に全くタッチしていない。1巻が予想外のヒットを飛ばしたことで2巻からは石ノ森が描いている[1]。
テレビアニメ版
企画・製作はナック（現・ICHI）。1987年10月13日から翌年3月29日まで、テレビ東京系列にて放送された（全25話）。
なお、本作は、火曜夜10(22)時からの30分番組として放送された。当時、『ノンフィクションアワー・日本誕生』（日本テレビ、1970年）や『花の係長』（毎日放送、1976年）、『ドタンバのマナー』（フジテレビ、1984年）に次ぐ夜10(22)時台のアニメーション番組として話題になった。
因みにOP映像では、実写とアニメとが併用されている。
登場人物：配役
スタッフ
- 企画：西野聖市（ナック）
- 原作：石ノ森章太郎
- 原案監修：足立和之、内田勝晴
- シリーズ構成：山田隆司
- 総作画監督：増田信博
- 美術監督：長尾仁
- シリーズディレクター：川田武範
- プロデューサー：中村経臣（テレビ東京）、久岡敬史（ナック）
- 脚本：山田隆司、雪室俊一、丸尾みほ、松岡清治、深見弘
- キャスティング協力：アーツビジョン
- 絵コンテ：川田武範、落合正宗、鈴本道夫、浅田裕二、木暮輝夫、秦義人、前園文夫、山崎勝彦、大関雅幸
- 演出：川田武範、落合正宗、鈴本道夫、山崎友正、浅田裕二、木暮輝夫、内藤賢二、熊坂礼次、大関雅幸、奥井裕
- 作画監督：増田信博、紫すみれ、三浦清継、花輪弘昌、木暮輝夫、村上勉、山崎勝彦、落合正宗、忌元譲、佐久間信計、谷口守泰
- 原画：増田信博、河村信道、松村尚雄、村井広宣、佐伯哲也、渡辺勝利、吉田恵子、槌田幸一、三浦清継、木内良子、横溝達男、瀬沼靖治、村上勉、藤田麻貴、牧由尚、山崎勝彦、大西克美、大森貴弘、飯島傑、水野祥司、佐藤朗、山内富夫、小村井修、忌元譲、金沢勝真、渡部政勝、川嶋明、佐久間信計、佐久間しげこ、奥村吉昭、沖本日出子、森中正春、牧野田友康、古沢日出夫、木暮輝夫、橘知津子、福山映二、斉藤弘行、杉浦千理
- 動画：E&G、みゆきプロ、スタジオ雲雀、スタジオムサシ、アトリエふくろう
- 動画チェック：豊岡督、甲賀梟、原育子、粟井重紀、木暮輝夫、吉田理、阿部伊智郎、香川哲生、福山映二、金子光隆、亜位忠士、坂井文雄、入江篤
- 背景：アトリエ11 （堀内雅人、橘辰雄、辻幸起、牧野浩道）
- 色指定：森田晴美、鈴木聡子、水ノ上真二、嶋村洋一、上谷秀夫、塚田文子
- 特殊効果：中島正之、隈部昌二、磯野松子、前川孝、義山正夫、塚崎透、渡想康太
- 色彩設定：松本真司
- 音響監督：本田保則
- 実写監督：斉藤明子
- 録音：太田克己
- 効果：片岡陽三
- 撮影：金子仁、倉田佳美（東京アニメーションフィルム）
- 編集：木田伴子
- タイトル：マキ・プロ
- スタジオ：映広音響
- 現像：東京現像所
- 製作担当：長谷川稔、野間琢也、西野範子
- 製作進行：安原正晃、倉岡裕之、渡邊哲哉、井上謙二、村上元、中村尚人
- 制作デスク：本間田津江
- 製作協力：スタジオ・ムサシ、石森プロ、IVSテレビ制作、ナック映画
- 製作：テレビ東京、ナック（Knack）
主題歌
- OP：『MANY THANKS ～心のままに～』
- ED：『SWEET SOUL MUSIC』
- 主題歌のCDは、日本コロムビアより発売された。
出典
関連項目
- ラブひな（こちらも夜10(22)時台のアニメとして話題になった。）
| テレビ東京系 火曜22:00枠 | ||
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マンガ日本経済入門
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