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『'''雅歌'''』(がか、{{lang-he|שיר השירים}} Šīr-hašŠīrīm シール・ハッ=シーリーム, {{lang-de-short|Hohes Lied}}, {{lang-en-short|the Song of Songs}} あるいは the Song of Solomon)は[[ヘブライ聖書]]の中の一編。
『'''雅歌'''』(がか、{{lang-he|שיר השירים}} Šīr-hašŠīrīm シール・ハッ=シーリーム, {{lang-de-short|Hohes Lied}}, {{lang-en-short|Song of Songs}} あるいは the Song of Solomon)は[[ヘブライ聖書]]の中の一編。


男女の[[恋]]の歌であり、[[ユダヤ教]]では「[[諸書]]」のうちに入る。[[キリスト教]]では伝統的に[[預言書]]の前に置かれる。恋愛と男女の賛美を歌い上げる詩であるため、扱いをめぐって古来から議論が絶えなかったが、さまざまな経緯を経て正典におさめられた。キリスト教においては伝統的に比喩的に解釈して「[[キリスト]]と[[教会]]の関係」を歌う歌であるという解釈がされてきた。ある意味、異色の作品である。
男女の[[恋]]の歌であり、[[ユダヤ教]]では「[[諸書]]」のうちに入る。[[キリスト教]]では伝統的に[[預言書]]の前に置かれる。恋愛と男女の賛美を歌い上げる詩であるため、扱いをめぐって古来から議論が絶えなかったが、さまざまな経緯を経て正典におさめられた。キリスト教においては伝統的に比喩的に解釈して「[[キリスト]]と[[教会]]の関係」を歌う歌であるという解釈がされてきた。ある意味、異色の作品である。

2012年11月29日 (木) 01:04時点における版

雅歌』(がか、ヘブライ語: שיר השירים‎ Šīr-hašŠīrīm シール・ハッ=シーリーム, : Hohes Lied, : Song of Songs あるいは the Song of Solomon)はヘブライ聖書の中の一編。

男女のの歌であり、ユダヤ教では「諸書」のうちに入る。キリスト教では伝統的に預言書の前に置かれる。恋愛と男女の賛美を歌い上げる詩であるため、扱いをめぐって古来から議論が絶えなかったが、さまざまな経緯を経て正典におさめられた。キリスト教においては伝統的に比喩的に解釈して「キリスト教会の関係」を歌う歌であるという解釈がされてきた。ある意味、異色の作品である。

1:1に「ソロモンの雅歌」として、ソロモン王の作であるとされる。

内容は花嫁と花婿の詩、娘たちの合唱などが組み合わされている。


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