「国道350号」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
* 起点 : 新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番2(本町交差点 = [[国道7号]]・[[国道8号]]など起点、[[国道17号]]・[[国道116号]]など終点)
* 起点 : 新潟県新潟市中央区本町通七番町1054番2([[本町交差点 (新潟県)|本町交差点]] = [[国道7号]]・[[国道8号]]など起点、[[国道17号]]・[[国道116号]]など終点)
* 終点 : 新潟県上越市大字下源入字橋向177番4(下源入交差点 = 国道8号交点、国道18号終点)
* 終点 : 新潟県上越市大字下源入字橋向177番4(下源入交差点 = 国道8号交点、国道18号終点)
* 陸上距離 : 50.1[[キロメートル|km]](新潟市起点 - 三和町交差点1.3km、[[両津港]] - [[小木町|小木港]]46.6km、[[直江津港]] - 上越市終点2.2km)
* 陸上距離 : 50.1[[キロメートル|km]](新潟市起点 - 三和町交差点1.3km、[[両津港]] - [[小木町|小木港]]46.6km、[[直江津港]] - 上越市終点2.2km)
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== 接続路線 ==
== 接続路線 ==
新潟市中央区
新潟市中央区
: ※起点・本町交差点 - 東港線十字路間、[[国道7号]]([[国道8号]]、[[国道17号]]、[[国道113号]]含む)との重複区間
: ※起点・[[本町交差点 (新潟県)|本町交差点]] - 東港線十字路間、[[国道7号]]([[国道8号]]、[[国道17号]]、[[国道113号]]含む)との重複区間
* [[国道116号]]([[国道289号]]、[[国道402号]]含む)(本町交差点)
* [[国道116号]]([[国道289号]]、[[国道402号]]含む)(本町交差点)
* [[新潟県道565号郷土資料館線]](同)
* [[新潟県道565号郷土資料館線]](同)

2012年5月9日 (水) 02:48時点における版

日本の道路 > 一般国道 > 国道350号
一般国道
国道350号標識
国道350号
路線延長 約200 km
陸上区間 50.1 km
海上区間 145 km
起点 新潟市中央区
主な
経由都市
佐渡市
終点 上越市
接続する
主な道路
記法
国道8号
国道18号
国道113号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

国道350号(こくどう350ごう)は、新潟県新潟市中央区から佐渡市佐渡島)を経由して、新潟県上越市に至る一般国道

概要

佐渡島内唯一の国道。新潟港 - 両津港67km、小木港 - 直江津港78kmの計145kmは海上区間であり、この区間を航行する佐渡汽船の2航路が国道を兼ねる。佐渡汽船両航路のカーフェリーのデッキ部には国道航路350号と書かれたパネルが設置されている。

かつて新潟市中央区の万代島地内には当国道の単独区間が存在したが、万代島地区で行われた再開発事業や柳都大橋の建設事業により、三和町 - 万代島間は旧道を全廃して臨港道路(新潟港臨港道路万代島埠頭線)として整備された。この区間の建設事業は国土交通省が実施し、開通後の管理業務は引き続き新潟県新潟地域振興局が担うことになったが、管理部局は指定区間以外の国道と県道を管理する同局地域整備部から、新潟港の港湾施設を管理する同局新潟港湾事務所に移管した。新潟市は2007年4月1日政令指定都市へ移行したため、国県道の管理業務は県から新潟市に移管しているが、臨港道路は港湾施設に該当するため管理権は港湾管理者にあり、政令市移行後も引き続き新潟港湾事務所が管理業務を行っている。このため当国道の新潟市中央区内の区間は、他国道との重複区間のみとなっている。

佐渡島内のうち、両津港から国仲平野を横断し、佐渡市役所のある金井を経て、島西側の経済・文教の拠点である佐和田までの区間は佐和田以西の県道45号県道31号と合わせて本線(ほんせん)と呼ばれており、両津地区と国・県の出先機関が多く置かれている相川地区とを結ぶ幹線道路としても機能している。350号は佐和田から島西側を南下し、真野を経て小木港に至る。なお佐渡島内の両津港・小木港周辺部も新潟港周辺部と同様、臨港道路の整備進捗によって、当国道の区間と佐渡汽船のターミナルビルとは直接接続しない構造となっている。当国道の佐渡島内の区間は県佐渡地域振興局地域整備部が管理業務を行っているが、臨港道路の管理業務は同部の港湾空港庁舎が担当している。

上越市内の区間は佐渡汽船直江津港ターミナルから南下し、国道8号直江津バイパス・国道18号上新バイパスと交差する下源入地内で終点となる。なお直江津港周辺部は前出3箇所と異なり、地上区間は佐渡汽船のターミナルビルの敷地と直接接しており、臨港道路を介さずに接続している。

通過する市町村

接続路線

新潟市中央区

※起点・本町交差点 - 東港線十字路間、国道7号国道8号国道17号国道113号含む)との重複区間
※東港線十字路 - 三和町交差点間、国道113号との重複区間
  • 国道113号〈東港線〉(三和町交差点)
※三和町交差点 - 万代島・佐渡汽船新潟港ターミナル間、新潟港臨港道路万代島埠頭2号線・1号線にて連絡

佐渡市

※両津湊地内(佐渡汽船両津港ターミナル - 両津支所前交差点間)、両津港臨港道路にて連絡
※小木地内(栄町十字路 - 佐渡汽船小木港ターミナル間)、小木港臨港道路にて連絡

上越市

バイパス

  • 新潟港臨港道路万代島埠頭2号線・1号線<万代島臨港道路>(新潟市中央区三和町 - 同区万代島・佐渡汽船新潟港ターミナル)
1981年、佐渡汽船のターミナル移転に伴い新設区間として指定。新潟県による万代島再開発事業の進捗に伴い、佐渡汽船ターミナル付近以外の旧道区間を全廃して朱鷺メッセ等の建設用地に充当され、2002年に新経路が竣工した。
  • 両津港臨港道路(佐渡市両津湊 - 同市両津夷)
  • 両津バイパス(佐渡市)
未開通
  • 国仲バイパス(佐渡市大和 - 同市中原)
大和 - 佐渡高校入口交差点間(事業全体延長8.65km)。現供用区間は同市中興 - 長木間(延長1.96km、新潟県道194号辰巳中興線(金丸線)交点 - 佐渡市道八幡幹線3号線間)。その他区間は事業中で未開通。
  • 佐和田バイパス(佐渡市中原 - 同市窪田)
佐渡高校入口交差点 - 窪田交差点間。
  • 小木港臨港道路(佐渡市小木地内)

別名・通称

  • 本線(佐渡市両津夷 - 同市窪田)
夷二ノ町交差点 - 窪田交差点間

交通量

平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

  • 佐渡市夷三ノ町 : 9,176

関連項目

外部リンク