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2012年2月3日 (金) 09:58時点における版

ドリア (Doria) は、を使った料理のひとつ。ピラフなど米飯の上にベシャメルソース(ホワイトソース)をかけてオーブンで焼いた料理[1]

概要

1926年に開業した横浜ホテルニューグランドの初代総料理長、サリー・ワイルが創作した料理。米飯に芝エビのクリーム煮をのせ、チーズをかけてオーブンで焼き上げたものが現在のドリアの始まり。

このドリアとは別に、イタリアの貴族・ドリア一族のためにパリのレストランが創作した、イタリア国旗の三色にちなんでトマトキュウリ鶏卵などの材料を使って作られた料理もあり、フランス料理では通常「ドリア風」といった場合、キュウリを添えることを意味する。

ミートドリア

一般的な調理法としては、バターを塗った耐熱容器にバターライスまたはピラフを盛り、ベシャメルソース(ホワイトソース)で覆い、その上から削ったパルメザンチーズをふりかけ、表面に焦げ色がつくまでオーブンで焼く。

エビイカをいれたものはシーフードドリア、鶏肉をいれたものはチキンドリアと呼ばれるなど、具材によって様々な呼ばれ方をされるが、ライスグラタンと呼ばれることもある。

参考文献

  • 高橋清一『横浜流―すべてはここから始まった』東京新聞出版局、2005年。ISBN 4808308347OCLC 170029418 
  • Georges Auguste Escoffier 著、角田明 訳『エスコフィエフランス料理』柴田書店、1969年。OCLC 703794136 

関連項目

脚注

  1. ^ "ドリア". デジタル大辞泉. JapanKnowledge(Yahoo!辞書). 2012年1月17日閲覧