「アグスタウェストランド AW159」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Klabr (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
ChuispastonBot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: es:AgustaWestland AW159
94行目: 94行目:
[[Category:イギリスの軍用機]]
[[Category:イギリスの軍用機]]


[[it:AgustaWestland AW159]]
[[da:AgustaWestland AW159]]
[[da:AgustaWestland AW159]]
[[de:AgustaWestland AW159]]
[[de:AgustaWestland AW159]]
[[en:AgustaWestland AW159]]
[[en:AgustaWestland AW159]]
[[es:AgustaWestland AW159]]
[[it:AgustaWestland AW159]]
[[ko:아구스타웨스트랜드 AW159]]
[[ko:아구스타웨스트랜드 AW159]]
[[pt:AgustaWestland AW159]]
[[pt:AgustaWestland AW159]]

2011年12月5日 (月) 19:42時点における版

アグスタウェストランド AW159

第47回ファーンボロー国際航空ショーで公開された機体

第47回ファーンボロー国際航空ショーで公開された機体

アグスタウェストランド AW159 リンクス・ワイルドキャット英語: AgustaWestland AW159 Lynx Wildcat)は、アグスタウェストランド社が開発した双発の中型ヘリコプター。当初はフューチャー リンクス: Future Lynx)と称されていた。現用中のアグスタウェストランド リンクスを発展させて開発されており、陸軍では汎用ヘリコプター、海軍では哨戒ヘリコプターとしての運用を予定している。

イギリス陸・海軍は、2001年ごろより、それぞれが運用するリンクス・ヘリコプターの更新を狙って、それぞれBLUH(Battlefield Light Utility Helicopter)およびSCMR(Surface Combatant Maritime Rotorcraft)と称される計画を進めていた。2003年から2004年にかけて、両者の共通性を高める決定が下され、同一の機体をベースとすることとされた。アグスタウェストランド社は、スーパーリンクス300をベースに発展させた機体としてフューチャー リンクスを開発しており、これをBLUH/SCMR計画に対して提示した。同社が開発し、イギリス海軍が既に運用していたアグスタウェストランド AW101は、BLUH/SCMR計画においては大きすぎ、高価すぎると考えられた。有力な対抗馬としては、大陸のユーロコプター社を中核として開発されたNFH90があり、性能的にはこちらが優れていると考えられていたが、既存の運用基盤を流用できることとコスト的な面が評価され、2006年6月、イギリス国防省は、フューチャー リンクスの採用を発表した。初号機の製作は2007年10月より開始され、2009年11月に初飛行を行なった。

AW159のエアフレームは、基本的にはスーパーリンクス300をベースとしたものとなっているが、ローターブレードをはじめとして、各所に複合材料が多用されている。エンジンは、スーパーリンクス300と同じくCTS800-4Nが搭載された。また、アビオニクスも刷新されており、グラスコックピット化されたほか、海軍仕様では戦術データ・リンクにも対応するとされている。

性能・主要諸元

出典: AgustaWestland. “AW159 - Technical Data” (英語). 2011年8月9日閲覧。

諸元

性能

  • 最大速度: 296 kph (160 kt)
  • フェリー飛行時航続距離: 963 km (520 nmi)
  • 実用上昇限度: IGE: 3050m, OGE: 1,580m (IGE: 10,000ft, OGE: 5,200ft)


お知らせ。 使用されている単位の解説はウィキプロジェクト 航空/物理単位をご覧ください。

出典