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2005年12月28日 (水) 12:23時点における版
コードレス電話 (コードレスでんわ) は、固定電話回線などに接続された親機と子機との間を無線通信で結ぶ電話システムである。親機(基地局)を加入者が設置する点が携帯電話などと異なる。
1979年4月に、旧日本電信電話公社によりレンタルで提供開始された。1987年のコードレス電話機の販売自由化以降普及した。
アナログコードレス電話
仕組み
コードレス電話の親機・子機それぞれに異なるID(識別符号)が割り当てられており、親機に子機を登録することで使用可能となる。これにより、不正使用を防いでいる。
マルチチャネルアクセス無線方式であり、他の無線局が使用していないか確かめてから電波を発信するキャリアセンス機能で混信を避ける。
小電力コードレス電話
電波法施行規則に定められた周波数・出力電力の小電力電波を使用するものである。
出力電力は10mW、周波数は親機380.2125~381.3125MHz・子機235.8625~254.9625MHzである。また、周波数変調であるため秘話機能が無い場合傍聴される恐れがある。無線機さえ用意すれば、半径50mくらいなら簡単に盗聴できてしまうので、注意が必要である。
事業所コードレス電話と呼ばれる、企業などの内線電話として多数の親機を設置して構内の各場所での通話を可能にしたシステムもあったが、2000年代に入り、構内PHSシステムや無線IP電話(IPセントレックス)に置き換えられるようになった。
微弱電力コードレス電話
電波法施行規則に定められた出力電力以下の微弱電波を使用するものである。小電力コードレス電話に比べ、通話可能な親機と子機との距離が短く、音質が悪い。
1990年代の小電力コードレス電話の価格低下に伴い、ほとんど製造されなくなった。
デジタルコードレス電話
PHS(第二世代デジタルコードレス電話)
PHSの項を参照。
2.4GHz帯デジタルコードレス電話
日本国内では2005年現在、パナソニックコミュニケーションズと、パイオニアコミュニケーションズが家電として発売中。PHSと互換性はない。
ISMバンドの2.4GHz帯を利用する。FHSS-WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠。
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