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==来歴・人物==
==来歴・人物==
[[桐朋女子高等学校]]音楽科卒業後18歳で[[ドイツ]]に渡り、北西ドイツ音楽アカデミーに学ぶ。エッセン市立交響楽団、[[フランクフルト放送交響楽団]]を経て、[[ケルン放送交響楽団]]の首席オーボエ奏者を務めた。日本でもオーボエ奏者の第一人者として知られている。父は名テノール、[[宮本正]]。桐朋高校での師は[[鈴木清三]]、ドイツでの師は[[ヘルムート・ヴィンシャーマン]]。
[[桐朋女子高等学校]]音楽科卒業後18歳で[[ドイツ]]に渡り、北西ドイツ音楽アカデミーに学ぶ。エッセン市立交響楽団、[[フランクフルト放送交響楽団]]を経て、[[ケルン放送交響楽団]]の首席オーボエ奏者を務めた。日本でもオーボエ奏者の第一人者として知られている。父は名テノール、[[宮本正]]。桐朋高校での師は[[鈴木清三]]、ドイツでの師は[[ヘルムート・ヴィンシャーマン]]。

日本でのデビューは[[1972年]]末に行った、クラリネットの[[村井祐児]]その他のグループでの室内楽演奏会。翌[[1973年]]夏に初のリサイタルを行い、その後ドイツ在任中も頻繁に日本でのリサイタル、室内楽、ポップ・ライヴなどを続けた。[[サイトウ・キネン・オーケストラ]]の主要メンバーでもあった。
日本でのデビューは[[1972年]]末に行った、クラリネットの[[村井祐児]]その他のグループでの室内楽演奏会。翌[[1973年]]夏に初のリサイタルを行い、その後ドイツ在任中も頻繁に日本でのリサイタル、室内楽、ポップ・ライヴなどを続けた。[[サイトウ・キネン・オーケストラ]]の主要メンバーでもあった。


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== CM出演 ==
== CM出演 ==
* [[サッポロビール]] [[ヱビスビール|ヱビス<ザ・ホップ>]] 『グリーンベンチ篇』 (2007年4月 - ) [[宮本笑里]]と共演
* [[サッポロビール]][[ヱビスビール|ヱビス<ザ・ホップ>]]」「グリーンベンチ篇(2007年4月 - ) 宮本笑里と共演


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
[http://miyamotofumiaki.com/ 宮本文昭公式サイト]
* [http://miyamotofumiaki.com/index.html 宮本文昭公式サイト]


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2011年9月17日 (土) 14:19時点における版

宮本 文昭(みやもと ふみあき、 1949年11月3日 - )は、日本の元オーボエ奏者で、東京音楽大学教授。2007年3月31日にオーボエ奏者を引退した。東京都港区出身。ジャパンアーツ所属。指揮者としても活動している。

来歴・人物

桐朋女子高等学校音楽科卒業後18歳でドイツに渡り、北西ドイツ音楽アカデミーに学ぶ。エッセン市立交響楽団、フランクフルト放送交響楽団を経て、ケルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者を務めた。日本でもオーボエ奏者の第一人者として知られている。父は名テノール、宮本正。桐朋高校での師は鈴木清三、ドイツでの師はヘルムート・ヴィンシャーマン

日本でのデビューは1972年末に行った、クラリネットの村井祐児その他のグループでの室内楽演奏会。翌1973年夏に初のリサイタルを行い、その後ドイツ在任中も頻繁に日本でのリサイタル、室内楽、ポップ・ライヴなどを続けた。サイトウ・キネン・オーケストラの主要メンバーでもあった。

NHK朝の連続テレビ小説あすか』のテーマ曲「風笛(かざぶえ)」の演奏や、数々のCM曲の演奏、CM出演でも有名。ソニークラシカル他より25枚以上のアルバムをリリースしており、しかもその半分以上は純粋なクラシックではなく、ヒーリングミュージックに近いものであり、他の奏者とは一線を画している。

CMでは、1989年JT(日本たばこ産業)の「ピース・インターナショナル」のイメージキャラクターを務めた。その際、CM曲として「ボヘミアン・ダンス」(原曲は、ドビュッシー「ボヘミア舞曲」)、「メディテイション」(原曲は、マスネタイスの瞑想曲」)の演奏を手掛けた。

2007年3月31日を最後にオーボエ奏者としての活動を終了した。その後、指揮者としての活動などを行っており、2012年4月より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の初代音楽監督に就任する。

ヴァイオリニストの宮本笑里は次女。ヱビスビールのTVCMでは親子共演している。

著書に『オーボエとの時間』(時事通信社ISBN978-4-7887-0758-0)、『疾風怒涛のクラシック』他がある。

CM出演

外部リンク