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2011年6月26日 (日) 11:43時点における版
土族 | |
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総人口 | |
約24.1万人 | |
居住地域 | |
青海省 甘粛省 | |
言語 | |
モングォル語 漢語 | |
宗教 | |
チベット仏教 仏教 道教 シャーマニズム |
トゥ族(中国語:土族、ピンイン:Tǔ Zú)は中国のモンゴル系少数民族。中国政府が認定する民族である。人口の大半は青海省・甘粛省全般に居住している。人口は中国政府が2000年に行った国勢調査で約24.1万人。
言語
トゥ族の言語は文字を持なかったが1979年から漢語のピンイン文字を基にしたラテン文字による表音文字化を進めている。また、トゥ族の約85%はモンゴル系の言語であるモングォル語を使用している。その他には漢語・チベット語などを使用している。
歴史
祖先は7世紀初めから9世紀中頃にチベットで栄えた統一国家の吐蕃に滅ぼされた吐谷渾と伝えられており、モンゴル族・漢族と共に清王朝時代にかけてトゥ族が出来たと伝えられている。
トゥ族は古来モンゴルに居住していた民族である。しかし1227年にチンギス・カン率いるモンゴル帝国が中国西北部に栄えた西夏王朝を征服し、モンゴル帝国領地となった現在の青海省・甘粛省に居住するようになった。また、モンゴル族と識別する為に「ツァハン蒙古爾」と自称した。
1931年(昭和6年)柳条湖事件に端を発した満州事変が勃発し、それに伴い大日本帝国陸軍は満洲全土を占領し、1932年(昭和7年)に満洲国を建国した直後にトゥ族は日本により虐げられたが、その後太平洋戦争終戦後にまた元の生活に従事するようになった。[要出典]
その後トゥ族の人口が減少傾向になり人口が2万人以下に達したが、1949年の中華人民共和国建国時に中国政府による漢民族以外の民族に対する民族識別工作政策を実行した為、人口は急速に増加した。
文化
モンゴルとほぼ一貫した習慣がある。
宗教
チベット仏教を信仰している。その他には道教などを信仰している。仏教寺院や神社のほとんどの僧侶は、シャーマンである。
関連項目