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2011年4月21日 (木) 10:10時点における版

パパパパPUFFY
ジャンル バラエティ
テレビ朝日
演出 西村裕明ほか
出演者 PUFFYほか
製作
プロデューサー 山本たかおほか
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1997年10月1日~2002年3月27日
放送時間#番組概要参照
回数204(レギュラー放送)
公式ウェブサイト

特記事項:
終了後も2度の特別番組を放送。
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パパパパパフィーは、テレビ朝日にて水曜23:15~24:00に放送された番組。1997年10月1日から2002年3月27日(正式な最終回は2002年3月30日放送のスペシャル)まで放送された。司会者はPUFFY。通称「パパパ」

番組概要

当初はPUFFYがゲストを迎えてもてなすという趣旨で、二人の「ユルさ」を以て自由なスタイルで行うスタジオトーク番組であったが、後期はロケ企画が大半を占めた。フジテレビの音楽番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」の出演時、二人が極度の人見知りのためあまりに喋らないことを心配したダウンタウン松本人志が、もし将来番組を持ったらというシミュレーションを行った。その際に思いつきで発したタイトルが、1年と経たずに現実化し、そのまま番組タイトルとして使用された。タイトルを使用するに当たってダウンタウンに挨拶に行った模様が放送され(1997年10月8日放送)、その際に二人は「ごっつええ感じ」のコーナーに出演したが、パパパパパフィーでのスタジオ共演はなかった(ロケでの出演はある)。

スタジオセット

PUFFYの部屋という設定で、PUFFYのCDジャケットのデザインを多く手掛けていたアメリカイラストレーターロドニー・アラン・グリーンブラットによるデザイン。冷蔵庫も設置され、番組中も好きな飲み物を取りに行くことがある。また、ゲストが持ち込んだお土産がセット内に配置された。

番組の特徴

基本的には、スタジオに歌手や俳優、芸人など多様のゲストが登場し、オープニングでゲストとPUFFYで一曲歌い、ロケのVTRを見てトーク、ゲストを喜ばせる企画、という流れである。バラエティー番組にはあまり出演しないアーティストが、PUFFYの自由な言動に困惑しつつ、コントや様々な企画を行うのが見所である。また、二人が行ったVTR企画は、過酷な海外ロケ、海外有名人へのインタビューの他、料理・スポーツ[1]・探検(後述の「ミステリーツアー」や「クエストシリーズ」)[2]・仕事体験など、多岐に及ぶ。

主なキャラクター

  • 吉田正子:吉村由美が扮する占い師として登場。黒衣装と顔を覆う三角頭巾を被り、額に正の字が書かれている。八王子在住であったが王子に引っ越したという設定。
  • 御手洗凪子:大貫亜美が扮する占い師。巫女の格好ながら金髪、英語訛りの日本語を話す。

放送時間

ネオバラ枠で一貫して水曜日に放送された。1997年10月2000年3月は23:25から30分間(大相撲ダイジェスト放送時は休止)だったが、2000年4月2001年9月は23:09から45分間(大相撲ダイジェスト期間中放送は30分間)、2001年10月2002年3月は23:15から、と変遷している(テレビ朝日基準)。特番は曜日に関係なく、ゴールデンタイムでも放送された。

スペシャル放送

  • 1998年1月1日
「97年総集編1時間スペシャル」
  • 1998年3月21日 19時00分~20時54分
「激レア限定盤 2時間スペシャル」
  • 1998年10月9日 19時00分~20時54分
「パパパパパフィー1周年!秋の激レア限定盤 2時間スペシャル」
  • 1998年12月29日 19時00分~20時54分
「年末拡大盤 パパパパパフィーカルトクイズ1時間スペシャル」
  • 1999年4月11日 18時56分~20時56分
「由美ちゃんおめでとう秋の激レア限定盤 2時間生放送スペシャル」
  • 1999年10月11日 20時54分~22時24分
「祝2周年!激レア限定盤 90分スペシャル」
  • 1999年12月29日 16時00分~17時15分
「年末拡大盤 55分スペシャル」
  • 2000年9月30日 18時28分~20時54分
「女だらけの音楽祭! 2時間半スペシャル」
  • 2000年12月29日 22時55分~24時20分
「女だらけの湯けむり忘年会 85分スペシャル」
  • 2001年3月22日 20時54分~22時24分
「女だらけの音楽祭2001・春 90分スペシャル」
  • 2001年8月22日 20時54分~22時24分(レギュラー回にカウント)
「真夏の拡大版 90分スペシャル」
  • 2002年3月31日 19時00分~20時54分
「さよならパパパパパフィー!超豪華保存版 97年10月から4年半…204 回全部見せます!」
  • 2003年12月26日 23時15分~24時40分
「激レア!パパパパパフィー限定復刻盤」
  • 2006年6月24日 24時30分~25時25分
ドスペ2~祝・パフィー10周年!パパパパパフィー復刻盤!」

出演者 

不定期出演

男性

女性

当時、PUFFYがハマっていたが一般的には無名であった芸能人がしばしば出演し、大泉洋ユースケ・サンタマリア及川光博などはこの番組でキャラクターを発揮してその後全国的な知名度を得た。また、まだ人気の出ていなかった鉄拳 (お笑い)はなわなども出演した。番組後期は居候という設定でガレッジセール、はしのえみ等が登場して企画の進行や参加をしていた。

ナレーター

スタジオセット内の住人という設定でパペットがいくつか存在し、ナレーションの声のみで企画説明や進行を行う。
ロケVTRの説明を主にマフィーが担当するため、二人が説明を省略して「マフィーちゃんよろしく」と振ったり、声真似をすることがしばしばある。

放送リスト

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

主なロケ企画

○○クエスト、○○ミステリーツアー(○○には毎回、開催地名、テーマが入る)
ゲストを交えて、亜美チームと由美チームに分かれて対決。出題された暗号を解いたりクイズに答えながらエリア内を廻って、相手チームより先にゴールに到達したチームの勝利。
ボウリング対決
数チームに分かれて対決。基本的にはスコアを争うが、途中で賞品獲得ピンや、相手の獲得した賞品を横取りできるピンが登場する等、『100万円クイズハンター』の要素も。
グルメオークションツアー
PUFFYにゲストを交えた数名が参加。グルメの名店を廻りながら、各店の料理に入札をして、料理獲得を目指す。最初に予め1万円が各自に手渡された状態で、登場した料理に対して手持ちのお金の範囲内で入札を行う。各料理には落札出来る人数が設定されており、入札金額の多かった人から順番に設定人数分だけ料理を食べられるが、料理を獲得出来た・出来なかったに関わらず、入札したお金は没収される。各店、何品登場するのかは伏せられている。
ビジュアル系だらけの大運動会
特番時の恒例企画。有名無名問わずあらゆるビジュアル系バンドのメンバーを従えて、亜美チーム対由美チームで競技を行う。

番組の終焉とその後

フジテレビ系の水曜バラパラを低迷に追い込んでいたが、「ココリコミラクルタイプ」が始まったと同時に視聴率が互角になり、「ミラクルタイプ」がリニューアルしたと同時に視聴率も逆転され低迷。番組後期にはネタ切れ感もあり、次のステップに進もうとしていたPUFFYサイドの思惑も相まって、「ミラクルタイプ」が「水10!」枠に昇格と同時に終了した。[24]デビュー間もないアーティストが冠番組を持つ事自体、非常に稀なケースであり、それが4年半も続いたのは異例であった。その空気感やジャンルにとらわれないスタイルは、現在もテレビ朝日で放映中の「『ぷっ』すま」や「アメトーーク!」に受け継がれている。(当番組開始の一年後「『ぷっ』すま」が放送開始。当番組終了の半年後「アメトーーク!」のプロトタイプが放送開始。)

なお、2003年12月16日に「激レア復刻盤」のスペシャルとして1夜だけ復活した。2006年6月24日には「ドスペ2」枠でPUFFY10周年と題して再び1夜限りの復活放送がなされた。 2006年7月5日からは10周年記念を題して、Hi Hi PUFFY部がスタート。(テレビ朝日・NCCのみのローカル番組・水曜深夜1:21~1:51)

2011年1月3日、ネオバラレジェンド枠で再放送された。放送されたのは#119(2000/06/28)。

脚注

  1. ^ 基本的に吉村が優位なため、二人の対決よりチーム対決が多い。
  2. ^ 二人の対決であるため、容赦ない騙し合い、奪い合いで罵倒しあうが、ゴール後は一緒になってスタッフへ文句を言うのが慣例。
  3. ^ トータス松本がPUFFYにヒゲのOL薮内笹子を紹介した放送後、問い合わせが殺到し、しりあがり寿が大ブレイクした。
  4. ^ 同時期に放送開始したテレビ朝日深夜番組ぷらちなロンドンブーツ」とコラボレーションし、VTRの前後半を各番組で放送した。
  5. ^ 大貫が鬼平犯科帳の大ファンである。
  6. ^ 来日中のエアロスミス横浜アリーナでのコンサートにて、大貫がタイラーに衣装を届けるために舞台に上がった。
  7. ^ 森高が平気で激辛カレーを平らげたのがきっかけで番組内で激辛ブームが起こった。
  8. ^ 大貫は小学生の頃2年間ソウルに住んでいた。
  9. ^ 当初はロケの予定であったが現地であまりにPUFFYが人気のため急遽ホテル内での企画となった。
  10. ^ 敗者の罰ゲームとして、広島のコンサートで大貫が「モミジマンジュウ」のギャグをやらされた(ライブビデオに収録)。
  11. ^ 富士急ハイランドのコニファーフォレストにて行われた野外ライブ。13000人を集めた。翌年も開催。
  12. ^ この時の「PUFFYの映画を撮る」という約束が未だ果たされていないことが2005年の「僕らの音楽」の対談で明かされた。
  13. ^ 大運動会の罰ゲーム。
  14. ^ 前回クエストの罰ゲーム。
  15. ^ 大泉洋は「北海道の大スター」としていつもジャージ姿で登場していた。ジャージは大泉が出演する『水曜どうでしょう』内では「正装」だが、当時、同番組は全国的に知られていないためPUFFYに理解されず、毎回進行にテンパる大泉を二人が罵倒するのが恒例。
  16. ^ 正月放送のボウリング対決の罰ゲーム。
  17. ^ 番組プロデューサーの自宅。
  18. ^ アメリカのテキサス州で開催された「SXSW」に出演した模様が放送され、後のPUFFYの全米進出に影響を与えることとなった。
  19. ^ ボウリング対決の罰ゲームでKiroroが一日AD。
  20. ^ 前回出演時の対決に敗れた罰ゲーム。
  21. ^ PUFFYの事務所の後輩である彼らを「おケミ」と呼んだことから現在でもファンの間でこの呼名が使われる。
  22. ^ 大貫が左足靭帯断裂により3週間松葉杖で出演。
  23. ^ 新曲「ハリケーン」のバックダンサーを募りオーディションを行った。ダンサーらはPVにも出演した。
  24. ^ 筑紫哲也 NEWS23の裏番組であり、2005年、「金曜深夜便」というコーナーに出演し、全米進出成功のインタビューを受けた。

書籍

  • パパパパPUFFY - 角川書店(1998/06)
  • パパパパPUFFY〈2〉まさかの2冊目できました - 角川書店 (1998/12)
  • パパパパPUFFY〈3〉- 角川書店 (1999/09)

スタッフ

  • 構成 : そーたに、うどん熊奴(『小山薫堂』の変名)、町山広美、島津秀泰
  • TD : 小林俊明、大島秀一
  • CAM : 説田比登志、浅川英俊
  • VE : 小野真介、小山恭司
  • 音声 : 井上哲、桂川英樹
  • 照明 : 高橋孝男、阿部勝則(共立
  • PA : 田村智宏・横張史靖(ロッコウ・プロモーション)
  • ロケCAM : 中島浩司スウィッシュ・ジャパン
  • ロケ音声 : 後藤龍幸(スウィッシュ・ジャパン)
  • 美術 : 石上久
  • セットデザイン : 市川亜矢子、出口智浩
  • 美術進行 : 原澤太郎・遠藤ゆか(テレビ朝日クリエイト
  • 大道具 : 鈴木敦、小塚信人
  • 小道具 : 白鳥恭司、塚谷将朗
  • 電飾 : 大桃昇、松村真一
  • 人形装飾 : 光子館
  • CG : 横井勝、山崎一正(テレビ朝日クリエイト)
  • タイトル : 宍戸淳一(リトルベア)
  • ヘアメイク : 坪井清人 (現在フォトグラファー・フォトテキスタイルデザイナー) 、板倉タクマ、村端ジン
  • VTR編集 : 明官充・荻野朗・鼻岡規夫・吉田和佳子(VPN
  • MA : 萩原佳和(VPN)
  • 音効 : 波多野精二(CUBIC
  • TK : 船木玉緒
  • 制作 : 粟井淳、辻仁史、船引貴史、三木敬文、長嶋妙子
  • アシスタントプロデューサー : ジョン河口(『河口勇治』の変名)、中貞人
  • ディレクター : 西村裕明、金丸貴文、本部純、木山亨、菅間和彦、中島太一
  • 演出(レギュラー末期は監修) : 伊東寛晃
  • プロデューサー : 山本たかお
  • 制作著作 : テレビ朝日
テレビ朝日系列 水曜23:15枠(ネオバラエティ水曜日)
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パパパパパフィー