「ザ・ギャンブラー (テレビ映画)」の版間の差分

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1906年、賭博が[[違法]]化されてから3週間後、バーガンディ・ジョーンズ(マッキンタイア)は、サンフランシスコで行われる最後のポーカートーナメントに、ブレイディが、謎の特別ゲストと共に無事に到着することをひたすら願っていた。
1906年、賭博が[[違法]]化されてから3週間後、バーガンディ・ジョーンズ(マッキンタイア)は、サンフランシスコで行われる最後のポーカートーナメントに、ブレイディが、謎の特別ゲストと共に無事に到着することをひたすら願っていた。


この中では、往年のテレビ[[西部劇]]OBたちが、その当時の役に扮して次々と登場する。[[バット・マスターソン]]を演じる[[ジーン・バリー]]、[[保安官ワイアット・アープ|ワイアット・アープ]]の[[ヒュー・オブライエン]]、[[バート・マーヴェリック]]の[[ジャック・ケリー]]、[[シャイアン]]の[[クリント・ウォーカー]]、[[カンフー]]の[[デビッド・キャラダイン]]、[[ライフルマン]]の[[チャック・コナーズ]]、[[ウエスターナー]]の[[ブライアン・キース]]、[[バージニアン]]に出演した[[ジェームズ・ドゥーリー]]と[[ダグ・マクルーア]]、[[ローハイド]]の[[ポール・ブラインガー]]などなどである。それぞれの番組の主人公が出てくるたびに、当該番組のテーマがバックに流れた。[[セオドア・ルーズベルト|セオドア・ルーズベルト大統領]]役の[[クロード・エイキンス]]を始め、この映画の登場人物は、ポーカーの席でブレイデイと出くわすことに胸を躍らせていた。
この中では、往年のテレビ[[西部劇]]OBたちが、その当時の役に扮して次々と登場する。[[バット・マスターソン]]を演じる[[ジーン・バリー]]、[[保安官ワイアット・アープ|ワイアット・アープ]]の[[ヒュー・オブライエン]]、[[バート・マーヴェリック]]の[[ジャック・ケリー]]、[[シャイアン]]の[[クリント・ウォーカー]]、[[燃えよ! カンフー]]の[[デビッド・キャラダイン]]、[[ライフルマン]]の[[チャック・コナーズ]]、[[ウエスターナー]]の[[ブライアン・キース]]、[[バージニアン]]に出演した[[ジェームズ・ドゥーリー]]と[[ダグ・マクルーア]]、[[ローハイド]]の[[ポール・ブラインガー]]などなどである。それぞれの番組の主人公が出てくるたびに、当該番組のテーマがバックに流れた。[[セオドア・ルーズベルト|セオドア・ルーズベルト大統領]]役の[[クロード・エイキンス]]を始め、この映画の登場人物は、ポーカーの席でブレイデイと出くわすことに胸を躍らせていた。


==ギャンブラーⅤ プレイング・フォー・キープス(1994)==
==ギャンブラーⅤ プレイング・フォー・キープス(1994)==

2011年4月9日 (土) 09:04時点における版

ザ・ギャンブラーは、アメリカテレビ映画のシリーズである。ケニー・ロジャースが、主役の賭博師ブレイディ・ホークを演じた。タイトルは、ロジャースのヒット曲である『ザ・ギャンブラー』にちなんでいる。このシリーズでは5つの作品が製作され、最後の作品がジャック・ベンダー監督であるのを除けば、すべてディック・ロウリーの監督作品である。

ケニー・ロジャース・アズ・ザ・ギャンブラー(1980)

シリーズ第1作は1980年4月8日に放送された。視聴率も高く、かなりの成功を収めた作品で、結果として多くの続編が放送されることになった。エディー賞受賞、そしてエミー賞2部門(撮影賞と編集賞)にノミネートされている。

ケニー・ロジャース演じるブレイディ・ホークスは、名ばかりの賭博師であり、手紙をもらうまで存在すら知らなかった、小さな息子、ジェレミアに会いに旅に出る。その旅の途中でビリー・モンタナ(道中で何かとブレイディの役に立とうとする)に会い、友達になる。ビリーは自分を、一人前のプロのポーカー・プレイヤーだと思い込んでおり、ユマまでの列車の中で、いかさまをやろうとしてミスをしたり、如才なく振舞おうとしてしくじったりするが、ブレイディは、品行方正に振舞う。また、2人はゲームでトラブルに巻き込まれた娼婦のジェニー・リードを助ける。最後に、ブレイディは、息子ジェレミアの継父と出会うことになる。

荒野のギャンブラーⅡ(1983)

(邦題 『荒野のギャンブラーⅡ』[1]原題Kenny Rogers as The Gambler: The Adventure Continues )ケニー・ロジャース主演の第2作。1983年の11月28日と29日に放送された。第1作よりも視聴率が高く、エミー賞2部門(音声編集とミキシング)にノミネートされた。

ビリー・モンタナ、ブレイディ、そして息子のジェレミアは、サンフランシスコで行われた賭博イベントに出かけるが、途中で極悪ギャングのマッコート一味に出くわす。彼らは列車を強制的に止め、ジェレミアを人質にとって100万ドルの身代金を要求する。ブレイディとビリーは、まずジェレミアを取り戻すべきだと決断し、リンダ・エヴァンズ扮する、西部一の早打ち女性ハンターにして、寛大なる精神の持ち主であるケイト・ムルドゥーンの助けを得て、ジェレミア救出に乗り出す。

ケニー・ロジャース・アズ・ザ・ギャンブラー パートⅢ ザ・レジェンド・コンティニューズ (1987)

第3作は1987年の11月22日に放送された。 この回では、ブレイディとビリーが、スー族のインディアンを、政府と牛泥棒から守る設定である。

ザ・ギャンブラー・リターンズ ザ・ラック・オブ・ドロー(1991)

第4作はケニー・ロジャースがリーバ・マッキンタイアと共演した作品で、ザ・ラック・オブ・ドロー(運頼み)のサブタイトル通り、ブレイディの「賭博師」としてのキャラクターがよみがえる。1991年11月3日にNBCで放送され、エミー賞の衣装デザイン部門にノミネートされた。

1906年、賭博が違法化されてから3週間後、バーガンディ・ジョーンズ(マッキンタイア)は、サンフランシスコで行われる最後のポーカートーナメントに、ブレイディが、謎の特別ゲストと共に無事に到着することをひたすら願っていた。

この中では、往年のテレビ西部劇OBたちが、その当時の役に扮して次々と登場する。バット・マスターソンを演じるジーン・バリーワイアット・アープヒュー・オブライエンバート・マーヴェリックジャック・ケリーシャイアンクリント・ウォーカー燃えよ! カンフーデビッド・キャラダインライフルマンチャック・コナーズウエスターナーブライアン・キースバージニアンに出演したジェームズ・ドゥーリーダグ・マクルーアローハイドポール・ブラインガーなどなどである。それぞれの番組の主人公が出てくるたびに、当該番組のテーマがバックに流れた。セオドア・ルーズベルト大統領役のクロード・エイキンスを始め、この映画の登場人物は、ポーカーの席でブレイデイと出くわすことに胸を躍らせていた。

ギャンブラーⅤ プレイング・フォー・キープス(1994)

シリーズ第5作。ブレイディの息子、ジェレミアはアウトローブッチ・キャシディサンダンス・キッドの仲間となる。ブレイディは、ジェレミアが投獄されたり、最悪の事態に陥ったりするのを未然に防ごうと、息子の救出に向かう。

第6作について

2011年3月15日、ケニー・ロジャースはジミー・ファロンの番組で、もし新しいシリーズが作られたら、出演したいかと尋ねられた。ロジャースは、自分のの状態が悪いのでそれは難しいだろう、と言いつつも、もし新作に出るのであれば、その冒頭シーンは撃ち合いにしてほしいとも言った。自らの膝の不調を、撃ち合いによる負傷と言う設定にしたいのかもしれない。

脚注

  1. ^ TVM 荒野のギャンブラー Ⅱ - allcinema