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2011年4月4日 (月) 09:56時点における版
恒等式(こうとうしき、<em lang="en">identity)とは、等式すなわち等号 (=) を含む数式であって、そこに現れるあらゆる変数がどのような値にあっても、常に等号で結ばれた左右二つの数式の "値" が等しいもののことを言う。
重要な恒等式の中には、公式と呼ばれて知られているものも多く存在する。オイラーの公式などはその一例である。
例
- 次の式は x, y について恒等式である。
- (1) が(少なくとも 3 つの値をとるような変数)x について恒等式であるとき、(2) が成立する
- … (1),
- … (2).
- 三角関数は次のような恒等式で結ばれている。
- 1 = 1 はあらゆる変数に関する恒等式である。
- 数の 2 は恒等式 2 = 1 + 1 によって定義される自然数である。ただし、右辺は「自然数 1 の次の数(後継 successor)である自然数」の意。