「オール・タイム・ロウ」の版間の差分
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|2005年7月19日 |
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|<center>[[ホープレス・レコード|ホープレス]]</center> |
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|<center>62位</center> |
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|2009年7月7日 |
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|''Nothing Personal'' |
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|<center>ホープレス</center> |
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|<center>4位</center> |
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|(2011年予定) |
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|''Dirty Work'' |
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|<center>[[インタースコープ・レコード|インタースコープ]]</center> |
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|<center>未発表</center> |
|<center>未発表</center> |
2011年3月17日 (木) 01:00時点における版
All Time Low | |
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(左から)ザック、アレックス、ライアン、ジャック | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 メリーランド州ボルチモア |
ジャンル |
ポップ・パンク パワー・ポップ |
活動期間 | 2003年 - 現在 |
レーベル |
インタースコープ ホープレス KICK ROCK MUSIC ハウリング・ブル |
公式サイト | AllTimeLow.com |
メンバー |
アレックス・ガスカース ジャック・バラカット ザック・メリック ライアン・ドーソン |
オール・タイム・ロウ (All Time Low) は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のポップ・パンクバンドである。
サウンド的にはグリーン・デイやブリンク 182からの影響が感じられる典型的な青春ポップ・パンクであるが、そのとびきりキャッチーなメロディー、高いパフォーマンス性、端正なルックスなどに全米から注目が集まり、インディーズアーティストながら着実にファンを増やしていった。その結果、アメリカの大手音楽雑誌『オルタナティブ・プレス』にて「Magazine's Band of the Year 2008」に選出された。
3rdアルバム Nothing Personal は、全米アルバムチャートにて初登場4位を記録した。
メンバー
- アレックス・ガスカース (Alex Gaskarth)
- ボーカル、ギター担当。1987年12月14日生まれ。2003年に入学したデュラニー高校時代に現在のメンバーと出会い、オール・タイム・ロウを結成。その後の2006年に同高校を卒業し、本格的にバンド活動を始めるようになる。
- ジャック・バラカット (Jack Barakat)
- ギター担当。1988年6月19日生まれ。
- ザック・メリック (Zack Merrick)
- ベース担当。1988年4月21日生まれ。
- ライアン・ドーソン (Rian Dawson)
- ドラム担当。1987年12月28日生まれ。
略歴
結成
2003年に、アレックス・ガスカースとジャック・バラカットを中心に結成。バンド名はニュー・ファウンド・グローリーの "Head On Collision" という楽曲の歌詞から取り「All Time Low」と名付けられた。結成時は主にブリンク 182のカバーを行っていた。バンド結成当初は全員が高校生だったため、移動に長期間を要する大規模なライブは学校が休みの期間に行われていた。
インディーズレーベルでの活動
2004年にインディーズのエメラルドムーン・レコードから、1stEP 『The Three Words to Remember in Dealing with the End』でデビューし、2005年には1stアルバム The Party Scene をリリースした。
2006年、大手インディーズのホープレス・レコードに移籍し、2006年7月25日に2ndEP "Put Up or Shut Up" をリリース(この時メンバー全員がまだ高校生だったが、リリース直後に卒業している)。インディーズアルバムチャートにて20位を記録した。
2007年9月25日に、2ndアルバム『So Wrong, It's Right』をリリースし、全米アルバムチャートにて62位を記録。全世界で30万枚以上を売り上げている[1]。このアルバムからの2ndシングル "Dear Maria, Count Me In" は、彼等の地元のストリッパーについて書かれた楽曲で[2]、曲名にもあるマリア(Maria)はそのストリッパーの名前である。この楽曲は全米ポップシングルチャートにて最高86位を記録し、彼等の代表曲として人気が高い。
その後も彼等の人気は上がり続け、アメリカ最大のロック専門雑誌『オルタナティブ・プレス』の「Band of the Year 2008」に選出された。
2009年7月7日、3rdアルバム『Nothing Personal』をリリース。全米アルバムチャートにて初登場4位を記録した。このアルバムは、マット・スクワイア[3]や、ブッチ・ウォーカーら大物プロデューサーを複数起用した大作となっている。このアルバムからの1stシングルは "Weightless"。
2009年10月から12月までは、ヘッドライナーとしてウィー・ザ・キングスやヘイ・マンデーなどと共に、大規模な全米ツアー「The Glamour Kills Tour」も行っている。
メジャーレーベルでの活動
2009年11月、メジャーレーベルのインタースコープ・レコードへと移籍し、次回からのニューアルバムはここからのリリースとなる[4]。
2010年公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド』のサウンドトラック『オールモスト・アリス』に"Painting Flowers"という楽曲を提供している。2010年5月には、初ライブアルバム『Straight to Dvd』をリリースした。これには、ライブ映像の一部始終を収録したDVDも付属されており、日本国内盤がKICK ROCK MUSICからリリースされた。8月にはサマーソニックに出演するため[5]、来日した。
2011年3月に予定されていたアルバム『Dirty Work』は3月ではなく、夏までに出したいとボーカルのアレックスが発言している。
音楽性
メンバーの多くがポップ・パンクバンド、その中でもブリンク 182からの影響が強く、1stアルバム The Party Scene から2ndアルバム So Wrong, It's Right までの間は、正に純粋な直球ポップパンク・サウンドとなっている。しかし、3rdアルバム Nothing Personal 以降は、オルタナティブ・ロックやエレクトロニカを部分的に取り入れた実験的なサウンドも増えており、以前よりも時代の流行をある程度意識した作品となった。また、『オールモスト・アリス』では、彼等の新境地とも呼べる壮大なロックバラード "Painting Flowers" が聴くことができるが、彼らの普段の音楽性からは大きくかけ離れたものとなっている。
ディスコグラフィー
アルバム
発売日 | アルバム名 | 販売レーベル | 全米ビルボードアルバムチャート最高位 | ゴールドなど認定 |
---|---|---|---|---|
2005年7月19日 | The Party Scene | |||
2007年9月25日 | So Wrong, It's Right | |||
2009年7月7日 | Nothing Personal | |||
(2011年予定) | Dirty Work |
シングル
発表 | 曲名 | チャート最高位 | 収録アルバム | |
---|---|---|---|---|
Hot 100 | Pop 100 | |||
2005年 | "Circles" | - | - | The Party Scene |
2006年 | "The Girl's a Straight-Up Hustler" | - | - | |
"Coffee Shop Soundtrack" | - | - | Put Up or Shut Up | |
2007年 | "Six Feet Under the Stars" | - | - | So Wrong, It's Right |
2008年 | "Dear Maria, Count Me In" | - | 86 | |
"Poppin' Champagne" | - | - | ||
2009年 | "Weightless" | 104 | - | Nothing Personal |
"Damned If I Do Ya (Damned If I Don't)" | 67 | - | ||
2010年 | "Lost in Stereo" | - | - | |
2011年 | "I Feel Like Dancing" | - | - | Dirty Work |
EP
- The Three Words to Remember in Dealing with the End (2004年)
- Put Up or Shut Up (2006年)
- Monster In Me (2011年予定)
ライブアルバム
- MTV Unplugged (アコースティック・ミニライブアルバム。CD/DVD2枚組み。CDには6曲。DVDにはそれらの演奏風景と、オフショットを収録している。2009年12月23日発売)
- Straight to Dvd (初のフルライブアルバム。CD/DVD2枚組み。CDには15曲。DVDには70分に及ぶライブ映像と、オフショットを収録している。2010年5月25日発売)