「平久保半島」の版間の差分
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平久保半島の最もくびれた辺りは「ふなくやー(船越)」と呼ばれている。太平洋側の長田浜と東シナ海側の伊原間湾の距離はわずか300mほどで、かつては航海の際にわざわざ平久保半島を迂回するよりも船を担いで陸上を越えた方が速かったためこの名が付いた。[[明和の大津波]]の際、船越は平坦な地形が災いして全集落流失の被害に遭った。その翌年に[[黒島 (沖縄県竹富町)|黒島]]から167人が移住して来てもとの集落から少し離れた場所を開拓した。 |
平久保半島の最もくびれた辺りは「ふなくやー(船越)」と呼ばれている。太平洋側の長田浜と東シナ海側の伊原間湾の距離はわずか300mほどで、かつては航海の際にわざわざ平久保半島を迂回するよりも船を担いで陸上を越えた方が速かったためこの名が付いた。[[明和の大津波]]の際、船越は平坦な地形が災いして全集落流失の被害に遭った。その翌年に[[黒島 (沖縄県竹富町)|黒島]]から167人が移住して来てもとの集落から少し離れた場所を開拓した。 |
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半島の先端には、約400m離れて[[大地離島]]という無人の小島が |
半島の先端には、約400m離れて[[大地離島]]という無人の小島が存在する。 |
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== 地理 == |
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2011年2月20日 (日) 08:17時点における版
平久保半島(ひらくぼはんとう)は、八重山諸島の主島である石垣島の北東部から長く突き出した半島。面積は約50平方km。半島の西側の海は東シナ海、東側の海は太平洋である。
概要
基点は伊原間。半島の東側は山岳で西側が平坦であるため、集落は主に西側に位置している。
平久保半島の最もくびれた辺りは「ふなくやー(船越)」と呼ばれている。太平洋側の長田浜と東シナ海側の伊原間湾の距離はわずか300mほどで、かつては航海の際にわざわざ平久保半島を迂回するよりも船を担いで陸上を越えた方が速かったためこの名が付いた。明和の大津波の際、船越は平坦な地形が災いして全集落流失の被害に遭った。その翌年に黒島から167人が移住して来てもとの集落から少し離れた場所を開拓した。
半島の先端には、約400m離れて大地離島という無人の小島が存在する。
地理
山岳
北から
- 山当山(246.9m)
- 安良岳(366.0m)
- 久宇良岳(254.8m)
- はんな岳(238.9m)
海岸
- 地崎
- 平久保崎
- 浦崎
- 岩崎
- 安良崎
- ダテフ崎
- 北の崎
- トムル崎
河川
- 平久保川
- 嘉良川
集落
- 字平久保
- 平野
- 吉野
- 平久保
- 久宇良
- 字伊原間
- 伊原間
- 明石
教育
いずれも石垣市立
- 平久保小学校
- 明石小学校
- 伊原間中学校
交通
東運輸の定期路線バスが運行されている。 同社のバス停は、南から以下の通り。
- 船越
- 伊原間
- 明石
- 久宇良
- 吉野
- 平久保
- 平野