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| 「アイアン・ジャイアント」デザイン = [[ジョー・ジョンストン]]
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[[テッド・ヒューズ]]の執筆した『[[アイアン・マン-鉄の巨人-]]』が原作となっている。『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。
[[テッド・ヒューズ]]の執筆した『[[アイアン・マン-鉄の巨人-]]』が原作となっている。『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。


アメリカでの興行収入は制作費の4分の1に過ぎず、{{要出典範囲|日本での公開が未定とされていた。しかしネットでの公開推進運動が巻き起こった結果、日本でも公開が実現した([[ワーナー・マイカル・シネマズ|ワーナーマイカル系列]]の映画館のみ)。|date=2010年1月}}公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。
アメリカでの興行収入は制作費の4分の1に過ぎず、{{要出典範囲|日本での公開が未定とされていた。しかしネットでの公開推進運動が巻き起こった結果、日本でも[[ワーナー・マイカル・シネマズ|ワーナーマイカル系列]]の映画館で公開が実現した。|date=2010年1月}}公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。


[[Yahoo!]]の映画レビューの投稿数がわずかずつではあるが増え続けており、さらに最高5点の平均数において常に4.5点以上を維持している、数少ない作品のひとつとなっている。
[[Yahoo!]]の映画レビューの投稿数が<!--わずかずつではあるが-->増え続けており、さらに最高5点の常に4.5点以上の平均点数を維持している、数少ない作品のひとつとなっている。


1999年の[[アニー賞]]では、全10部門中9部門を受賞。さらに同年の[[ロサンゼルス映画批評家協会賞]](第25回)ではアニメーション賞も受賞している。
1999年の[[アニー賞]]では、全10部門中9部門を受賞。さらに同年の第25回[[ロサンゼルス映画批評家協会賞]]ではアニメーション賞も受賞している。


この作品の後、監督の[[ブラッド・バード]]は[[ピクサー]]へ移り、『[[Mr.インクレディブル]]』、『[[レミーのおいしいレストラン]]』の監督を務めた。
この作品の後、監督の[[ブラッド・バード]]は[[ピクサー]]へ移り、『[[Mr.インクレディブル]]』、『[[レミーのおいしいレストラン]]』の監督を務めた。
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:心優しい謎のロボット。どこから何をしに来たのか、自身もわかっていない。自己再生機能を有しており、バラバラになっても修復が可能。鉄が好物。
:心優しい謎のロボット。どこから何をしに来たのか、自身もわかっていない。自己再生機能を有しており、バラバラになっても修復が可能。鉄が好物。
<!--:ホーガースから、言葉と共に「殺しはいけない」「銃は殺す武器」「魂は死なない」といった考えを教育される。また、スーパーマンの話を聞き、これに憧れる。ハンターに殺された鹿と、その側に落ちていた銃を見たとき、心に奥底に眠る何かが蠢く。
<!--:ホーガースから、言葉と共に「殺しはいけない」「銃は殺す武器」「魂は死なない」といった考えを教育される。また、スーパーマンの話を聞き、これに憧れる。ハンターに殺された鹿と、その側に落ちていた銃を見たとき、心に奥底に眠る何かが蠢く。
:スクラップ場のディーンも友人と認識し、ディーンのアート製作を手伝う。ホーガースが突きつけたおもちゃの銃を見たとき、目の光が赤に変わり、無意識に鉄をも溶かすビームを発射。ディーンの「あいつは動く銃だ」という言葉にショックを受け、スクラップ場から逃走する。子供の救助とホーガースの訴えにより町の人々に受け入れられるも、軍隊から攻撃される。空を飛んで逃げるが撃墜され、側で気絶しているホーガースを「死んだ」と思い込んだ彼は自らの能力を解放、暴走する。-->
:スクラップ場のディーンも友人と認識し、ディーンのアート製作を手伝う。ホーガースが突きつけたおもちゃの銃を見たとき、目の光が赤に変わり、無意識に鉄をも溶かすビームを発射。ディーンの「あいつは動く銃だ」という言葉にショックを受け、スクラップ場から逃走する。子供の救助とホーガースの訴えにより町の人々に受け入れられるも、軍隊から攻撃される。空を飛んで逃げるが撃墜され、側で気絶しているホーガースを「死んだ」と思い込んだ彼は自らの能力を解放、暴走する。-->
;アニー・ヒューズ
;アニー・ヒューズ
:声 - [[ジェニファー・アニストン]]/日 - [[日高のり子]]
:声 - [[ジェニファー・アニストン]]/日 - [[日高のり子]]

2011年2月3日 (木) 14:54時点における版

アイアン・ジャイアント
The Iron Giant
監督 ブラッド・バード
脚本 ティム・マッカンリーズ
製作 アリソン・アーバーテ
デス・マカナフ
製作総指揮 ピート・タウンゼンド
出演者 ジェニファー・アニストン
ハリー・コニック・Jr.
ヴィン・ディーゼル
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 スティーブン・ウィルズバック
配給 ワーナー・ブラザース
公開 日本の旗2000年4月15日
アメリカ合衆国の旗1999年8月6日
上映時間 86分
製作国 アメリカ
言語 英語
製作費 4800万ドル
テンプレートを表示

アイアン・ジャイアント』(The Iron Giant)は、ブラッド・バードが監督を務めた、ワーナー・ブラザースによる長編アニメーション映画。日本では2000年7月20日にDVDが発売され、その後もスペシャル・エディションや廉価版が発売されている。

作品概要

テッド・ヒューズの執筆した『アイアン・マン-鉄の巨人-』が原作となっている。『アイアン・マン』では鉄の巨人が正義の味方として扱われているが、映画のアイアン・ジャイアントは少年との友情を育む一方で、大人達の疑念に追い込まれていく。

アメリカでの興行収入は制作費の4分の1に過ぎず、日本での公開が未定とされていた。しかしネットでの公開推進運動が巻き起こった結果、日本でもワーナーマイカル系列の映画館で公開が実現した。[要出典]公開時のパンフレットには、絵本のように丁寧な装丁が施されていた。

Yahoo!の映画レビューの投稿数が増え続けており、さらに最高5点の評点で常に4.5点以上の平均点数を維持している、数少ない作品のひとつとなっている。

1999年のアニー賞では、全10部門中9部門を受賞。さらに同年の第25回ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメーション賞も受賞している。

この作品の後、監督のブラッド・バードピクサーへ移り、『Mr.インクレディブル』、『レミーのおいしいレストラン』の監督を務めた。

あらすじ

ソビエト連邦からスプートニク1号が打ち上げられた1957年、アメリカはメイン州の沖合い。嵐に遭遇した漁師は、巨大な流星と不自然な二条の光線、そして巨大な影を目撃する。

数日後、少年ホーガースは、電線に絡まった巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを助け、すぐに仲良くなった。

誰からも見つからぬよう過ごしていた彼らだが、ある日、アイアン・ジャイアントの存在を探ろうと捜査官のマンズリーが現れる。

キャラクターと声の出演

ホーガース・ヒューズ
- イーライ・マリエンタール/日 - 進藤一宏
メイン州の郊外のロックウェルで生まれ育った元気な少年。漫画のスーパーマンに憧れる。
アイアン・ジャイアント
声 - ヴィン・ディーゼル/日 - 郷里大輔
心優しい謎のロボット。どこから何をしに来たのか、自身もわかっていない。自己再生機能を有しており、バラバラになっても修復が可能。鉄が好物。
アニー・ヒューズ
声 - ジェニファー・アニストン/日 - 日高のり子
ホーガースの母親。夫を朝鮮戦争で亡くしている(パンフレットより)。
ディーン・マッコーピン
声 - ハリー・コニック・Jr/日 - 井上和彦
スクラップ場のオーナー。くず鉄からアートを作る、一見変人の「自称」芸術家。彼の台詞「なりたい自分になればいい」は、作中で度々語られるキーワードとなっている。
ケント・マンズリー
声 - クリストファー・マクドナルド/日 - 大塚芳忠
アイアンに固執する捜査官。「空から来るものはすべて敵のソ連からの兵器だ」という先入観に凝り固まり、目的のためには後先考えずに行動する男。

その他

2000年に日本のファッションブランドMARS SIXTEENが多数のオフィシャルグッズをリリースし、話題となった。[要出典]

関連項目

外部リンク

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